メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

狭いながらも楽しい我が家

2009-09-06 18:57:32 | 
少年探偵シリーズ17『鉄人Q』江戸川乱歩/作 木村正志/カバー絵・挿し絵
毎度お騒がせな二十面相。こんどは人間型ロボットです。
少女を誘拐して、おばけ屋敷化したアジトに一つ目幽霊の格好をさせて喜んでるんだけど、
少年探偵の一人が尾行して捕われ、メッセージを書いたBDバッヂを窓から投げて運良く拾われる。
全面鏡張りの部屋や、地下は森になっていて、大蛇(もちろん二十面相)に飲まれそうになったり。
でも最後はやっぱり全部バレて、いつもの大捕り物。気球で逃げたと見せかけて変装したり、
空中を飛ぶプロペラも、明智がもっと性能のいいものを作らせて小林少年が空を飛び、縄で落とされて逮捕。
どれだけの馬力か知らないけど、空を飛んでたのを落とされたってヘタしたら死んじゃわない???

明智「お化け屋敷を作ったり、映画のフィルムにいたずらをして脅かしたり、
あんなばかばかしいことをやるやつは、二十面相のほかにはないよ。」
ハッキリ”馬鹿馬鹿しい”てゆわれちゃった・・・

前回もらった大金はトランシーバーのほかに、ボーイスカウトみたいな揃いの制服を買ったみたい。


去年、下北沢本多劇場で観た大人芝居をWOWOWでOAしたものを録画してもらって、やっと観たv
ウーマンリブVOL.11「七人は僕の恋人」
あの時あんだけ死ぬほど笑ったのに、こうして落ち着いてテレビ画面で見ると
ネタを知ってるせいかなんなのか、それほど笑えない/苦笑
その代わり、一人一人がアップで見れて、汗だくになっていい芝居してるな~って気づく。
いつも録画、手間のかかる変換ありがとううううう!!!


昨晩また田舎から宅配が届いて、早めのリンゴのほか、梨、おろし大根、最後の枝豆、
ミニミニみょうが、とうもろこしなどなど夏の終わりと秋の味覚がいっぺんに届いた
マスカットみたいな緑色で香りが強いぶどう、名前なんて言ってたかなあ???
甘酸っぱくて美味しい。こちらもありがとううううう!!!


昭和の流行歌コーナー。
青空/二村定一
夕暮れに仰ぎ見る 私の青空
日が暮れて辿るは 我が家の細道
狭いながらも楽しい我が家
愛の光の射すところ
恋しい家こそ 私の青空

ハッチさんも歌ってなかったっけ?

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少年探偵シリーズ16『仮面の恐怖王』

2009-09-06 17:49:29 | 
少年探偵シリーズ16『仮面の恐怖王』江戸川乱歩/作 武部本一郎/カバー絵・挿し絵
1970年初版(!)の1994年第35版て比較的新しいので、評論家・中島河太郎って人の解説が巻末についてた。
「何度も似たような話があってフシギに思われるかもしれないが、この全集は26巻までは少年向きに、
それ以降は大人向けに書いた小説を子ども向けに書き直したものだから」ということと、
「ルパンほかいろんな外国の推理小説から面白いトリックを借用している」こと、
「昭和11年に書かれた『怪人二十面相』が一番最初の少年探偵小説だった」ことなどなど。

あらすじ
最初はロウ人形館から鉄仮面が逃げて、宝冠を盗み、明智が船の中でとりことなるが、
首領になりすまして宝冠を取り戻して船から脱出する。
片桐家の国宝の仏像を盗むと予告して、二十面相は自らが仏像になりすまして皆を驚かせるが、
小林少年に裏をかかれ仏像は取り戻される。
何度も失敗して怒った二十面相は、小林少年とポケット小僧をアジトへ連れ込み、
巨大ゴリラのいる洞窟へ迷い込む。土砂崩れが起きて、少年2人は命からがら土を掘り進めるが・・・


実はゴリラは二十面相で(バレバレだけどw)、一緒に土砂崩れに巻き込まれて動けなくなり、
「こばやしくん、はやく、オレを助けてくれ」と小林少年に助けを求める/苦笑
小林くんも「こんな大役を部下にやらせるだろうか?こいつがきっと二十面相だよ」
ゴリラが「大役」なんだ/爆

昔の人が埋めた金塊も見つかり、持ち主が2人に500万円ずつ(今のお金ならもっとだよね?)くれたのに、
欲のない2人は少年探偵団に寄付して、「トランシーバーがあれば連絡が簡単だから、明智先生に買っていただこう!」なんて喜んでる。
それだけあったら一生遊んで暮らせるだろうに。。

洞窟に大金塊、二十面相が黄金の仮面を着て、木の上からプロペラで飛ぶって、
ネタ連発しすぎです。
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