メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『北の国から』Vol.2,3

2009-09-03 20:05:38 | ドラマ
『北の国から』Vol.2
第3話~第4話
どうしても東京へ帰りたいと言う純に、「東京へ帰りなさい。父さんは怒っていません。
でも、父さんに直接相談せずに、雪子叔母さんに言うのは卑怯で、悲しいです。」
祖父が見送りしてくれて、昔開拓仲間が内地に帰る時「お前らは負けて逃げ出すんだ」と
心に思ったと話し、純は富良野で暮らす決心をする。

母が頼んだ女性弁護士がやってきて、3度も手紙を書いたのに返事がこないと言う。
父さんが隠しているんだと純は怒る。
五郎は「自分はセコい人間です。純たちをこっちに引き留めたくて、手紙を焼きました。」と告白。
翌日ホテルへ弁護士に会いにゆき、母が電話に出るが純は何も話さずホテルを飛び出した。
昔、父が夜勤で毎晩遅く、知らない人と電話で話す母の煙草の灰が落ちそうだったことを思い出す。
「母さんならともかく、弁護士なんて知らない人に父さんの悪口を言われたくない」
蛍は父と一緒に早く帰ってきた時に、母の浮気現場を見てしまっていた。
凉子先生は「以前東京で教師をしていて、担任のクラスの生徒が自分への当てつけで自殺したんです。だから、自信がないんですよ」と打ち明ける。

『北の国から』Vol.3
第5話~第6話
前の件があってから父は自分に冷たいと純は思い悩む。
蛍ばかり可愛がると思い込み、蛍の呼ぶキツネに石を投げ、五郎に怒られた純は、
「自分は父から避けられている」と草太に打ち明ける。
「世の中の誰が子どもを分け隔てるものか。そういうお前の性格を叩き直したいからだ」と諭す。

家の土地が父と開拓した親友のものと聞いて問いただす五郎。
雪子が編むマフラーは草太のではないかと蛍が言い、純はすぐ草太に喋ってしまい、草太は「不眠症」になってしまう。
草太の元カノは雪子に「こっちで暮らすには覚悟がいる。東京へ帰ってくれ」と頼むが、
雪子は「わたしの人生だから人にとやかく言われることじゃない」と断る。
雪子は不倫相手との別れ話のことを思い出していた(中絶手術をして、心の整理のために北海道で暮らしたいと思っている
草太とのこともじっくり考えるため、一度東京に戻りたいと言う。


もうすっかり冬!!!真っ白いイタチが可愛い!
なんだか登場人物がみんな問題を抱えているんだな。何気なく口ずさむ流行歌に時代を感じる。

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『タカダワタル的ゼロ』

2009-09-01 23:09:17 | 音楽&ライブ
『タカダワタル的ゼロ』
監督・撮影:白石晃士
出演:高田 渡、泉谷しげる、柄本明、佐久間順平、キヨシ小林、冨岡雅佳、長山ゆうじ、KONTA、ベンガル、綾田俊樹

松倉如子さんが歌ってた♪トンネルの唄 をゆうちゅうぶで調べてたら見つけた。
で、近所のTSUTAYAに今作を見つけたから早速借りてみたv
2001年の大晦日、下北沢「ザ・スズナリ」で劇団東京乾電池主催で行われたライブを収録。ゲストは泉谷しげる。
途中、途中にインタビューやらが挟まれてて、なぜか「いせやのやきとり」の閉店までも撮られてる。

ああ!こうゆうライブを一度でも生で見たかったな。
どの曲もあったかくていい詩ばかり。飾らない優しいギターととっても合ってる。
ボソボソ喋る何気ないひと言、ふた言が面白い。歌えば声が通ってて力強いし。

中盤でゲストの泉谷しげるが数曲歌う。「あの人は国宝だから!」
終わってから、高田さん曰く「泉谷さんがいたことは忘れてください」て/爆

元旦が誕生日らしく、柄本明さんがお祝いのひと言とクラッカー(しょぼいw
あれ?コンタもいる?驚

「(アンコールで)出たり入ったりは面倒なので、もう1曲歌って終わりたいと思います」てw
♪生活の柄 で泉谷が泣きそうになってる。

本当にやりたいこと、好きなことだけをして、その人自身であることって何より大事だけど、
誰にも出来ることじゃない。

前作があるのかな?ぜひ見たい!


【収録曲】
「仕事さがし」「アイスクリーム」「コーヒーブルース」「ハッピーニューイヤーブルース」「鎮静剤」「魚つりブルース」「風」「夕暮れ」「スキンシップ・ブルース」「鮪に鰯」「生活の柄」「くつが一足あったなら」「私の青空」


仕事さがし/高田渡
乗るんだよ電車によ
雨の日も風の日も
仕事にありつきたいから

飲むんだよ にがいコーヒーをよ 
履歴書を書くために
仕事にありつきたいから

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少年探偵シリーズ5『大金塊』

2009-09-01 20:57:42 | 
■少年探偵シリーズ5『大金塊』江戸川乱歩/作 柳瀬茂/カバー絵・挿し絵

あらすじ
企業家で骨董品がたくさんある宮瀬家に賊が入るが、盗まれたのは骨董品ではなく、
先祖が埋蔵した数億円もの価値がある金塊のありかを示した紙きれの半面。
宮瀬氏は明智探偵に依頼し、もう半面は自分がいつも身につけている指輪の中に複写した写真が入っていることを告げる。
明智は宮瀬氏の一人息子の不二夫くんと小林少年をとり換えることを思いつく。
小林少年は不二夫くんの身代わりに賊に連れ去られるが、閉じ込められた檻を万能鍵で開け、
見事に女首領のいない間に化粧クリーム瓶に入れられた暗号紙を取り戻しアジトを抜け出す。
そこに書かれた文字から三重の鬼が島へ出かけ、獅子岩の影が烏帽子岩に差し込む場所から測って、
金塊の隠された洞窟に入ったはいいが、迷って少年2人は大人とはぐれてしまった!
満ち潮となって流れ込む海水。懐中電灯は壊れてしまい、缶の中のマッチをする小林少年。
とうとううず高く積まれた金塊の山を発見したが、そこに賊がやってきて・・・


暗号を解いて洞窟で金塊を見つけるって設定はこないだの『怪奇四十面相』と同じだけど、
今回の盗賊は美しい謎の女性ってところも面白い。
鬼が島が三重ってなってるけど、岡山じゃなかったっけ?たしかに三重に獅子岩はあるみたい。
今回も手柄はほぼ小林少年。真っ暗な洞窟の中で迷ってしまった時はドキドキして、
先を読むのに急いてしまった/苦笑
そっか、洞窟探検にはロープ、懐中電灯のほかに、酸素を調べるロウソク、マッチも必要なんだな。



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