小麦の播種は「気の重い仕事」の筆頭だった。
播種機のトラブルが頻発して時間を浪費し、然も、播種漏れも発生し、
その空きスペースに雑草が繁茂するという悪循環を招いていた。
その反省から、新たに麦専用の播種機を購入し、今日はその「使い染め」
となった。

午後から作業を開始し、斜面の多い約80aの畑を僅か3時間で蒔き終える
ことが出来た。
それが普通の所要時間かもしれないが、従来と比べたら雲泥の差だった。
昨年までは枝豆用の播種機を6個並べて有効活用していたが、連動せず
単独で動くためにトラブルも個別に発生し「泣く思い」をしていた。
今、振り返ってみれば非効率な「貧乏人の銭失い」でしかなかった。