「干天の慈雨」となった19日の大雨は、「代かき」も出来ずにいた農家にとって文字通り「恵みの雨」
となった。
大雨だったにもかかわらず川の水があまり増えなかったのは田圃が「ダムの機能」を果たしていたためで、
もし、田圃に水が不要となる秋だったら「洪水被害」が発生していたかもしれない。
また、農業は田畑の維持管理をすることにより、田舎の美しい景観を保つ役割も果たしていて、道路沿いに
「花壇」を整備している集落も少なくない。
そのような農業の多面的機能の維持・発揮を図るため国は「多面的機能支払交付金」を平成26年度から
スタートさせている。
金額はそれほど多額ではないが、農作業のモチベーションアップに少なからず貢献していることは間違い
ない。
(麦畑の周囲の草刈りも始めた)