メランコリア

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「花咲か爺さんの灰の謎」@ビッグイシュー

2020-12-21 16:16:47 | 
【THE BIG ISSUE VOL.393】

「オフグリッドな暮らし」@ビッグイシュー


【内容抜粋メモ】

池内了の市民科学メガネ

「花咲か爺さん」の花を咲かせる灰は本当にあるのでしょうか?

まずどんな枯れ木だったのか

冬の桜の立ち木のように春が来るの待ってる木がある
それには花芽に開花を促す
何らかの物質が含まれていたと考えてはどうか

絵本では桜が多く描かれているが
花咲か爺さんがどんな木に灰をまいたかは謎


その灰の候補になるかもしれない
花芽の形成を促すホルモン
日本の研究者によって見つけられた

イネ、キク、じゃがいも、玉ねぎなどを
生育させるのにも寄与している


植物が季節を知り、花を咲かせるのは
日朝時間を生物時計で測っているため

それを測定しているのが葉であることが実験で示されたのは30年代

アサガオは葉を全部切り取ると花をつけないが
わずか1平方センチの葉を残しておくだけで花芽がつく


仮想的ホルモンは1937年に「フロリゲン」と名付けられ
ずっと探し求められたが一向に見つからない

日本の研究者が発見したのは
フロリゲン仮説が提案されてから70年後だった

フロリゲンは単に花を咲かせるだけでなく
茎塊の栄養成長を促す働きもある

撒けば花が咲くというわけにはいかない
それはそれでいいのかもしれない

年中桜が咲いているのは想像したくありませんから









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