芥川賞と直木賞の選考書評は月刊文春で発表される。またインターネットでも見れる。
芥川賞の選評にくらべて直木賞のそれは「真面目」である。もっともこれは数年、十年以上前の印象で最近はどうか知らないが。
直木賞の選考対象は大体すでに何冊か商業出版された実績のある作家である。いわば同業者が同業者を批評している。慎重にならざるを得ないという事情もあるのであろう。芥川賞の選評がなげやりであるのに比べて真面目というか一生懸命で読むに値するという印象だ。
ただこの書評ブログの対象ではない。そんなことで長らくこの二つの文学賞は当ブログの対象から外してある。