■"【安倍内閣】現政権の中心人物を知れば政治がもっと面白くなる~前編~"
【内容抜粋メモ】
参考文献:『自民党 価値とリスクのマトリクス』 中島岳志 著 スタンド・ブックス
マトリクスを4つの軸に分けてまとめてみた
縦軸:
国家が面倒を見る経済(福祉が充実・共に助ける・保護
個人が努力する経済(自分で助ける・競争・規制緩和
横軸:
国家主体の価値観
個人主体の価値観(夫婦別姓、 LGBTなど
第4次安倍第2次改造内閣
第二次安倍内閣は、経済政策「アベノミクス」を強調
参考文献は、政治家が出している著書・インタビューなどを総合して書かれた本
安倍内閣の中心人物がどんな考えを持っているかを知れば政治が面白くなる
同じ自民党でもひとりひとり目指しているところが違うということが分かる
●安倍総理のメインの主張は、国家主体の価値観
靖国神社参拝、憲法改正など
戦後、 GHQ から押し付けられたものではなく
日本独自の憲法を、時代に合わせて作り直さなければいけない
「自虐史観」の発言
この歴史の教科書をもって誇り高い日本人は生まれますか?
慰安婦問題などあえて書く必要がない
子どもの頃は日本に誇りを持つ教育をして
大人になってからそれぞれの意見を持てばいいというスタンス
(捻じ曲げた教育は洗脳
実際、世界中に被害者がいて、今も心身ボロボロなのに
それを認めず、なかったことに忘れさせる教育って独裁国家では?
岸信介元首相の孫であるため、その悲願を達成することが一番の目的
日教組、朝日新聞には敵対的
「親米派」
共産国とは価値観が違うから手を組むことは許されない
愛国心がありながら親米という無矛盾があるのがポイント
「集団的自衛権の行使容認」
GHQ の押し付けられた憲法を変えたい
けれどもアメリカ軍基地は日本に作りたい
●菅官房長官 日本の実質NO.2
秋田のイチゴ農家の長男として生まれた
衆議院議員の秘書になる
横浜市議会に当選
「人事権への執着が強い」
凡人 小渕恵三・軍人 梶山静六・変人 小泉純一郎 の中では梶山さんについた
宏池会に入会
反加藤の堀内派に参加
「北朝鮮拉致問題の対応で安倍さんと意気投合」
マトリクス表で言うと安倍さんの位置に近い
官邸主導体制の徹底
2014年 内閣人事局が設置されたことで
官僚の人事も内閣が主導できるようになった
「NHK改革」 会長人事に介入
「放送法」
放送内容に問題がある場合、取り締まることができる
政府が気に入らない報道を取り締まることができる
「値下げ」
既得権益を崩しながら言うことを聞かせるプロ
NHKの受信料の値下げ
アクアラインの通行料金の値下げ
携帯電話の料金の値下げ
人事を掌握することで、上のポストに行きたがる官僚たちをコントロール
値下げをすることで国民の指示を得る
河野太郎 「私が自民党を立て直す」
競争経済を一番に置く政治家
「CSIS」 戦略国際問題研究所
小泉進次郎
農協改革に失敗
次期首相を狙うが故にあまり PR していない
<今の内閣から外されたメンバー>
石破茂 「アベノミクスを批判」
愛国心は強要するものではない
野田聖子 「主眼テーマは出産環境の整備」
男性のワークライフバランスはどうなっているのか?
男性中心の社会を改革
内閣を降ろされた時「私みたいな小姑がいなくなっていいんですか?」と言った
(女性議員だと女性票を集めるために
とりあえず女性に有利なことを PR するのは誰でもやるよね
政治屋である限り、上のポストに行きたいという性は同じ
自民党はずっと今のようなテーマではなかった
マトリクス表で見ると1→2→3→4と順番に回ってきた
1番は田中角栄「列島改造論」「富の再配分こそが政治」
小泉純一郎「競争経済へ」
■"【政治経済】バブル崩壊とリクルート事件~前編~バブルとは何だったのか?"
参考文献:
・『図解でわかる 14歳から知る日本戦後政治史』 太田出版
・『日本の戦後を知るための12人』 池上彰 著 文藝春秋
バブル崩壊には各国の思惑があった?
池田勇人「所得倍増計画」
佐藤栄作
GNP 国民総生産世界第2位
「経済大国」と呼ばれていた
ニクソンショック
円高により自動車をアメリカに大量に売った
対日貿易赤字
●「プラザ合意」
G5(先進5カ国)でドルを安くする
為替レート安定化に関する合意
日本の輸出が大不振となる
●金融政策 国内の金利を引き下げる
ビジネスプレイヤーが元気がないのに低金利でお金を出している状態
<バブルの象徴2大企業 ダイエーとリクルート>
●ダイエー 「バブルの申し子」
中内功社長は、徴兵され戦争体験があるため
「お腹いっぱいご飯が食べられる日本にしたい」という思いが強かった
最初は大栄薬品工業
薬局でお菓子を売り始めた
「三種の神器」 洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビも安く売り松下電器と抗争
「駅前に出店」
商店街の反対により、大規模な商業施設の出店には商工会の許可が必要になった
ダイエーは主婦を味方につけた
(ここで商店街が衰退していったのか
そして、プラスチック公害や、添加物、家畜のオートメーション化の開始とも言える
「駅前出店の急増には理由があった」
駅前の土地を多めに買う
余った土地はどんどん値上がりする
それを売ってまた他の土地を買う
土地を買えば買うほど土地が買えるという時代
銀行も「資産運用もできない経営者はアホだ」とお金を融資しまくった
●リクルート
江副社長は、新聞社に入るが、記者ではなく広告に入る
広告をコンテンツ化すれば売れると気づいた
(「R30」は派遣先でよく話題にして読んだなあ
西新橋の土地の価値が上昇→儲ける
一等地に上限価格が決められた
周辺の土地に需要が溢れ出すことを予測
「リクルートコスモス」
周辺の土地を買い漁るビジネスを始める
「リクルート事件」
リクルートコスモスの未公開株を政財界の大物たちに譲渡したのは
賄賂にあたるかどうかが問われた
大物達は有罪を逃れ、秘書たちが捕まった この辺がミステリー
江副社長も2003年に有罪判決で降りるがリクルート自体は続いている
実は新聞社に恨まれていた?
バブルははじけさせられたのではないか説
「BIS規制」
銀行の自己資本と貸出金額の比率を規制
●「貸し渋り&貸しはがしのダブルパンチ」
いろんな政策がぐるっと回って、因果応報のように戻ってくる
日銀が金利を引き上げ
大蔵省は金融機関に対して不動産融資の総量規制をした
金利の引き上げ+土地購入のために貸せない
「銀行の合併」
自己資本を一気に高めるため
(そういえばたくさんの銀行が合併を繰り返して
今ある銀行が元は何だったかもう忘れてるよね
合併したさくら銀行すらもうない
江副社長はリクルート会長を退任し投資家になり
リクルート株をダイエーに譲渡
バブル崩壊
「ダイエーを吸収したのはイオングループ」
逆に駅から遠いところに店舗展開
「モータリゼーション」
今はみんな自動車で移動する時代
駅前のダイエーは駐車場が狭い
広い土地に広い駐車場を作り、遠くから車で来るお客をみ込んだ
ダイエーはイオングループに吸収された
■"【政治】なぜ増え続ける?「消費税増税」~裏に隠された歴史編~①"
生まれた時からある消費税
徐々に上がることでマヒしてきている
海外はもっと消費税が高く+国民に還元されていると聞くと
今後もっと増税されても仕方ないかな?と思ってしまっているが
それはウソだったって話
騙されていると薄々分かっていても、こうして正面から突き付けられると
ああ、やっぱりね で終わってしまうのが人間心理 というか日本人
セールスマンが最初に100万円と言った後で
50万円にすると言ったら安く感じるのと同じ心理
スーパーなどで2万円の商品を19800円と書かれると
「あれ? ちょっとお得?」と思ってしまう心理などを
本当に上手に使っているなあ、東大卒の政治・経済人たちよ
【内容抜粋メモ】
参考文献:
『これが日本の民主主義!』 池上彰 集英社
『マンガでわかるこんなに危ない!?消費増税』 ビジネス社
1947年 シャウプ税制
間接税から直接税に切り替えた
間接税:消費税・酒税・たばこ税
直接税:所得税・法人税・相続税
「累進課税」
所得が高いほど税率が上がる
間接税:貧しい人に厳しい税
直接税:お金持ちに厳しい税
財政法で赤字国債の発行を禁止した
「ケインズ理論」
赤字国債を増やして景気を回復させる
収益が増えたら借金をすぐに返済できる仕組み
戦時中それが行われなかった
高橋是清 2.26事件で暗殺
赤字国債の発行を止めようとしたから
●赤字国債の発行
1965年 特例国債法 オリンピック翌年の不況で発行
1973年 オイルショックで2度目の赤字国債発行
大平正芳の消費税導入に国民は大反発して失脚
政治家たちは「消費税の増税はヤバイ」と痛感
中曽根康弘は「間接税は導入しません」と言って当選した
当選後に間接税導入案を提出
竹下登は3%→5%に
「僕は消費税を3%にします」と言っていい人というイメージがついた
3%→5%になっても国民はそれほどの変化を感じなくなった
「益税」消費税が企業の収益になること
1988年 ついに消費税法案が成立する
1994年からずっと赤字国債が連続発行されている状況
小渕恵三 「赤字国債を前年度の2倍発行する」と言った
鳩山由紀夫「消費税は4年間あげません」と言った
菅直人「10%に上げます」と言った
野田佳彦 「8%からどうでしょう?」
安倍晋三 消費税増税を2回延期した
選挙前に増税と言ったらボロ負けするとわかっていたから
「軽減税率」生活必需品などは10%にしない
●借金1000兆円の日本 実は、世界一の対外純資産の保有国
日本の借金の45%は日本銀行(日本政府内部の機関)からの借り入れ
日本銀行からの借り入れは借金に計上されない
日本銀行からお金を借りる=家庭内でのお金の貸し借りをしている状態
残り半分は、国内の金融機関から借り入れている
→日本の借金はすべて国民から借りている
自民党「増収分は全て社会保障にあてる」
→実際は2割しか使われていなかった
●消費税が上がっている分、法人税が下がっている
消費税増税はお金持ちと大企業を優遇している
「 IMF 国際通貨基金」
プライマリーバランス目標
支出を減らして増税し、黒字化する
アルゼンチンとギリシャは目標を達成したが、その後経済が破綻
増税で国民はボロボロになったが政府は黒字
● IMF のNO.2は財務省から天下りした官僚
それを調べた「有識者」のほぼ全員が政府の仕事関係者だった
では1000兆円の借金大国というのは本当ですか?
【内容抜粋メモ】
参考文献:『自民党 価値とリスクのマトリクス』 中島岳志 著 スタンド・ブックス
マトリクスを4つの軸に分けてまとめてみた
縦軸:
国家が面倒を見る経済(福祉が充実・共に助ける・保護
個人が努力する経済(自分で助ける・競争・規制緩和
横軸:
国家主体の価値観
個人主体の価値観(夫婦別姓、 LGBTなど
第4次安倍第2次改造内閣
第二次安倍内閣は、経済政策「アベノミクス」を強調
参考文献は、政治家が出している著書・インタビューなどを総合して書かれた本
安倍内閣の中心人物がどんな考えを持っているかを知れば政治が面白くなる
同じ自民党でもひとりひとり目指しているところが違うということが分かる
●安倍総理のメインの主張は、国家主体の価値観
靖国神社参拝、憲法改正など
戦後、 GHQ から押し付けられたものではなく
日本独自の憲法を、時代に合わせて作り直さなければいけない
「自虐史観」の発言
この歴史の教科書をもって誇り高い日本人は生まれますか?
慰安婦問題などあえて書く必要がない
子どもの頃は日本に誇りを持つ教育をして
大人になってからそれぞれの意見を持てばいいというスタンス
(捻じ曲げた教育は洗脳
実際、世界中に被害者がいて、今も心身ボロボロなのに
それを認めず、なかったことに忘れさせる教育って独裁国家では?
岸信介元首相の孫であるため、その悲願を達成することが一番の目的
日教組、朝日新聞には敵対的
「親米派」
共産国とは価値観が違うから手を組むことは許されない
愛国心がありながら親米という無矛盾があるのがポイント
「集団的自衛権の行使容認」
GHQ の押し付けられた憲法を変えたい
けれどもアメリカ軍基地は日本に作りたい
●菅官房長官 日本の実質NO.2
秋田のイチゴ農家の長男として生まれた
衆議院議員の秘書になる
横浜市議会に当選
「人事権への執着が強い」
凡人 小渕恵三・軍人 梶山静六・変人 小泉純一郎 の中では梶山さんについた
宏池会に入会
反加藤の堀内派に参加
「北朝鮮拉致問題の対応で安倍さんと意気投合」
マトリクス表で言うと安倍さんの位置に近い
官邸主導体制の徹底
2014年 内閣人事局が設置されたことで
官僚の人事も内閣が主導できるようになった
「NHK改革」 会長人事に介入
「放送法」
放送内容に問題がある場合、取り締まることができる
政府が気に入らない報道を取り締まることができる
「値下げ」
既得権益を崩しながら言うことを聞かせるプロ
NHKの受信料の値下げ
アクアラインの通行料金の値下げ
携帯電話の料金の値下げ
人事を掌握することで、上のポストに行きたがる官僚たちをコントロール
値下げをすることで国民の指示を得る
河野太郎 「私が自民党を立て直す」
競争経済を一番に置く政治家
「CSIS」 戦略国際問題研究所
小泉進次郎
農協改革に失敗
次期首相を狙うが故にあまり PR していない
<今の内閣から外されたメンバー>
石破茂 「アベノミクスを批判」
愛国心は強要するものではない
野田聖子 「主眼テーマは出産環境の整備」
男性のワークライフバランスはどうなっているのか?
男性中心の社会を改革
内閣を降ろされた時「私みたいな小姑がいなくなっていいんですか?」と言った
(女性議員だと女性票を集めるために
とりあえず女性に有利なことを PR するのは誰でもやるよね
政治屋である限り、上のポストに行きたいという性は同じ
自民党はずっと今のようなテーマではなかった
マトリクス表で見ると1→2→3→4と順番に回ってきた
1番は田中角栄「列島改造論」「富の再配分こそが政治」
小泉純一郎「競争経済へ」
■"【政治経済】バブル崩壊とリクルート事件~前編~バブルとは何だったのか?"
参考文献:
・『図解でわかる 14歳から知る日本戦後政治史』 太田出版
・『日本の戦後を知るための12人』 池上彰 著 文藝春秋
バブル崩壊には各国の思惑があった?
池田勇人「所得倍増計画」
佐藤栄作
GNP 国民総生産世界第2位
「経済大国」と呼ばれていた
ニクソンショック
円高により自動車をアメリカに大量に売った
対日貿易赤字
●「プラザ合意」
G5(先進5カ国)でドルを安くする
為替レート安定化に関する合意
日本の輸出が大不振となる
●金融政策 国内の金利を引き下げる
ビジネスプレイヤーが元気がないのに低金利でお金を出している状態
<バブルの象徴2大企業 ダイエーとリクルート>
●ダイエー 「バブルの申し子」
中内功社長は、徴兵され戦争体験があるため
「お腹いっぱいご飯が食べられる日本にしたい」という思いが強かった
最初は大栄薬品工業
薬局でお菓子を売り始めた
「三種の神器」 洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビも安く売り松下電器と抗争
「駅前に出店」
商店街の反対により、大規模な商業施設の出店には商工会の許可が必要になった
ダイエーは主婦を味方につけた
(ここで商店街が衰退していったのか
そして、プラスチック公害や、添加物、家畜のオートメーション化の開始とも言える
「駅前出店の急増には理由があった」
駅前の土地を多めに買う
余った土地はどんどん値上がりする
それを売ってまた他の土地を買う
土地を買えば買うほど土地が買えるという時代
銀行も「資産運用もできない経営者はアホだ」とお金を融資しまくった
●リクルート
江副社長は、新聞社に入るが、記者ではなく広告に入る
広告をコンテンツ化すれば売れると気づいた
(「R30」は派遣先でよく話題にして読んだなあ
西新橋の土地の価値が上昇→儲ける
一等地に上限価格が決められた
周辺の土地に需要が溢れ出すことを予測
「リクルートコスモス」
周辺の土地を買い漁るビジネスを始める
「リクルート事件」
リクルートコスモスの未公開株を政財界の大物たちに譲渡したのは
賄賂にあたるかどうかが問われた
大物達は有罪を逃れ、秘書たちが捕まった この辺がミステリー
江副社長も2003年に有罪判決で降りるがリクルート自体は続いている
実は新聞社に恨まれていた?
バブルははじけさせられたのではないか説
「BIS規制」
銀行の自己資本と貸出金額の比率を規制
●「貸し渋り&貸しはがしのダブルパンチ」
いろんな政策がぐるっと回って、因果応報のように戻ってくる
日銀が金利を引き上げ
大蔵省は金融機関に対して不動産融資の総量規制をした
金利の引き上げ+土地購入のために貸せない
「銀行の合併」
自己資本を一気に高めるため
(そういえばたくさんの銀行が合併を繰り返して
今ある銀行が元は何だったかもう忘れてるよね
合併したさくら銀行すらもうない
江副社長はリクルート会長を退任し投資家になり
リクルート株をダイエーに譲渡
バブル崩壊
「ダイエーを吸収したのはイオングループ」
逆に駅から遠いところに店舗展開
「モータリゼーション」
今はみんな自動車で移動する時代
駅前のダイエーは駐車場が狭い
広い土地に広い駐車場を作り、遠くから車で来るお客をみ込んだ
ダイエーはイオングループに吸収された
■"【政治】なぜ増え続ける?「消費税増税」~裏に隠された歴史編~①"
生まれた時からある消費税
徐々に上がることでマヒしてきている
海外はもっと消費税が高く+国民に還元されていると聞くと
今後もっと増税されても仕方ないかな?と思ってしまっているが
それはウソだったって話
騙されていると薄々分かっていても、こうして正面から突き付けられると
ああ、やっぱりね で終わってしまうのが人間心理 というか日本人
セールスマンが最初に100万円と言った後で
50万円にすると言ったら安く感じるのと同じ心理
スーパーなどで2万円の商品を19800円と書かれると
「あれ? ちょっとお得?」と思ってしまう心理などを
本当に上手に使っているなあ、東大卒の政治・経済人たちよ
【内容抜粋メモ】
参考文献:
『これが日本の民主主義!』 池上彰 集英社
『マンガでわかるこんなに危ない!?消費増税』 ビジネス社
1947年 シャウプ税制
間接税から直接税に切り替えた
間接税:消費税・酒税・たばこ税
直接税:所得税・法人税・相続税
「累進課税」
所得が高いほど税率が上がる
間接税:貧しい人に厳しい税
直接税:お金持ちに厳しい税
財政法で赤字国債の発行を禁止した
「ケインズ理論」
赤字国債を増やして景気を回復させる
収益が増えたら借金をすぐに返済できる仕組み
戦時中それが行われなかった
高橋是清 2.26事件で暗殺
赤字国債の発行を止めようとしたから
●赤字国債の発行
1965年 特例国債法 オリンピック翌年の不況で発行
1973年 オイルショックで2度目の赤字国債発行
大平正芳の消費税導入に国民は大反発して失脚
政治家たちは「消費税の増税はヤバイ」と痛感
中曽根康弘は「間接税は導入しません」と言って当選した
当選後に間接税導入案を提出
竹下登は3%→5%に
「僕は消費税を3%にします」と言っていい人というイメージがついた
3%→5%になっても国民はそれほどの変化を感じなくなった
「益税」消費税が企業の収益になること
1988年 ついに消費税法案が成立する
1994年からずっと赤字国債が連続発行されている状況
小渕恵三 「赤字国債を前年度の2倍発行する」と言った
鳩山由紀夫「消費税は4年間あげません」と言った
菅直人「10%に上げます」と言った
野田佳彦 「8%からどうでしょう?」
安倍晋三 消費税増税を2回延期した
選挙前に増税と言ったらボロ負けするとわかっていたから
「軽減税率」生活必需品などは10%にしない
●借金1000兆円の日本 実は、世界一の対外純資産の保有国
日本の借金の45%は日本銀行(日本政府内部の機関)からの借り入れ
日本銀行からの借り入れは借金に計上されない
日本銀行からお金を借りる=家庭内でのお金の貸し借りをしている状態
残り半分は、国内の金融機関から借り入れている
→日本の借金はすべて国民から借りている
自民党「増収分は全て社会保障にあてる」
→実際は2割しか使われていなかった
●消費税が上がっている分、法人税が下がっている
消費税増税はお金持ちと大企業を優遇している
「 IMF 国際通貨基金」
プライマリーバランス目標
支出を減らして増税し、黒字化する
アルゼンチンとギリシャは目標を達成したが、その後経済が破綻
増税で国民はボロボロになったが政府は黒字
● IMF のNO.2は財務省から天下りした官僚
それを調べた「有識者」のほぼ全員が政府の仕事関係者だった
では1000兆円の借金大国というのは本当ですか?