穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

小さな書店のメリット

2010-02-11 19:15:08 | 本と雑誌

*貨物自動車やダンプカーが疾駆する田舎の県道沿いにある書店、大きな書店や都会の書店ではとっくに返品されている数年前の買いそこなった本が砂塵にまみれた書棚にあることがある。

*大都市のビジネス街の中心にある規模の小さな書店はスペースがないために、陳列されている書籍は売れ筋が絞られている。それぞれのジャンルでどんな本が売れているか書棚を一瞥するだけで分かる。

中には書店主のセンスが現れていて、陳列されている本が厳選されている書店にぶつかることがある。こういう店ではあれこれ見ないで簡単にその分野で適当と思われる本が見つかりやすい。

これらが小さな書店のメリットである。時々はのぞくものだ。