教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

臨時国会も後半戦。山内康一「螳螂の斧」

2014年11月04日 21時53分52秒 | 国際・政治

11月に入って臨時国会も後半戦です。
法案のほとんどは衆議院で先に審議し、
その後に参議院に送られます。

従って、国会の前半は衆議院が忙しく、
後半は参議院が忙しいのが通例です。

今週から国会論戦も後半戦に入りますが、
まだ衆議院が忙しい状態が続いています。

大臣の辞任等が続いて起こったために、
政府与党の想定していた通りではなく、
審議スケジュールが遅れ気味です。

どこからともなく解散風も吹き始めて、
与野党対決ムードがさらに高まります。

消費税増税を延期するか否かの判断や
原発再稼働の判断も重要になります。

国会はいよいよ政局の時期になります。
こういう時こそ理念や原理原則が大事。

私が大事にしたいのは、1)国際協調外交
2)行政改革・規制改革 3)自由主義、
といったポイントです。

右傾化安倍政権に対抗軸をつくるため、
穏健な中道勢力を結集していくことが、
いまの日本政治には重要だと思います。

1年半程前に某大手紙に投稿した小文を、
再掲して原点を再確認したいと思います。

なお、投稿にあたっては当時の党三役に
承認を得た上で投稿しております。
党の方針に反することはないと思います。

------------------------------------
「自由主義と国際協調の勢力結集を」

いまの政界を概観して縦軸に外交安保の「タカ派」と「ハト派」をとり、横軸に「小さな政府」と「大きな政府」をとると、「タカ派×小さな政府」や「タカ派×大きな政府」あるいは「ハト派×大きな政府」の勢力は存在感がある。

尖 閣問題や従軍慰安婦問題で強硬な姿勢を示し、かつ、歳出削減や地方分権に熱心な行革派の「タカ派×小さな政府」は、自民党にも維新の会にもいる。尖閣問題 や歴史認識問題で中韓に厳しい態度をとり、かつ、公共事業拡大に熱心で行革に無関心な「タカ派×大きな政府」も自民党の大勢力である。民主党の一部や共産 党、社民党は、憲法9条堅持を主張し、再分配を重視する「ハト派×大きな政府」であろう。

しかし、国際協調を重視して自由貿易を擁護し、行政改革や歳出削減に熱心な「ハト派×小さな政府」の勢力は見えにくい。自民党はタカ派もハト派もいる幅の広い政党だったが、宮澤喜一元総理や後藤田正晴元官房長官のような考え方の自民党ハト派は絶滅危惧種である。

し かし、弱体な「ハト派×小さな政府」勢力は、いまの日本に必要な政治勢力ではないだろうか。では「ハト派×小さな政府」はどんな政策を掲げるだろうか。そ れは自由主義と国際協調である。経済的自由を尊重し、政府の介入に慎重で、市場メカニズムを重視して規制改革に取り組むと同時に、TPPに参加し自由貿易 を推進する。

同時に自由主義者は、政治的自由や社会的自由を尊重し、民主主義や人権といった価値観を共有する米国や豪州、アセアン諸国と 連携しつつ、過去の反省を忘れずに偏狭なナショナリズムをあおらない。また、非武装中立や自衛隊の存在を否定する非現実的な立場はとらない。国際政治はい まだに勢力均衡が支配的である。力の空白が生じれば、近隣の大国がそれを埋めようと動く。近年の尖閣問題や竹島問題を見れば明らかである。

自 由主義は、国民の生活に政府が過剰に介入することを嫌う。例えば、道徳教育の教科化が話題だが、憲法で「思想及び良心の自由」が保障されている以上、文科 省という官僚組織が個人の道徳(=良心)にどこまで介入すべきか線引きが難しく慎重であるべきと考える。自由主義の視点に立てば、道徳教育の教科化より、 コンプライアンス教育やいわゆる「シチズンシップ教育」といった視点に立ち、社会の中で責任ある市民(国民)として生きていくための知識・スキルを身に着 ける教育に行きつく。

自由主義者にとって男女差別や障がい者差別は、他者の自由の侵害であり、絶対に許容できない。自由主義は、人々の多様な活動に対し寛容である。多様性を尊び、全体主義や官僚統制に反対する。自由主義者は、体罰で強制するような教育は絶対認めない。

そ して日本国統合の象徴として天皇を頂く立憲君主国家であることを積極的に肯定し、日本固有の伝統や文化を大事にしつつも、唯我独尊的なナショナリズムとは 一線を画す。国際社会の平和と安定に積極的に貢献し、グローバルな課題への対処でリーダーシップを発揮する。少なすぎるODAを増額し、海外投資や経済協 力をさらに拡大し、国際社会において信頼され愛される国を目指す。

こういった「ハト派×小さな政府」、自由主義と国際協調の政治勢力を結集することが、政界再編のひとつのテーマではないだろうか。

 

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「極右」対「極左」安倍晋三首相と「枝野幸男幹事長、久方ぶりに「ハブとマングース」の闘いとなるか

2014年11月04日 21時15分32秒 | 国際・政治

>2014年11月04日 02時35分53秒 | 政治
◆「いずれがハブか、マングースか」、久方ぶりに闘いを見る思いなのが、安倍晋三首相と民主党の枝野幸男幹事長の場外決闘である。安倍晋三首相には「極右」、枝野幸男幹事長には、「極左」のレッテルが貼られている。
 安倍晋三首相が、「極右」の所以は、「超ウルトラ右翼=保守反動」のレッテルを貼られている「女性4人」を閣僚に大抜擢していたからである。その1人である松島みどり前法相は、すでに辞任しているので、残り3人の女性、すなわち、高市早苗総務相、山谷えり子国家公安委員長(拉致担当相)、有村治子女性活躍担当相は、野党民主党にとっては、格好の攻撃材料だ。
 そのうえ、安倍晋三政権の「超ウルトラ右翼=保守反動」の性格を決定づけているのが、「右派」「保守系」とされる団体では国内最大級の組織「日本会議」が組織している日本会議国会議員懇談会(自民党を中心に超党派国会議員289人)のメンバーから、第2次安倍晋三改造内閣の19人の閣僚のうち、15人が入閣、2人が与党自民党最高首脳部に入っているからである。
 これだけならまだしも、ゴールデン・ファミリーズ・グループとフリーメーソン・イルミナティが、安倍晋三首相はじめ自民党の「右翼性」に強い警戒心を抱いている。それは、
国家社会主義日本労働者党(NSJAP、1952年発足、反ユダヤ主義や外国人労働者の排斥を訴えているネオナチ団体)が、自民党に接近し、「戦前の日本を、取り戻す勢力」に加勢し、安倍晋三政権に影響力を及ぼそうとしているためである。
◆かたや枝野幸男幹事長は、「極左暴力集団」=「革マル派」との関係を激しく攻撃されている。「革マル」とは、日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派(本部は、東京都新宿区早稲田鶴巻町、公然拠点は解放社)の略称で、革共同系の日本の新左翼党派の一つ。あまりにも長ったらしい名称なので、正式名称は、忘れられて略称の方が、一般的である。公安調査庁は「極左暴力集団」としている。
 革マル派と言えば、中核派との死闘は忘れられない。中核派とは、正式には、革命的共産主義者同盟全国委員会といい、革共同系の日本の新左翼党派の一つ。こちらも公安調査庁は「極左暴力集団」としている。
 1973年5月から1978年4月までの丸5年間、埼玉県警本部の記者クラブに配置されていた間、革マル派と中核派の内ゲバ死闘事件を取材したので、なおさら忘れられない。
 1975年3月14日未明、中核派の最高指導者だった本多延嘉書記長が、埼玉県川口市の現在、JR武蔵野線東川口駅南方の木造アパート2階の1室に潜んでいるところを革マル派の構成員の「暗殺隊」に襲撃され、斧で頭をカチ割られ殺害された。犯人は捕まっておらず、迷宮入り。この「最高指導者の暗殺」という事態に中核派は、革マル派幹部である「黒田寛一、松崎明、土門肇の革命的処刑」を宣言し、凄まじい報復を行った。
 これに対して、革マル派は1977年4月15日午後9時5分、埼玉県戸田市の革マル派の印刷工場からワゴン車(窓ガラスは取り外され、金網や鉄板を取り付けて改造)を発進した。浦和市にさしかかったところ、型トラックがワゴン車の前に飛び出し、ワゴン車は急停止、後ろからもトラックが衝突して、2台に挟まれる状態となった。トラックから約10人の人間がワゴン車を取り囲み、ドアを乱打して開かないようにした上で、ガソリンを流し込んで火を付けた。車中の革マル派構成員4人は全員焼死した。犯人はその間に逃走した。4月16日、革マル派は事件の存在を明らかにし、死亡した構成員の氏名を公表した。中核派による報復とみられたが、翌4月17日、革労協(社青同解放派)が、成田空港問題の集会で犯行を自認するビラを配布し、自党派による内ゲバ事件であることを明らかにしたが、こちらも未解決。
◆枝野幸男幹事長が、鳩山由紀夫内閣の内閣府特命担当相(行政刷新担当、任期 2010年2月10日~- 2010年6月8日)当時、戸田市内の公民館を訪問した際、職員が埼玉県警警備部のものものしい警備陣に守られているのに驚いていた。近くで起きた革マル派構成員4人焼殺事件が風化していたのである。
しかし、警察当局は、代々申し継いできており、なおかつ、枝野幸男幹事長と革命マル派との関係を熟知しているので、警備を怠れないのである。安倍晋三首相は、このことを枝野幸男幹事長の最大の弱みとして捉えて、攻撃材料にしているのである。
 ただ、奄美大島のハブとマングースの闘いぶりは有名であるけれど、現在は愛護団体からの指摘でビデオでの上映のみ見ることができるという。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「右翼政権」の安倍晋三首相が、カリカリして「FB戦争」を枝野幸男幹事長に仕掛けても効果は疑問

◆〔特別情報①〕
 「右翼政権」の安倍晋三首相が、「極左」の枝野幸男幹事長に対して執拗に個人攻撃を続けている。それも「延命注射の副作用」であるにしても「殺人や強盗や窃盗や盗聴を行った革マル派活動家が影響力を行使しうる指導的立場に浸透しているとみられるJR総連」などと口汚く罵るばかりでなく、フェースブックで連日、喚くのは、はしたない。国家最高指導者らしからぬ動揺ぶりと受け取られても仕方がなく、尋常ではない。一方の枝野幸男幹事長もやはりフェースブックで「批判される筋合いはない」と強気だ。だが、安倍晋三首相は自らの品性までかなぐり捨ててまでして、「FB戦争」でカリカリするのは、なぜなのか?

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目次

3章 文章構成の極意
6〈つなぐ言葉〉は省いてもよい

 文章を書くときに、苦労することの一つが、文章と文章を結ぶくっなぐ言葉〉である。


板垣英憲マスコミ事務所



引用元http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/707f52d5ea5705e5ca6e29bf2e52d76c
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東京株、7年ぶり1万7000円=円は113円台の安値

2014年11月04日 09時39分09秒 | 社会・経済
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東京株1万7000円台に 7年ぶり

2014年11月4日(火) 9時18分掲載

11月4日日午前の東京株式市場で、日経平均株価は1万7000円台を回復した。取引時間中としては、2007年10月18日以来ほぼ7年ぶり。一方、東京外国為替市場の円相場は1ドル=113円台と、6年10カ月ぶりの安値を付けている。 (時事通信)

個人で、株で持っている人は、今が売り時かも分かりません。

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