去る講習会の日、わたしの射より関心が大きかった「東映任侠映画」も、もう3巻目になった。
あの日、帰りにKCで買ってくるように言われ、こちらは関心が薄いのでうろ覚えで店員に聞いた。「あのー、本にDVDがついている高倉健のシリーズの2巻目ください・・」店員は、半分とぼけたおばさんには冷たい。ましてや「任侠」などという言葉には無縁の若い女の子である。「はぁ?」と、言われそうな気がしたが、さらっと「ディアゴスティーニですね。」と、言われた。
残念ながら、そのディアなんちゃらを知らないので、「はい。やくざ映画の・・」と、言うと「任侠映画のシリーズですね」と、パソコンの画面を出してにっこり笑う。おお、若いからと言って侮ってはいかん。これは、予約可能とも言われたが、200巻あるのだという。1998円で200巻とは眩暈がした。殿は厳選して買うと言っていたが、1から3巻までの間では「厳選」は出来なかったようだ。厳選とはたくさんの中からということなのである。厳選した結果の数字は知らされていないので恐ろしい。
映画は好きだが、このシリーズは一緒に観ない。やはり、健さんファンと任侠映画ファンを兼ねている人にだけの醍醐味のようだ。