スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

イル パッチォコーネ

2005-09-26 | 外食



ブルーノートへ。今回は、キューバのピアニスト、オマール・ソーサを見に.....行く予定でした。
なんと、いざ行ってみたらミュージシャンの変更が。というより、お目当ての人が来日していない!代わりのミュージシャンもナシ!

えぇぇぇぇッ!そんなのありぃ~?

そりゃぁ、オマールソーサを見に行ったのだけれど、一番のお目当ての人がいないのなら見ても仕方がないかも。でも実際に見ればいいステージかもしれないし。でもなぁ、ブツブツブツブツ。
さんざん悩んだ挙げ句、キャンセルしました。あーん、残念~。

すっごいショックのまま、トボトボと歩いて、ピッツァを食べて帰ることに。本当はサヴォイが大好きだけど、中目黒まで移動する元気はないし、ナプレは案の定入れず。ということで、イル・パッチォコーネに行きました。





食前酒もパンも生ハムも、なんとなくイマイチ。気分が落ち込んでいるせいかしら。はー。(ちなみに写真は、パン、生ハム、唐辛子入りオリーブオイル、食後酒のリモンチェロ)
でも、この日は生ポルチーニが!あー、ポルチーニ大好き、しかも生。食べたいー。でも100グラム2100円。ひえー。
と思いつつ、ブルーノートに行くつもりだったんだからね、うんうん。
えいやぁ!と注文しました。



生で食べたことがあるけど、それはこの店では駄目でした。なので、シンプルにオリーブオイルでソテーしてもうことに。
香りも良いですし、口に入れて噛んだ時に「じゅわー」ってポルチーニ汁が出てきました。すごい美味しい~。



マルゲリータ。釜の温度が良いと感じるピッツァ。焼き具合がばっちり。生地はもっちり感は少なめのちょっと歯ごたえがあるもの。トマトのフレッシュさと粉の味が結構好みでした。
唐辛子入りのオリーブオイルが、ちょっと辛めなのも好き。ピッツァと相性抜群。
この生地には、アンチョビも合いそうなので、また行く機会があれば、アンチョビを追加しようと思います。

でも、この店に満足できないのは、気分が沈んでいるせいなのか、それとも...。袋入りのおしぼりと紙ナプキンがテーブルに鎮座してるのも、ちょっとね。トラットリアだし、文句は言えないけど。
すっごいガックリした日ではあったけど、生ポルチーニが食べられたのは収穫でした。とりあえず。それで良しとしましょう。



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