まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

手を染める

2023-12-30 | 暮らし
新聞の第一面に「〇〇議員 買収疑い逮捕」とある。
その下に「〇〇議員側 強制捜査 パーティ券事件」とある。
年末になっても相変わらずのニュースである。

さて、悪に手を染めるというけれど、極道の映画などでは、「その世界から足を洗う」とか、「足ぬけする」というが、手を染めたら「手を洗う」とか「手を抜く」とは言わない。

では、染めた手はどうすればよいのだろうね。
そのままの手で、手をこまねいていてはいけない。

もともと「手を染める」は、物事を始めるというところから「手を初める」だったらしい。中国では、そめた手を洗うという使い方をするそうだ。
なぜ、日本では悪いことをし始めるのに使いだしたのか。

また、足を洗うのは修行僧が修行のために裸足で歩いていたそうで、帰ったら足を洗い清めたということ。

どちらにしても、新聞をにぎわしているお方たちは、政治家である限りは手を染め続けるのだろう。
派閥から足を洗うことは、議員生命を失うことと同じなのだろう。
あまり続くと、手を洗うや、足を洗うではなく、首を洗って待たなくてはならないよ。