霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

餅苗

2014-04-25 19:26:36 | 
産直での餅米販売は「年間通じて供給責任を果たす」べく努めて来た。
昨年などは新米収穫前に在庫切れの恐れがあったので、収穫を前倒ししたりもした。

餅米にはそんなこだわりが有るが、昨日紹介したように今年の餅苗はイマイチ以下の生育状況で
残念ながら作付面積を減らさざるを得ない覚悟をしていた。


(川沿いのケヤキ林が適度な日陰を作っているためか農道の土手に毎年カタクリが花を咲かせている)

今朝になって「諦めるのは未だ早い」と思い直し、受託育苗仲間のHさんに餅苗の余裕が無いかを
問い合わせたら、「苗は無いけど種なら少し残っている」との返事。

「善は急げ」で早速その種を譲り受け、明日追加の種蒔きを行うことにした。
これで失敗した分をカバー出来れば有難い。
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水稲苗

2014-04-24 21:58:50 | 
例年なら四月末から田植えをスタートさせているが、今年は意図的に少し遅らせるつもりでいる。
それでも餅米については五月早々に田植えをスタートさせるつもり。

今年の苗の出来具合がどうかというと、一号ハウスの餅苗はイマイチ以下だが二号ハウスの
ウルチ苗は順調に生育している。


(二号ハウスのウルチ苗)

産直では餅米の方が売れることから我が家の作付面積は餅米の方が多い。
今年の産直での売れ行きを見ると「お盆」前に在庫が無くなりそうな勢いとなっている。

餅苗が順調に生育したら作付面積を「更に増やそう」と思っていたが、その目論見は早々に
頓挫してしまった。


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二十日大根

2014-04-23 20:29:51 | 野菜
年間通じて地場野菜が一番不足するのが四月。
他の月は置き場所に困るぐらい籠一杯に野菜が溢れている産直も今は空の籠も少なくない。
その「穴埋め役」を果たしていたシイタケや山菜は放射能汚染問題で販売自粛のままとなって
いる。

そんな季節に少量ながらも奮闘しているのが二十日大根。
先月末から出し始めていたので間もなく一カ月を迎える。
少量でも毎日続けると「塵も積もれば・・・」となることを期待している。



二十日大根は漬け物やサラダで食べる人が多いが、どちらでも鮮やかな色合いが変わらない
のがウリとなっている。
野菜や漬物が不足しがちな春の食卓を彩るのにオススメの食材。
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長考

2014-04-22 20:59:59 | 人生
今日で春の耕起作業を全部終えることが出来た。
天候に恵まれ満足できる内容だった。

この間、トラクターを運転しながら「ある事」についてずっと考え続けていた。
戦国時代の昔、いい考えが浮かぶのは「馬上、枕上、厠上」と言われたらしいが、今の百姓にとって
はトラクターの上が馬上なのかもしれない。

疲れるぐらい長考を続けているが「決断が付かずにグルグル回りしている」訳では決してなく、思考
がどんどん深まる感じがしている。
長考し続けていると突然惚れ惚れするようなグッドアイデアが生まれることがあるから面白い。


(ニンニク畑。これまでのところ生育は順調に推移している)

今日もそんなアイディアが突然浮かんだ。
しかし、これが「次の一手」となるかどうかは未だ分らない。
明日以降に更にもっと「いい手」が浮かぶかもしれないので・・・。

幸か不幸か「次の一手」の着手時期は未だ先のこと。
それまで存分に長考を楽しむことにしたい。
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農道作り その二

2014-04-21 20:34:08 | 環境
今日の農道作りは高低差のある一番の難所だった。
しかし、この道を作らないとトラクターや管理機は300mも迂回しなければならない。
狭い坂道で左側は「千尋の谷」を思わせるような崖となっていて「高所恐怖症」の身には
辛い仕事となった。
バックホーが少しでもバランスを崩したら「一巻の終わり」となるので慎重な上にも慎重に
に土手を切り崩しながら坂道の上を目指した。



坂の途中で昼食時間になっていたようだが、そのまま作業を続けやっとの思いで上の
農道に辿り着き「ホッ」と胸を撫で下ろしたら既に午後一時を過ぎていた。

午後は雨の予報が出ていたので奮闘したバックホーにブルーシートを掛けて帰途に
就いた。
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