まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

花が咲く

2018-06-05 | 暮らし

時折、いろんなことがうまく行かないと思える時がある。うつ向いたら、机の角に頭をぶつけて、こぶができた。感覚が鈍くなったのか、物と自分の位置関係がずれていることが分からないという事は、自分の頭の中がずれているのか。だから、他人との関係もずれるのか。

人がぶつかり合う時は、互いに自分が正しいと思うのでぶつかるが、少し相手のことを考えるとうまく行く時があるはず。意思疎通がうまく行かない時は、友達に良いアドバイスをもらうと気が晴れる。なあんだ、こんな簡単なことだったのかと。人のことは客観的に見ることが出来て、意見を言えるのに、自分の事となると足踏み状態になることがある。

さて、それにしても、花は咲く。ひたすら咲いているのを見ると、ざわざわしたことが消えていく。

年寄りたちが、畑や草むしりをしているのは、外の気持ちよさと、雑念から解放される感じがあるからではないか。母は、外仕事が忙しいのでデイサービスへは行かないと言った。それで良いと思う。こんなに癒されるものが周りにあるのだから。畑や花の世話をしている間は、デイサービスで世話をされなくてもいいと思う。デイサービスへ行けば、いろんな人と交流が出来るかと思ったが、どうもそんな感じではないことが分かった。痴呆の人や、自分で動けない人がいる中で、まともな交流はできない。ここは趣味の会ではないわけで、子供だましのような遊びも面白くないのである。

民生委員の方が、ひとり暮らしなので心配してくださったのだが、母はまだ父の身の回りの物を調達し病院へ持って行ったり、父にプリンを食べさせたりしているのを見ると、まだまだ大丈夫だと思う。けれど老いは確実にやってくる。他人事ではない。

それでも、もうひと花さかせたいとみんな思うんだろうな。


バーベキュー

2018-06-04 | 弓道

「チコちゃんに叱られる!」という番組で、バーベキューと焼肉の違いをやっていたっけ。わたしたちが、バーベキューというものは、本当は焼肉というもので・・ということより、何故かバーベキュー大会をしますっていう方が、突っ込まれそうだ。今年も弓道仲間12人とバーベキューをした。

どちらにしても、「ボーっと生きてんじゃねえよ!!」って、言われそうなわたしが、ボーっとしていられない毎日に、時折楽しい仲間たちの誘いがあると、ボーっとなって参加する。

今回は、肉調達係。朝の草刈りを終えて、風呂に入ってから、大急ぎでクーラーボックスを抱えて、七日市の「ボリュームボックス」という、肉屋へ行く。田んぼの中にあるリニューアルされた肉屋をスルーしそうになった。長い間来ていなかったので、店のイメージが変わっていて驚いた。

1万円の予算を会計係より言い渡されたので、ばんばん買って精算すると、なんと9,960円だった。お金の貯め方は下手だが、使い方は天才だと自負する。

毎年、K先輩の会社でするのだが、到着したらすでにU字溝には炭が真っ赤になってお待ちかね。みんなで準備して、肉、焼きそば、H先輩の獅子肉、飛び魚の味噌汁と、宴は際限なく続き、最後に食べた卵焼きは、トロッとして黄身が濃くて味わい深い。H先輩の育てた鶏の卵だが、品種は聞いたのに忘れた。烏骨鶏ではない。カタカナの女性の名前みたいだった。メリーポピンズじゃないし。最近、忘れっぽい。

キャベツを切ったり、飲んだり、焼いたり、味噌汁を作ったりしていて、殆ど写真を撮ることが出来なかったが、食べることはしっかり食べた。

 


しょうぶ湯

2018-06-03 | 暮らし

日曜日は、朝8時から河川愛護だ。町の横に流れる川を愛してまもるという運動。要するにわたしたちは「人夫(にんぶ)」と呼ぶ草刈り要員となる。この河川愛護を長く続けていて、昨年の区長は県庁での表彰式に出席された。保賀橋から川の堤防をずっと8号線まで草を刈るのだ。

高齢のおっちゃんたちは歩くのもやっとな感じで「長いんな。こんなに遠かったかんな。」と、さかんに鎌より口を動かしている。女性の出席は全体の一割もいない。わたしたちも、いつも旦那が都合が悪くて出られない仲間で、先頭集団まで出て、適当な場所でかたまって刈っている間にみんなに抜かされて、前進するという繰り返しで8号線の近くまで行く。

その間、またチーズパーティの話が決まった。一緒に仕事をする仲間は大切である。

とにかく、熱中症寸前で終了し、飲み物とパンをもらって帰る。帰ると10時20分になっていた。

山代温泉6月4日からしょうぶ湯祭りで、実家からもらった菖蒲を風呂に入れて大急ぎで入る。いい香り・・ゆっくりしたいが、この後また予定が。

  

 


キウイの剪定

2018-06-02 | 暮らし

 

キウイの剪定をしてほしいと、母から言われた。上を向いていると首が痛くなるのと、脚立に上って作業をするのが難しいからだ。87才の母は、腰も曲がっているので、作業は大変である。

キウイは、やたらに伸びる。花のついていない蔓を切っていくのだが、確かに上を向きっぱなしではきつい。花を持った蔓に太陽が当たるように、やくざな蔓を切っていく。枝は鎌で引っ掛けるだけで、根元からぽろっと折れてしまうので、簡単に取れるのだが、棚が若干高いので仕事がしにくい。今年の大雪でつぶれたのを、叔父が組直してくれたのが、今までより少し高くなっていたので、台に登らないと届かなくなった。

キウイの蔓は元気がいい。どこまでも伸びて、まるで「ジャックと豆の木」のように、ぐんぐん太陽に向かって伸びていくようだ。但し、金の卵を産むめんどりには会えない。しかし、ジャックと豆の木って、大男の金品を奪った話だ。ジャックはただの泥棒ではないか・・、と、思ってしまうのはわたしだけか?いかん、話がそれた。今は豆の木ではない。キウイの木だ。

キウイの雌花。真ん中から放射線状になっている雌しべを持っている。

キウイの雄花。真ん中までふさふさしている。なんか毛深いあんちゃんみたいだ。

放っておくと蔓が伸び放題になって絡まる。縦にぴーーんと伸びているのを切っていく。

ずっと上を向いていたので、く、くびが・・首が痛い。