1975年初版 鈴木武樹/訳 和田誠/画
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
軽い文章でスピーディーにアクション活劇が展開していく様は
スラップスティックコメディ映画みたい
アガトン=サックスは何か国語も操り、腹話術も使い
日本の柔術の心得もある(ホームズ、明智小五郎とも似てるな
口ぐせは「べらぼうな話だ!」
愛犬ダックスフントをいつも連れて歩いている
事件解決に協力するというよりは、大事な場面で吠えたりして
かえって邪魔してる感じ
日本では本書が初めての翻訳だそうだが
世界では有名な探偵の一人らしい
イラストは和田誠さん
【内容抜粋メモ】
登場人物
アガトン=サックス スウェーデンで一番小さな新聞『ビュケピングポスト』の編集長
ダックスフントのティッキー
ティルダ叔母
■アガトン=サックス、にせ札づくり団の巻
アガトン=サックスの車両に男が2人乗ってきて
ものすごい高額の賭けトランプを始めて
新聞で読んだ盗賊団ではないかと疑う
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彼らがニンニクを食べはじめて、臭いに耐えられず
アガトン=サックスは世界で一番強いパイプタバコを吸い始める
男たちはガマンできず、アガトン=サックスを殺してしまおうと
スコットランドで数十人しか話せないグレール語で話す
男たちはマシビチュイイ駅でふいに汽車を降りる
座席にトランプが落ちていた そこには
「プリンス公園」と日時が書かれていた
ブロスニアで70億ものにせ札がばらまかれたため、国が財政破綻に追い込まれ
にせ札の入ったカバンがマシビチュイイ駅で発見されたというニュースが流れる
ティルダ叔母に電話してプリンス公園はエジンバラにあると聞いて
にせ札づくり団を自分の手で捕まえて、新聞のネタにしようと考える
警察は勘違いからアガトン=サックスが犯人だと思って指名手配する
犯人グループはアガトン=サックスの尾行に気づいて、逃げたり追ったりを繰り返す
アガトン=サックスは付け髭や衣装を変えて変装し
音楽隊に紛れたり、甲冑に身を潜めて犯人グループを追う
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グレール語の権威モスカ教授にあいさつし
エジンバラの古本屋をすすめられる
古本屋では犯人グループのグローンスクを発見する
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モスカ教授がにせ札づくり団のボスだと分かる
グレール語は秘密の隠語に使われていた
アガトン=サックスはアトリ愛好家大会と称して一味を集めて
警官に手渡して事件を解決する
■アガトン=サックス、無音火薬連盟の巻
アガトン=サックスは急にブロスニア秘密警察に逮捕される
鋼鉄の靴を履いたカルクとカメについて夢中で話しているところを
写真に撮られたことと関係している
独房に入れられたアガトン=サックスは看守を騙して脱獄
カルクを訪ねると、元素を変える研究をしていると話す
カルク:人間は全部、ほとんど無からなりたっている
アガトン=サックスは怪しい男を尾行して、奇妙な機械がいっぱいある部屋で
悪の手下たちが元素を間違えて大爆発を起こすのを見る
火薬学教授フランクが怪しいとつきとめるが
またアガトン=サックスとカルクが指名手配されてしまう
アガトンとカルクはフランク教授らに捕まり監禁され
フランク教授らの目的は無音火薬をつくることだと分かる
カルク鋼鉄の靴は強い磁力を持つため、クルマにあったカミソリを取って
互いに縛られたヒモを切って、万能鍵で脱出する
2人とも操縦法を知らずに飛行機を飛ばして、フランク教授らも追いかけてきたため
パラシュートで降りて、中古車を買って飛ばし、「旧式自動車競走」で優勝してしまう
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インタビューを受けてテレビに映るが
スポーツマンシップを破ったと他の競争者から文句を言われ
「紳士はつねに紳士なり」をモットーとするウールワーウールトン侯爵の屋敷に潜入する
お茶をすすめられ、テレビでアガトンがインタビューを受けているのを見て
指名手配の男とバレる
フランク教授らが刑事のフリをしてアガトンを連行しようとしてバレる
フランク教授らにピストルをつきつけられて万事休すという時
ティッキーが超小型爆弾をくわえているのを見て
恐れおののいたフランク教授は窓から逃げる
アガトンは後を追って、車を木にぶつけてしまう
フランク教授は逃げきったと思うが
怒った小型自動車の一隊に追いかけられて
屋敷を周る道にハマり、警察に捕まる
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■あとがき
探偵という職業が初めて生まれたのは、パリとロンドンで19世紀はじめ頃
本格的な探偵小説が生まれたのは、アメリカでエドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』
ニールス・オロフ・フランセン
1916年 スウェーデン生まれ
アガトン・サックスシリーズ
『アトムコーラ相互会社』
『ダイヤモンドどろぼう』
『トンガリひげのじいさん』
『ビュケピングの祝宴』
『マックス兄弟』
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
軽い文章でスピーディーにアクション活劇が展開していく様は
スラップスティックコメディ映画みたい
アガトン=サックスは何か国語も操り、腹話術も使い
日本の柔術の心得もある(ホームズ、明智小五郎とも似てるな
口ぐせは「べらぼうな話だ!」
愛犬ダックスフントをいつも連れて歩いている
事件解決に協力するというよりは、大事な場面で吠えたりして
かえって邪魔してる感じ
日本では本書が初めての翻訳だそうだが
世界では有名な探偵の一人らしい
イラストは和田誠さん
【内容抜粋メモ】
登場人物
アガトン=サックス スウェーデンで一番小さな新聞『ビュケピングポスト』の編集長
ダックスフントのティッキー
ティルダ叔母
■アガトン=サックス、にせ札づくり団の巻
アガトン=サックスの車両に男が2人乗ってきて
ものすごい高額の賭けトランプを始めて
新聞で読んだ盗賊団ではないかと疑う
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彼らがニンニクを食べはじめて、臭いに耐えられず
アガトン=サックスは世界で一番強いパイプタバコを吸い始める
男たちはガマンできず、アガトン=サックスを殺してしまおうと
スコットランドで数十人しか話せないグレール語で話す
男たちはマシビチュイイ駅でふいに汽車を降りる
座席にトランプが落ちていた そこには
「プリンス公園」と日時が書かれていた
ブロスニアで70億ものにせ札がばらまかれたため、国が財政破綻に追い込まれ
にせ札の入ったカバンがマシビチュイイ駅で発見されたというニュースが流れる
ティルダ叔母に電話してプリンス公園はエジンバラにあると聞いて
にせ札づくり団を自分の手で捕まえて、新聞のネタにしようと考える
警察は勘違いからアガトン=サックスが犯人だと思って指名手配する
犯人グループはアガトン=サックスの尾行に気づいて、逃げたり追ったりを繰り返す
アガトン=サックスは付け髭や衣装を変えて変装し
音楽隊に紛れたり、甲冑に身を潜めて犯人グループを追う
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グレール語の権威モスカ教授にあいさつし
エジンバラの古本屋をすすめられる
古本屋では犯人グループのグローンスクを発見する
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モスカ教授がにせ札づくり団のボスだと分かる
グレール語は秘密の隠語に使われていた
アガトン=サックスはアトリ愛好家大会と称して一味を集めて
警官に手渡して事件を解決する
■アガトン=サックス、無音火薬連盟の巻
アガトン=サックスは急にブロスニア秘密警察に逮捕される
鋼鉄の靴を履いたカルクとカメについて夢中で話しているところを
写真に撮られたことと関係している
独房に入れられたアガトン=サックスは看守を騙して脱獄
カルクを訪ねると、元素を変える研究をしていると話す
カルク:人間は全部、ほとんど無からなりたっている
アガトン=サックスは怪しい男を尾行して、奇妙な機械がいっぱいある部屋で
悪の手下たちが元素を間違えて大爆発を起こすのを見る
火薬学教授フランクが怪しいとつきとめるが
またアガトン=サックスとカルクが指名手配されてしまう
アガトンとカルクはフランク教授らに捕まり監禁され
フランク教授らの目的は無音火薬をつくることだと分かる
カルク鋼鉄の靴は強い磁力を持つため、クルマにあったカミソリを取って
互いに縛られたヒモを切って、万能鍵で脱出する
2人とも操縦法を知らずに飛行機を飛ばして、フランク教授らも追いかけてきたため
パラシュートで降りて、中古車を買って飛ばし、「旧式自動車競走」で優勝してしまう
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インタビューを受けてテレビに映るが
スポーツマンシップを破ったと他の競争者から文句を言われ
「紳士はつねに紳士なり」をモットーとするウールワーウールトン侯爵の屋敷に潜入する
お茶をすすめられ、テレビでアガトンがインタビューを受けているのを見て
指名手配の男とバレる
フランク教授らが刑事のフリをしてアガトンを連行しようとしてバレる
フランク教授らにピストルをつきつけられて万事休すという時
ティッキーが超小型爆弾をくわえているのを見て
恐れおののいたフランク教授は窓から逃げる
アガトンは後を追って、車を木にぶつけてしまう
フランク教授は逃げきったと思うが
怒った小型自動車の一隊に追いかけられて
屋敷を周る道にハマり、警察に捕まる
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■あとがき
探偵という職業が初めて生まれたのは、パリとロンドンで19世紀はじめ頃
本格的な探偵小説が生まれたのは、アメリカでエドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』
ニールス・オロフ・フランセン
1916年 スウェーデン生まれ
アガトン・サックスシリーズ
『アトムコーラ相互会社』
『ダイヤモンドどろぼう』
『トンガリひげのじいさん』
『ビュケピングの祝宴』
『マックス兄弟』