市野々の畑

昨日から市野々の畑では、バックホーとトクラターのコンビでクロの撤去作業を行っている。
品質のいいワラビが出る場所だったので当初は「永久保存」のつもりだったが、ワラビも
放射能汚染で販売不可となっていることや年3回の草刈りが大きな負担となっていたことから、
9枚ある畑のクロを全部撤去することにしたもの。

自家消費用のワラビなら斜面に出て来る分だけで十分に賄えると思っている。



底辺が2mを超える高いクロが多く、掘り崩される土の量も半端ではないが、バックホーで
崩した後をトラクターで耕起すると整地されて見事な畑に変身した。
ただ、クゾの太い根がまるで長芋のようにゴロゴロと出て来てトラクターのロータリーに絡む
のには閉口させられたが、それは一時的な「生みの苦しみ」で「草刈りの省力化」や「耕作
面積の拡大」等を勘案したら「直ぐにオツリが来る」ものと思っている。



畑の貸主である市野々の叔母が一部に「ジャガイモやネギを植えたい」ということで、盛岡と
仙台で暮らす2人の孝行息子が応援に来ていた。
折角の貴重な労力を「共同作業」という名目で我が家の畑の「堆肥撒き」にも活用させて貰う
ことになり、急遽軽トラ二台を駆り出して「堆肥撒き」も済ませることが出来た。



雲一つない快晴の下、三時過ぎの「一服の時間」には最近はあまり見かけることが無くなった
「タバゴ風景」が現出した。