筈打ち
2019-02-10 | 弓道
矢に矢が刺さって食い込んで1本の矢のようになった場合「継矢」と、言うが、今回は単なる「筈打ち」である。継矢は珍しいが、矢が2本ダメになってしまうので、大きな出費だ。筈だけの損失で良かった。
家へ帰ってからペンチで抜こうとしたがなかなか抜けず、小学4年のkenに持ってもらって抜いた。
kenは「母ちゃんに、歯が抜けたっていうわ」と、ティッシュペーパーにそれらしく置いた。kouは「よくそんなつまらないことを考えるね」と、ゲームに没頭していた。それもつまらないね。
さて、筈打ちをしたのは、中っていた矢だったのか、外れの矢だったのか。どちらにしろ抜いてしまえば、そこには何もない。どんなスポーツも、武道もそうではあるが、芸術と違って何も残らない。
それでも、何かが積みあがっているのだろうか。
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