大聖寺川沿いの花見を終えて実家へ戻るときに、旗陽橋(きようばし)を周る。
旗陽橋は、深田久弥が「白山が一番美しく見える場所」と書いていた。
車でゆっくり橋の上を通ると、「きれいやね―」と、喜んでいた。
天気に恵まれ、時間に恵まれるということはなかなかなくて、今日は本当に良かった。
母を家まで送った帰りに、川沿いを歩いた。
新幹線工事のクレーンが見える。

あまりに綺麗で、娘たちにスマホで撮ってラインに送ったら、ピンボケだった。
娘たちは「絵画のようだ」と、言ってくれて、なるほど絵に描いたようなとはこのことかと思った。

右手前に鞍掛山が見えて、別山まで広がってみえる。
確かに一番きれいに見える。

菜の花も綺麗で、ついつい何枚も撮ってしまう。

土手のところで、ドローンを飛ばしている人がいた。
どんな景色が観えるのだろう、興味がわく。




向こうに見えていた橋まで歩いたが、景色はいまいちで、もうひとつ向こうの橋まで行ってみた。
ひとりで観るのがもったいなくて、やたらシャッターを切りながら、一眼レフが欲しいなあと改めて思う。
この川沿いを歩いている時は、コロナのことをすっかり忘れていた。
