言わずと知れた箱根の「彫刻の森美術館」。
1969年開館で屋外に彫刻を配している。
設計を担当したのが彫刻家の井上武吉。
入口を入ると遠く正面に見えるのがこの彫刻。
カーレ・ミレス(スウェーデン・アメリカ)の、
「人とペガサス」1949年。非常に力強い。
この日は曇り空だったから映えないけど。
ギリシャ神話の英雄ベレロフォンがペガサスに乗って、
怪物キマイラの退治に向かう場面である。
右手へ進んで行くと見どころの一つである、
高さ18mの「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」。
ガブリエル・ロワール(フランス)。
外側からはわからないけれど、
ステンドグラスでできている。
その美しさに惹かれながら螺旋階段を登って行く。
ここからさらに奥手へ進むと見えて来るのがピカソ館。
右手前の彫刻はフランスの画家フェルナン・レジェの
「歩く花」。ピカソやブラック等とキュビズム(立体派)から
独自の様式を築いた。
ピカソはスペインの画家でキュビズムの創始者。
ギネスブックに最も多作な画家と記されており、
生涯に1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、
3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作した。
内部は撮影禁止なので入口のステンドグラスを。
入場料1600円。