東京で暮らす次男が、中学時代を過ごした横須賀の級友を先日訪ねた際、
私が勤務していた研究開発センタの建物を撮って送ってくれた。
三浦半島突端の山頂に位置する大きなビル(幅100m、奥行50m、
10階建)で、当時は右に書類の山、左に相模湾を通し富士の霊峰を眺めなが
ら働く毎日だった。
研究者やそのスタッフを含め千人余が働き、中曽根総理大臣や郵政大臣等
の国会議員が見学に訪れる盛況振りだったが、今は「空きビル」に近い状態
になっているようだ。

社宅の近くの武山中学校の体育館でママさんバレーボールチームが練習して
いて妻が仲間に入れて貰った。
「お手伝い役」で私も同行していたのだったが、監督が突然他のチームに移った
ために、急遽、監督代行を担うことになった。
練習方法を見直し、また、控えの選手に出場機会を作る等でチームが活性化し、
実力も向上しつつあったが、転勤辞令が出て僅か半年で退任となった。
妻は、今でも「あの半年間が一番楽しかった」と振り返っている。