kouの最後のバレーボール大会が終わった。
あっという間に中学3年生になってしまった。
中学の代表に選ばれた中2の時、目標の大会は中止。
目標の大会もコロナで阻まれた。
応援も家族1名のみだった。
わたしの出来ることは祈ることのみ。
加賀市で勝ち抜いて、次の大会に出かけた。
いきなり強豪と戦うらしい。
「どうか、最後まで諦めずにチームのみんなで戦えますよう」
「勝っても負けても、いい涙を流せますよう」
ばぁばは、気持ちだけ送る。
後でkouは「オレが泣いたらみんなが泣くかもしれないと我慢した」とのこと。と、いうことは負けたのか。
サーターアンダギーでも作るか・・。
丸いボールみたいの。
これが大変、140℃~150℃で、8分間揚げなくてはならないのだ。
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ネットを割りばしに結んで、箱にキッチンペーパーを敷いて・・と。
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10対10になるまで積み上げた。
3年間、お互いのコートにどれだけ球を叩き込んだことか。
また、相手の球を受けたことか。
そんなことを考えながら、球を増やしていった。
ちなみに、kenもバレーボール部に入ったので、夢をkenに託してカップにメッセージを。
小学生の夏休みの工作みたいになってしまった。
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「やったぁ!!」と、kouの明るい声。
これでばばバカの願いが叶った気がした。
翌日の朝には完食したそうで。
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