監督:五所平之助
出演
緒方隆吉:上原謙
弘子:田中絹代
河村徳治:坂本武 上司
灘らん子:三好栄子
東仙子:高峰秀子
久保健三:芥川比呂志
野島加代:浦辺粂子
塚原忠二郎:田中春男
石橋勝子:花井蘭子 住み込みで小料理屋の女中をしている
池田雪子:関千恵子
北清作:星ひかる
勇:中村是好
金子大助:小倉繁
貞子:大原榮子
ゲオの宅配スポットレンタル
※「好きな俳優・監督」カテゴリー内「高峰秀子」に追加します
巨大な煙突が場所によって見え方が違うように
人も、考えも千差万別ってことか
豪華俳優陣が演じる人情ものでほっこりした
【内容抜粋メモ】
この煙突は撮影のためにたてたんじゃなくて、本当にあったんだな/驚
見る場所によって4、3、2、1本に見える
雨が降ると洪水になる場所で
家賃が安い家に住む緒方隆吉
戦災未亡人で再婚した妻・弘子
2階の2間を独身者に貸している
2000円と1700円/月!!
太鼓を叩いて読経しているご近所の灘らん子
東仙子は宣伝の放送の仕事をしている
「奴足袋をお召くださいませ~」いい声だな
競輪場で野島加代と馬券を売るバイトをしているヒロコ
馬券を買いに来た河村徳治:緒方くんには内緒に・・・
事務官の久保健三はお金を取り立てに行って
夫の浮気相手を調べてくれと言われる
子だくさんの近所の夫婦から子どもはいいとすすめられるが
オガタは子どもが出来たら生活できないとこぼす
ヒロコはカレンダーに排卵日を書いてる
オガタ:着物もたまにはいいね
昼間からイチャイチャして仲がいいんだな
センコが帰ってきて思いきり見つめるw
センコ:人間の愛情なんて情けないものね
クボ:僕は人をビックリさせるのはキライだよ
襖ひとつで他人の男女が住んでるってフシギ/驚
いっしょにたい焼きを食べる
夜中にそろばんをはじいて家計簿に記入するオガタ
アルバイトしてたことを知って怒りだす
ヒロコ:ほんの軽い気持ちだったのに・・・
オガタ:僕に相談なしにそんなことして!
*
クボ:役所辞めようかと思ってる
センコ:生活に困ってもお金は貸さないわよ
一応襖についたてしてる
オガタ:
君にはどこか冷淡な所がある
過去に後ろ暗いものがあるんじゃないか?
前の夫の話も一切しないし
ヒロコ:
空襲の時に死んだ
私、初めてあなたと結婚した気でいる
ちょっとした音にもビクつくヒロコ
ヒロコ:お金が貯まったら、早く家を建てましょうね
*
あれ、西郷どんの像があるってことは上野?
放送局の上司に殴られた池田雪子
外で立ったまま菓子パンと牛乳でお昼なんだ
カヨ:赤ん坊おぶった男があんたの住所を聞いてたよ
赤ちゃんを置いていった母親に呼びかける放送が入る
おかずを買って帰る時、ふと見たら煙突が2本に見える
家に帰ると赤ん坊が寝ている
ヒロコ:捨て子よ! 今日も競輪場でもあったのよ
赤ん坊の下に元夫・塚原忠二郎からヒロコ宛の手紙がある
「重子はあなたの子です 育ててやってください」
戸籍謄本も同封してあって、妻はヒロコになっている
オガタの戸籍にもヒロコが籍に入ってる
オガタ:
二重結婚だとすると僕も罰せられる! 2年以下の懲役だ
(なぜ家に法律の本があるの?
お前が悪いんだ
僕の知らない間に妊娠して生んだんだ
(え、どゆこと・・・?!
2人の声を聞いて、隣人が声をかける
隣人:子どもは授かりもんですからねえ 大事になさるんですよ
赤ん坊の夜泣きでみな眠れない
カヨ:競輪場であんたの住所を聞いてた男が連れてた赤ん坊だよ
ユキコは会社を辞めて52歳の社長と結婚する
仕方なく赤ん坊の面倒をみるヒロコに怒りをぶつけるオガタ
クボ:赤ん坊の泣き声だけはゴメンだね
センコ:
赤ん坊は泣きたい時に泣けて羨ましい
あの泣き方はお腹が空いてるのよ
私は結婚したことはないけど、兄の子を育てたことがある
でも死んじゃったの
もう誰に対しても愛情を持つまいと思った
センコはクボが好きでもありキライでもある
じゃんけんで決めようとするがずっとあいこ
センコ:負けてあげようと思ったのに・・・
眠れないヒロコを見ていられず、赤ん坊をあやすオガタ
またケンカになる2人
ヒロコ:
空襲後、親戚はみんな死んだ
自分は一人ぽっちだと思った
疎開先でもそうだった
野菜くずを拾って、犬より劣ると思った
あの時は空襲でめちゃめちゃで私一人の戸籍を作った
配給のことがなかったら戸籍もいらなかった
オガタ:そんなに一人で生きたけりゃそうすればいい
ヒロコ:長い間お世話になりました
1人で出て行く
財布を忘れていったため、呼びに行く
外は冷たい雨
クボとセンコも追う
ヒロコが川へ入って行くのを止めるクボ
クボ:
赤ん坊の事情は聴きました
人間社会の正義の問題なんですよ!
我々は戦わなきゃならない!
塚原を探せばいい
センコ:正義、正義っていうだけなら誰でもできる
クボ:僕が役所を休んでも探してあげますよ
初めてパチンコをしたって呑気なオガタ
クボ:
なんだか馬鹿バカしくなってきた
正義がこんなにくたびれると思わなかった
曲がった机の上で鉛筆を立てて見せるセンコ
センコ:ケンゾウさん、愛してる
クボはとうとう塚原を見つける
ここからは煙突が4本に見える
塚原:勝子は私と赤ん坊を捨てて家出した
カツコ:
私がおろそうとした金も使ってしまって
とうとう生まれちゃったんですよ
この男を警察に突き出してくださいよ
私はハッキリ別れたんだから
塚原:
私はこの通りダメな人間なんです
競輪場でヒロコを見た
切羽詰まっていた
赤ん坊の具合が悪くて、医師に見せる
医師:こうなるまで放っておいた親は薄情だ
クボは事情をセンコに話す
センコ:ダメな人間なんて言う権利あるの? 私そんな人キライだわ!
ヒロコ:赤ん坊が死ぬ とセンコを呼ぶ
センコ:
赤ちゃんはまだ生きている
小さい体で病気と闘ってる
らん子は赤ん坊のために読経してる
みんな看病疲れで寝てしまう
赤ん坊の泣き声で起きる
オガタ:元気になったんだよ
重子は笑ってる
*
ユキコがセンコの部屋に来る
ユキコ:
夫は1000万円の不渡りを出して変になった
ポケットから毒薬が出てきて逃げてきた
怖くて家に帰れない
カツコが赤ん坊をとりにくる
センコ:
赤ちゃん、病気なのよ
育てられるの?
みんなに責められて逃げるように出て行くカツコをユキコが追う
ユキコ:私も行く所がないのよ
クボ:
せっかく母親が来たのに追い返したりして
僕が行ったのは結局ムダだった!
ヒロコ:
この子を可愛くなってるのも本当だけれども
お母さんに返してやりたい
センコはカツコを呼びに走る
*
ユキコの夫は自死したと新聞に載る
クボ:ユキコさんはカツコの小料理屋で赤ん坊をあやしていた
日常が戻る
クボ:僕は浮気なんかしない
センコ:約束できることじゃない
またじゃんけんで決めようとする2人
どうしてもあいこになる
センコは走るバスに乗る あんな走り乗りありなんだ/驚
出演
緒方隆吉:上原謙
弘子:田中絹代
河村徳治:坂本武 上司
灘らん子:三好栄子
東仙子:高峰秀子
久保健三:芥川比呂志
野島加代:浦辺粂子
塚原忠二郎:田中春男
石橋勝子:花井蘭子 住み込みで小料理屋の女中をしている
池田雪子:関千恵子
北清作:星ひかる
勇:中村是好
金子大助:小倉繁
貞子:大原榮子
ゲオの宅配スポットレンタル
※「好きな俳優・監督」カテゴリー内「高峰秀子」に追加します
巨大な煙突が場所によって見え方が違うように
人も、考えも千差万別ってことか
豪華俳優陣が演じる人情ものでほっこりした
【内容抜粋メモ】
この煙突は撮影のためにたてたんじゃなくて、本当にあったんだな/驚
見る場所によって4、3、2、1本に見える
雨が降ると洪水になる場所で
家賃が安い家に住む緒方隆吉
戦災未亡人で再婚した妻・弘子
2階の2間を独身者に貸している
2000円と1700円/月!!
太鼓を叩いて読経しているご近所の灘らん子
東仙子は宣伝の放送の仕事をしている
「奴足袋をお召くださいませ~」いい声だな
競輪場で野島加代と馬券を売るバイトをしているヒロコ
馬券を買いに来た河村徳治:緒方くんには内緒に・・・
事務官の久保健三はお金を取り立てに行って
夫の浮気相手を調べてくれと言われる
子だくさんの近所の夫婦から子どもはいいとすすめられるが
オガタは子どもが出来たら生活できないとこぼす
ヒロコはカレンダーに排卵日を書いてる
オガタ:着物もたまにはいいね
昼間からイチャイチャして仲がいいんだな
センコが帰ってきて思いきり見つめるw
センコ:人間の愛情なんて情けないものね
クボ:僕は人をビックリさせるのはキライだよ
襖ひとつで他人の男女が住んでるってフシギ/驚
いっしょにたい焼きを食べる
夜中にそろばんをはじいて家計簿に記入するオガタ
アルバイトしてたことを知って怒りだす
ヒロコ:ほんの軽い気持ちだったのに・・・
オガタ:僕に相談なしにそんなことして!
*
クボ:役所辞めようかと思ってる
センコ:生活に困ってもお金は貸さないわよ
一応襖についたてしてる
オガタ:
君にはどこか冷淡な所がある
過去に後ろ暗いものがあるんじゃないか?
前の夫の話も一切しないし
ヒロコ:
空襲の時に死んだ
私、初めてあなたと結婚した気でいる
ちょっとした音にもビクつくヒロコ
ヒロコ:お金が貯まったら、早く家を建てましょうね
*
あれ、西郷どんの像があるってことは上野?
放送局の上司に殴られた池田雪子
外で立ったまま菓子パンと牛乳でお昼なんだ
カヨ:赤ん坊おぶった男があんたの住所を聞いてたよ
赤ちゃんを置いていった母親に呼びかける放送が入る
おかずを買って帰る時、ふと見たら煙突が2本に見える
家に帰ると赤ん坊が寝ている
ヒロコ:捨て子よ! 今日も競輪場でもあったのよ
赤ん坊の下に元夫・塚原忠二郎からヒロコ宛の手紙がある
「重子はあなたの子です 育ててやってください」
戸籍謄本も同封してあって、妻はヒロコになっている
オガタの戸籍にもヒロコが籍に入ってる
オガタ:
二重結婚だとすると僕も罰せられる! 2年以下の懲役だ
(なぜ家に法律の本があるの?
お前が悪いんだ
僕の知らない間に妊娠して生んだんだ
(え、どゆこと・・・?!
2人の声を聞いて、隣人が声をかける
隣人:子どもは授かりもんですからねえ 大事になさるんですよ
赤ん坊の夜泣きでみな眠れない
カヨ:競輪場であんたの住所を聞いてた男が連れてた赤ん坊だよ
ユキコは会社を辞めて52歳の社長と結婚する
仕方なく赤ん坊の面倒をみるヒロコに怒りをぶつけるオガタ
クボ:赤ん坊の泣き声だけはゴメンだね
センコ:
赤ん坊は泣きたい時に泣けて羨ましい
あの泣き方はお腹が空いてるのよ
私は結婚したことはないけど、兄の子を育てたことがある
でも死んじゃったの
もう誰に対しても愛情を持つまいと思った
センコはクボが好きでもありキライでもある
じゃんけんで決めようとするがずっとあいこ
センコ:負けてあげようと思ったのに・・・
眠れないヒロコを見ていられず、赤ん坊をあやすオガタ
またケンカになる2人
ヒロコ:
空襲後、親戚はみんな死んだ
自分は一人ぽっちだと思った
疎開先でもそうだった
野菜くずを拾って、犬より劣ると思った
あの時は空襲でめちゃめちゃで私一人の戸籍を作った
配給のことがなかったら戸籍もいらなかった
オガタ:そんなに一人で生きたけりゃそうすればいい
ヒロコ:長い間お世話になりました
1人で出て行く
財布を忘れていったため、呼びに行く
外は冷たい雨
クボとセンコも追う
ヒロコが川へ入って行くのを止めるクボ
クボ:
赤ん坊の事情は聴きました
人間社会の正義の問題なんですよ!
我々は戦わなきゃならない!
塚原を探せばいい
センコ:正義、正義っていうだけなら誰でもできる
クボ:僕が役所を休んでも探してあげますよ
初めてパチンコをしたって呑気なオガタ
クボ:
なんだか馬鹿バカしくなってきた
正義がこんなにくたびれると思わなかった
曲がった机の上で鉛筆を立てて見せるセンコ
センコ:ケンゾウさん、愛してる
クボはとうとう塚原を見つける
ここからは煙突が4本に見える
塚原:勝子は私と赤ん坊を捨てて家出した
カツコ:
私がおろそうとした金も使ってしまって
とうとう生まれちゃったんですよ
この男を警察に突き出してくださいよ
私はハッキリ別れたんだから
塚原:
私はこの通りダメな人間なんです
競輪場でヒロコを見た
切羽詰まっていた
赤ん坊の具合が悪くて、医師に見せる
医師:こうなるまで放っておいた親は薄情だ
クボは事情をセンコに話す
センコ:ダメな人間なんて言う権利あるの? 私そんな人キライだわ!
ヒロコ:赤ん坊が死ぬ とセンコを呼ぶ
センコ:
赤ちゃんはまだ生きている
小さい体で病気と闘ってる
らん子は赤ん坊のために読経してる
みんな看病疲れで寝てしまう
赤ん坊の泣き声で起きる
オガタ:元気になったんだよ
重子は笑ってる
*
ユキコがセンコの部屋に来る
ユキコ:
夫は1000万円の不渡りを出して変になった
ポケットから毒薬が出てきて逃げてきた
怖くて家に帰れない
カツコが赤ん坊をとりにくる
センコ:
赤ちゃん、病気なのよ
育てられるの?
みんなに責められて逃げるように出て行くカツコをユキコが追う
ユキコ:私も行く所がないのよ
クボ:
せっかく母親が来たのに追い返したりして
僕が行ったのは結局ムダだった!
ヒロコ:
この子を可愛くなってるのも本当だけれども
お母さんに返してやりたい
センコはカツコを呼びに走る
*
ユキコの夫は自死したと新聞に載る
クボ:ユキコさんはカツコの小料理屋で赤ん坊をあやしていた
日常が戻る
クボ:僕は浮気なんかしない
センコ:約束できることじゃない
またじゃんけんで決めようとする2人
どうしてもあいこになる
センコは走るバスに乗る あんな走り乗りありなんだ/驚