穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

ロスマグ再評価

2024-04-14 18:12:35 | ハードボイルド

かってはハードボイルドの御三家ということが言われた。もちろん筆頭にチャンドラー、ハメットと続き、ロス・マクドナルドと続く。

ロスマグは一寸格が落ちる。むかしロスマグも読んだが、スピード感がなく退屈であるといいうのが、一般的な見方で、最近ではあまりロスマグのことを取り上げる人がいない。私もそういう印象であったが、最近読むものが無くなってロスマグの代表作の一つ「さむけ」を立ち読みした。結構読みやすそうなので買って20ぺーじほど読んだ。昔の印象と違って結構読めることを発見した。「さむけ」だけに限ったものかもしれないが。

インターネットのブラウザーで(素人書評)を読むと退屈でつまらないというのが現在でも主流らしいが。まだ20ページしか読んでいないが、昔とだいぶ違って軽い文章の印象なので先を読んでみることにした。

ほかの作品も二、三読んだが、題名は覚えていない。「さむけ」は読まなかったのかもしれない。

 

1976年第一刷とあるから新訳ではないようだが、結構スピード感が

 



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