まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

武道館ひとりぽっち

2019-08-16 | 弓道

盆の集まりも終わったし、夜は暇だし、武道館は火曜、木曜は協会で予約してあるので弓道場へ行ってみた。ロビーには灯りが点いていたが、さすがに盆の15日。おまけに台風の不穏な風。こんな日に来る人はいないよね。

まあ、墓参りの後の殿の居場所問題で、結局最後はわたしと弓道場へ行くのがいいのではないかと思った。

安土はからからに乾いていた。ホースで水を撒きながら、自分も汗だくになっていた。

タブレットで自分の引いているのを撮りながら、相変わらずの射と姿にがっくりしながら、それでも弓道で助けられるなあと思いながら、ひとり稽古をしていた。

火曜日はパソコンをつないでいて、さぼったので、久しぶりの弓だ。10本ほどしたらだんだん悪くなってくる。また、タブレットを覗くと、大三の時の矢が平行になっていない。気にすると鳥刺しになり、ほっておくと水流れになる。こんなところから、すでに駄目じゃん・・と、なる。

ううむむ・・。なんか太ったなあ。年取ったなあ。殿が横からのぞいている。今年の12月、わたしは殿が亡くなった年と同じ年になる。後4か月。まだまだ何か出来そうな年である。

わたしは、わたしの人生を生きるしかない。そして、弓も憧れの先生のようにはいかない。自分の弓を引くしかない。


じぃじはどこに?

2019-08-16 | 暮らし

我が家でのお盆の集まりは、わたしの仕事の都合で12日に娘たち家族が集まってくれた。

朝6時から柿の葉寿司を作ったが、思いのほか時間がかかった。

娘たちも何品か作ってきてくれて、テーブルには食べきれないほどのご馳走が並んだ。

じぃじが戻ってきているから、仏壇に挨拶を・・と、みんなが交代にお参りしてくれた。じぃじも楽しいだろうねと、みんなでワイワイ盛り上がった。

15日に墓参りに行ったときにkenが「このお墓にじぃじがおるんか?」と、母親に訊いたそうだ。そうや・・と、答えたときに、kenが「じゃあ、ばぁばんちに帰ってきておるじぃじは?」

みんな、一瞬固まったらしい。

じゃあ、もぬけの殻のお墓に参っているのか?どこにいる?いつも座っていたソファ?トイレに出るって。うーーーん。みんなの期待に応えて、あちこちびゅーーんと飛んでいる。