メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『タカダワタル的ゼロ』

2009-09-01 23:09:17 | 音楽&ライブ
『タカダワタル的ゼロ』
監督・撮影:白石晃士
出演:高田 渡、泉谷しげる、柄本明、佐久間順平、キヨシ小林、冨岡雅佳、長山ゆうじ、KONTA、ベンガル、綾田俊樹

松倉如子さんが歌ってた♪トンネルの唄 をゆうちゅうぶで調べてたら見つけた。
で、近所のTSUTAYAに今作を見つけたから早速借りてみたv
2001年の大晦日、下北沢「ザ・スズナリ」で劇団東京乾電池主催で行われたライブを収録。ゲストは泉谷しげる。
途中、途中にインタビューやらが挟まれてて、なぜか「いせやのやきとり」の閉店までも撮られてる。

ああ!こうゆうライブを一度でも生で見たかったな。
どの曲もあったかくていい詩ばかり。飾らない優しいギターととっても合ってる。
ボソボソ喋る何気ないひと言、ふた言が面白い。歌えば声が通ってて力強いし。

中盤でゲストの泉谷しげるが数曲歌う。「あの人は国宝だから!」
終わってから、高田さん曰く「泉谷さんがいたことは忘れてください」て/爆

元旦が誕生日らしく、柄本明さんがお祝いのひと言とクラッカー(しょぼいw
あれ?コンタもいる?驚

「(アンコールで)出たり入ったりは面倒なので、もう1曲歌って終わりたいと思います」てw
♪生活の柄 で泉谷が泣きそうになってる。

本当にやりたいこと、好きなことだけをして、その人自身であることって何より大事だけど、
誰にも出来ることじゃない。

前作があるのかな?ぜひ見たい!


【収録曲】
「仕事さがし」「アイスクリーム」「コーヒーブルース」「ハッピーニューイヤーブルース」「鎮静剤」「魚つりブルース」「風」「夕暮れ」「スキンシップ・ブルース」「鮪に鰯」「生活の柄」「くつが一足あったなら」「私の青空」


仕事さがし/高田渡
乗るんだよ電車によ
雨の日も風の日も
仕事にありつきたいから

飲むんだよ にがいコーヒーをよ 
履歴書を書くために
仕事にありつきたいから

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少年探偵シリーズ5『大金塊』

2009-09-01 20:57:42 | 
■少年探偵シリーズ5『大金塊』江戸川乱歩/作 柳瀬茂/カバー絵・挿し絵

あらすじ
企業家で骨董品がたくさんある宮瀬家に賊が入るが、盗まれたのは骨董品ではなく、
先祖が埋蔵した数億円もの価値がある金塊のありかを示した紙きれの半面。
宮瀬氏は明智探偵に依頼し、もう半面は自分がいつも身につけている指輪の中に複写した写真が入っていることを告げる。
明智は宮瀬氏の一人息子の不二夫くんと小林少年をとり換えることを思いつく。
小林少年は不二夫くんの身代わりに賊に連れ去られるが、閉じ込められた檻を万能鍵で開け、
見事に女首領のいない間に化粧クリーム瓶に入れられた暗号紙を取り戻しアジトを抜け出す。
そこに書かれた文字から三重の鬼が島へ出かけ、獅子岩の影が烏帽子岩に差し込む場所から測って、
金塊の隠された洞窟に入ったはいいが、迷って少年2人は大人とはぐれてしまった!
満ち潮となって流れ込む海水。懐中電灯は壊れてしまい、缶の中のマッチをする小林少年。
とうとううず高く積まれた金塊の山を発見したが、そこに賊がやってきて・・・


暗号を解いて洞窟で金塊を見つけるって設定はこないだの『怪奇四十面相』と同じだけど、
今回の盗賊は美しい謎の女性ってところも面白い。
鬼が島が三重ってなってるけど、岡山じゃなかったっけ?たしかに三重に獅子岩はあるみたい。
今回も手柄はほぼ小林少年。真っ暗な洞窟の中で迷ってしまった時はドキドキして、
先を読むのに急いてしまった/苦笑
そっか、洞窟探検にはロープ、懐中電灯のほかに、酸素を調べるロウソク、マッチも必要なんだな。



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