スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

ポン酢

2005-09-18 | 和食/主菜


<材料>

・純米酒.....60cc
・みりん.....40cc
・醤油.....100cc
・米酢.....50cc
・スダチ絞り汁.....50cc
・昆布.....5センチ
・鰹節.....5グラム

<作り方>

1.お酒とみりんを鍋に入れ、火にかける。
 煮立ったら火を止め、氷水のボウルなどへ入れ急冷する。

2.冷めたら、残りの材料を入れ、密閉容器へ入れる。

3.冷蔵庫で1週間寝かしたら、漉す。


先日買った黒豆醤油、何か良い方法はないかなぁと思っていたら、「ポン酢にしてみれば?」というアイデアを頂いたので作ってみました。
1週間寝かさなくても、次の日から使用できます。寝かせる期間はお好みで。柑橘汁も、スダチやかぼす、橙など、あれば混ぜても美味しくできます。

このポン酢を使って、いろいろ作ってみました。



ポン酢焼き。
ゴボウ、ニンジン、アスパラなど野菜は下ゆでをして、豚バラ肉で巻きます。薄く小麦粉をまぶして、フライパンで焼き目を付けた後、ポン酢、酒、みりんを加え煮詰めます。
結構好評でした。




小松菜とシラス。
しらすはごま油でカリカリになるまで炒めて、茹でた小松菜とポン酢を一緒に和えます。

右側は三つ葉を茹でて鰹節をかけただけ。ポン酢のみをかけて食べました。
主人は「食卓に三つ葉が乗っていれば家庭円満」というくらい三つ葉が好きなので、喜んでいました。

でも、ポン酢自体は美味しいんですけど、黒豆の風味が弱くなるので、普通の醤油で作るのとあまり変わりがないかな。比べると区別できますが、これだけだとほとんど分かりません。

この醤油、お刺身にはあまり合わない気がしたけど、野菜にはばっちり。



ということで、一番実力が発揮されたのは、茹でた野菜にかけるだけ。
モロヘイヤとモヤシを茹でた物。これに、黒豆醤油のみをかけて食べたところ、黒豆の風味と野菜の香りが相乗効果となって、とても美味しかったです。

主人はもともと、シンプルというかあまり手を加えないものが好きなので、これが一番旨いとか言っていました。
醤油によって味が全然ちがうから、いろいろ試してみるのも面白いわね。また、主人が美味しい醤油を買ってきてくれたら、ポン酢を作って味比べしようかな。



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