休耕田を畑として活用するため、就農当初から周囲に明渠を設けたり塩ビ管を埋設したりして
排水の促進を図って来た。
その排水システムは大半の圃場で有効に機能したが、一部の畑では中心部の湿地が解消出来な
いままとなっていた。

その湿地に苦慮しながら、有効な対策を打てないまま「不毛の土地」の存在を嘆いていた。
しかし、昨年、湿地の中心部に細長い穴を掘り、そこに水を集め、塩ビ管を通じて排水する
方法を試してみたら、「不毛の大地」を画期的に解消することが出来た。
その成功体験に気をよくし、今年は「面積の減少や耕作時の不便さ」を考慮の外に置いて、
「大胆な排水対策」に果敢に取り組むことにした。