安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
切れ味が悪いチェンソウほど扱いにくいものはない。
「鋸にも劣るのではないか」と思えるほど情けなくなる。
去年新調したばかりの刃が、小まめに磨いても直ぐに切れなくなり困り果てていた。
悩んだ末に就農当初に大枚2000円を投じて購入していた「チェンソウ作業マニュアル」
を再度開いてみた。
その結果、ようやく原因が判明した。
切り込む深さを決めるデプスゲージ(刃と刃の間にある突起物)の無調整が原因だった。
デプスゲージは時々ヤスリで削らないと刃との隙間が無くなり「カンナ機能」を果た
さないことが分かった。
(薪作りをしている門口のマンサク)
マニュアルには、刃を磨ぐのは「燃料を補給する都度」、またデプスゲイジ調整は
「刃磨ぎ5~6回に一度程度」行うよう記されていた。
早速刃磨ぎと併せてデプスゲージ削りも行った結果、今日は「ルンルン気分」で
作業が進んだ。
多賀城の叔父が今日からチェンソウにチャレンジした。
齢80歳の老人に無理強いは出来ないが、若い頃はソフトボールの国体選手でならし今でも
地元のチームに所属しているスポーツマンだし、元々手先は器用なので「普通の後期高齢者」
とは異なる。
それでも「不慣れな仕事は余分な力が入る」のは避けられない。
足や腰、腕や肩に負担がかかり、午後になったら「腰が痛い、腰が痛い」を連発していた。
モチベーションアップのため「力仕事をすると便秘が解消するよ」と励まし続けたら、本当に
その成果が現れたのは幸いだった。
いずれにせよ「途中放棄するタイプ」ではない。
叔父の苦行は今週末まで続く。
3月2日に当ブログに掲載した「市長への質問状」の回答は「来週前半になる」と職員課長から
今日メールが入った。
当方が法的根拠を示して「総会開催は必須」と主張しているのだから市長からも法的根拠を
示した回答が来るものと期待している。
また、市長への質問状と併せて農水省と東北農政局にも経緯等を説明した資料を送付し
「強制力のある指導」を要望している。
(加工室の軒下に並べた来年用の薪。加工室用としてはこれで一冬分かも知れない)
二年前の四月、農水省は「広域内の各集落も総会を開催するのは当然のこと。そうしないと不正や
トラブルを防止出来ない。東北農政局を通じて一関市を指導する」と私に回答していた。
にもかかわらず一関市の対応に変化が見られなかったのは農林部長が「国の指導に逆らっているため」
と受け止めていた。
ところが、今回の農政局とのやり取りで「総会を開催した際、本人が欠席し家族が代理で参加していた
もの」と市が事実無根の抗弁を二年前にしていたことが判明した。
しかも、「どう決めるかは各集落に任せてある」との見解も、農水省が是認した見解ではなく農林部長
独自の見解だった。
農林部長は、農水省には「総会は開催した」と答え、私には「決め方は各集落に任せてある」と回答し、
そして当集落の役員には「総会開催不要、少数意見は無視すべし」と指導していたのだった。
この驚くべき「三枚舌」は市役所幹部の所業とは到底思えない。
二年前の市長回答は農林部長見解を踏襲したものだったが、農林部長は一体「何枚目の舌」を使って
市長を説得したのだろうか。
もしかすると新たに「四枚目の舌」を使ったのかもしれない。
多賀城の叔父が10日から応援に来ている。
当面は太い薪を薪割機で割る仕事が中心だが歌舞伎見物で上京している間に事前に用意していた分は
綺麗に片付いていた。
慌てて門口に並べてある薪材から太目の物を選んで供給し始めたが、太い物を「チェンソウで切る」のと
「薪割機で割る」のとでは所要時間で数十倍の差がある。
「供給が追い付かない」のは言うまでない。
「今週末まで応援する」という叔父を遊ばせるのは勿体ないので、比較的切り易い細目の薪材を切る
仕事を依頼することにした。
チェンソウを使った経験が無いため「危ない仕事はしないようにと女房から言われて来た」と叔父は
冗談半分に難色を示したが「私が傍にいて一緒に作業をする」ことを条件に明日から挑戦することに
なった。
危険な仕事なので間違っても事故を起こさないよう「安全第一」を心掛けるつもりでいる。
1月中旬に地元紙に二件の投書を行った。
その内の一件は2月上旬に掲載されたが、他の一件は投稿から2カ月も経過していたので
「もう掲載されないもの」と思っていた。
諦めていたその投稿が今朝になって掲載されていたので驚いた。
タイトルは修正されオブラートに包んだようなソフトな内容になっていたが、趣旨は
伝わっていたので掲載されただけでも「ヨシ」としたい。
原題は「呆れる市役所の怠慢 その一、その二」だった。
「その一」は既に当ブログで紹介しているし「その二」は3日に掲載した「別紙」が詳細な
本音バージョンとなっている。
どちらも市役所農林部長の「上から目線の悪意に満ちた対応」が原因となっているものだが、
投稿上は個人を特定すると掲載されないため「市役所」と抽象化したもの。
真摯に業務に精励している市職員の皆様には誠に申し訳ないが「不誠実な上司を持った不幸」と
諦めて貰うしかない。
当該農林部長は今月末で定年退職を迎える。
その前に「負の遺産」を清算し「後顧の憂いなく退職して貰いたい」と思っている。