教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

国会を閉じる準備。山内康一「螳螂の斧」

2014年11月15日 17時41分40秒 | 国際・政治

すでの国会審議は、解散が前提です。
野党国対委員長会談で合意したのは、
全会一致の法案のみ成立という方針。

議論(賛否)が分かれる法案などは、
今国会では扱わないという立場です。

今から衆議院を通過させたとしても、
参議院の審議の時間がありません。

ただし、全会一致の法案に関しては、
参議院をスムーズに通しやすいので、
例外扱いとするものです。

なお、全会一致で通る法案というのは、
感染症対策(エボラ対策)の法案とか、
危険ドラック対策の法案とかです。

国会議員の定数削減もやっていないし、
衆議院の選挙制度改革の議論も途中。
一票の格差はまだ大きいままです。

2年足らずで任期が終わることになり、
とても中途半端な感じがします。

また与党の勝利が予測されていますが、
安倍政権が信任を受けた形になるので、
とても悔しい気持ちです。

安倍政権のタカ派的な安全保障政策や、
右派的教育改革が是認される形になり、
将来のためにならないと思います。

安倍政権の暴走をストップするために、
選挙で結果を出さなくてはいけません。
これから1か月間全力でがんばります。

2014年11月14日 (金)  03 国会/国会改革  |

  引用元http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog

 
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解散のネーミングは?山内康一 『蟷螂の斧』

2014年11月15日 17時28分57秒 | 国際・政治

衆議院解散総選挙はほぼ確定的です。
解散するとマスコミ各社や評論家は、
必ず解散に名前をつけます。

先回りして名前の候補を考えました。

「勝てりゃ何でもいい」解散

「アベノミクス失敗隠蔽」解散

「野党が弱いうち」解散

「いつやるの、いまでしょ」解散

「支持率が下がる前」解散

「一度解散してみたかった」解散

「読売新聞にあおられ」解散

「大義なんてどうでもいい」解散

「外遊中に側近が勝手に」解散

どんな名前が一般化するのやら?

 

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「レイム・ダック」のオバマ大統領は、「北京ダック」をたっぷりご馳走になっても、再起はとてもムリか

2014年11月15日 17時21分13秒 | 国際・政治

2014年11月15日 02時02分29秒 | 政治
 
◆米国オバマ大統領、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領の3巨頭が、これからの 世界覇権を握ろうと鼻息の荒いところを北京市で開幕されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(11月10日、11日)で、強く印象づけた。そ の半面、安倍晋三首相の存在感は皆無に近かった。日本が、ゴールデン・ファミリーズ・グループのホスト国であるにもかかわらず、安倍晋三首相が、「巨額資 金の分配」に影響力を持っていないことがバレバレになったから「冷たくされた」と見られている。
◆オバマ大統領は、所属している米民主党が、中間選挙で敗れ、「レイム・ダック」状態を深めた。そのうえに、「巨額資金の分配」を受けなければ、まったく無力な大統領となり、世界的に強い軍事外交力を行使することもままならなくなる。
 その現象が、帰国後のオバマ大統領の身に早速起きている。オバマ大統領は11月7日、過激派『イスラム国』と戦うイラク政府軍やクルド人治安部隊への訓 練や助言を行う部隊として米兵最大1500人をイラクに追加派遣することを承認した。だが、「戦闘には加わらない」と制限したことから、ヘーゲル国防長 官、国防総省(ペンタゴン)・軍部との対立が激しくなってきており、大統領としての「鼎の軽重」が問われ、「レイム・ダック」化を深めている。 
 米軍のデンプシー統合参謀本部議長とヘーゲル国防長官が11月13日、連邦議会下院の軍事委員会の公聴会で「イスラム国」との戦いについて証言し、この なかでとくにデンプシー統合参謀本部議長が「イラク北部の都市モスルやシリアとの国境付近では「イスラム国」との戦況がさらに複雑になっている。イラク政 府軍に随行するため、こうした地域にアメリカ軍の部隊を派遣することを検討していることは確かだ」と述べ、米軍兵士を地上での戦闘に参加させる意向を持っ ていることを明らかにしたのだ。NHKなどが報じている。「レイム・ダック」のオバマ大統領は、「北京ダック」をたっぷりご馳走になっても、再起はとても ムリかも知れない。
◆一方、中国の習近平国家主席は、ゴールデン・ファミリーズ・グループ、フリーメーソン・イルミナティから「中国版ゴルバチョフになれ」と指示されている ので、香港で民主化を求める学生デモが続いている件について、対応に苦慮している。天安門事件のときのように人民解放軍を出動させて、武力弾圧しようと思 えば、簡単に排除できるけれども、米国と肩を並べて「2大大国」で世界覇権、少なくとも太平洋を2つに分けて覇権を握ろうとすれば、どうしても、「民主 化」を実現しなくてはならないというジレンマに陥る。
 テレビ朝日が11月12日午後4時51分、「習近平主席 香港の学生デモは『違法行為』
」というタイトルをつけて、次のように配信している。
 「習近平国家主席が香港の学生デモについて初めて言及しました。習近平国家主席:「香港の『セントラル地区占拠』は違法行為である。我々は、香港特別行 政区の政府が法律に従って事件を処理し、香港社会の安定、市民の安全・財産を守る行動を支持する」米中首脳会談後に記者会見した習主席は『香港問題は中国 の内政問題で、いかなる国も干渉してはならない』と強調しました。一方、オバマ大統領は、アメリカは香港のデモに全く関係していないとしたうえで、『透明 で人々の意見を反映する選挙制度を望む』と述べました」
 習近平国家主席は、香港の学生デモの背後で米CIAが糸を引いていて、資金も提供し扇動しているのではないかと疑っているものと見られる。
 中国は、共産党1党独裁の政治体制を続けている限り、米国と肩を並べる「大国」にはなり得ない。大国になろうとするならば、その前に「民主化」を実現し ておかなければならないのである。「中国版ゴルバチョフ」になることに失敗すれば、習近平国家主席が北京ダックの本場で「レイム・ダック」になる。
【参考引用】読売新聞が11月11日午前11時57分、「オバマ氏とプーチン氏、短時間接触…あいさつか」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 「【北京=白川義和】オバマ米大統領とロシアのプーチン大統領は10日夜、北京で開幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会 議の歓迎宴の際、短時間接触した。米政府高官は「短い接触で、諸問題を扱う時間はなかった」と述べ、あいさつ程度のやりとりだったことを示唆した。オバマ 氏とプーチン氏は11日のAPEC首脳会議歓迎式典でも会話を交わした」
 NHKNEWSWebが11月14日午前10時30分、「米軍 地上部隊のイラクなど派遣検討」というタイトルをつけて、以下のように配信した。
 アメリカ軍の制服組トップ、デンプシー統合参謀本部議長は、イスラム過激派組織「イスラム国」との戦いで、アメリカ軍が小規模な地上部隊をイラクの北部やシリアとの国境付近に派遣し、地上での戦闘に参加させることも検討していると明らかにしました。
 アメリカ軍のデンプシー統合参謀本部議長はヘーゲル国防長官と共に13日、議会下院の軍事委員会の公聴会で「イスラム国」との戦いについて証言しました。
 この中でデンプシー議長は、イラク北部の都市モスルやシリアとの国境付近では「イスラム国」との戦況がさらに複雑になっていると指摘しました。
そして、「イラク政府軍に随行するため、こうした地域にアメリカ軍の部隊を派遣することを検討していることは確かだ」と述べ、大規模な部隊は想定していないとしつつも、アメリカ軍の兵士を地上での戦闘に参加させることも検討していると明らかにしました。
アメリカ軍はイラク政府軍の訓練のため新たに最大1500人の兵士を派遣する計画で、議会に追加予算の拠出を求めていますが、一方、オバマ大統領は兵士が地上で戦闘を行うことはないと強調しています。
この公聴会で野党・共和党のマケオン委員長は、オバマ大統領が軍の提言を聞き入れていないとしたうえで、「最低限度のことしかやらない大統領の戦略が効果 があるとは思えない」などと批判し、今後「イスラム国」との戦いでアメリカ軍の一層の関与が求められることも予想されます。


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「自民党狸御殿」では、「ポスト安倍」を窺う「権力亡者たち」がハゲタカさながらに暗躍を活発化させている

◆〔特別情報①〕
 安倍晋三首相が「伝家の宝刀」(衆院解散権)を抜く決意を見せ、「自民党狸御殿」は、俄かに騒々しくなり、「ポスト安倍」を窺う「権力亡者たち」がハゲ タカさながらに暗躍を活発化させている。「ポスト安倍」のお鉢は、麻生太郎副総理兼財務相、谷垣禎一幹事長、石破茂地方創生相ら最有力候補者のだれの手元 に回ってくるのか。

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第35回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成26年11月9日 (日)
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『スラスラ書ける作文・小論文』(1996年4月20日刊)

目次

第4章 文は川の流れのように!
7 小論文の主体は感情抜きで記述すればよい


引用元http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/8be134d206a45ddda4919cc746c2004e


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L型大学とG型大学、一流以外は職業訓練校に ── 日本の教育と産業構造の行方は?

2014年11月15日 17時06分23秒 | 受験・学校
写真

[図]冨山和彦氏が示したL型大学で学ぶべき内容

- THE PAGE(2014年11月7日07時00分)

 文部科学省の有識者会議で提案されたL型大学とG型大学というキーワードをめぐってちょっとした騒動になっています。提案内容が、旧帝国大学と早慶といったいわゆる一流大学以外の大学は、アカデミックな教育をやめ、職業訓練に専念すべきという刺激的なものだったからです。

L大学とG大学とは?

 この提案を示したのは、経営共創基盤CEOの冨山和彦氏です。冨山氏は著名な経営コンサルタントで、産業再生機構のCOOを務めた人物としても知られています。冨山氏によれば、日本はグローバルに戦うごく一部の人材と、地域密着型の仕事に従事する多数の人材に二極分化しているとのことです。圧倒的に多数を占める、地域密着型の労働者の生産性を上げなければ、日本経済全体の底上げは難しいとして、一部の大学を除き、カリキュラムを職業訓練的なものに切り替えるべきだと主張したのです。いまの大学を、グローバル人材を育てる「G(グローバル)型大学」と、職業訓練校的な教育をほどこす「L(ローカル)型大学」とに分けて、教育しようというわけです。

 具体的には、職業訓練大学の経営学部や経済学部では、難しい経済理論を教えるのではなく、会計の基本知識や弥生会計といった会計ソフトの使い方を学ばせることを想定しているようです。

提案のメリットとデメリット

 当然といえば当然ですが、この提案に対しては賛否両論が出ています。肯定的な立場の人は、現在の大学教育があまりにもビジネスの現場から遠いことなどを引き合いに、就職に結びつきやすいカリキュラムにすることは学生にとってメリットがあると考えているようです。一方、否定的な人は、大学のカリキュラム分離が一種の階層の固定化につながる可能性があることや、実利ばかりが重視され教養が軽視されることなどを懸念しています。

 これはあくまで冨山氏の提案で、具体的な議論はこれからなのですが、冨山氏が指摘する日本経済の状況とその対策は、かなり本質を突いたものであると考えられます。

教育は産業構造の変化について行けたか?

 ここ20年、日本や米国、ドイツといった先進工業各国は、韓国や中国といった途上国の躍進を前に、自国の産業をどう展開するのか選択を迫られました。

 米国はグーグルやアップルといった超先進的な製造業、あるいは知識産業や金融業といった高付加価値サービス業に集中する道を選択し、従来型の製造業の存続はあきらめました。ドイツは製造業中心の産業構造を続けていますが、すべて高付加価値なものにシフトしています。いずれも痛みを伴う産業構造の転換を実施したわけです。

 一方、日本は米国型を選択しなかったものの、ドイツ型にもなっていません。工場の海外移転によって製造業の輸出は減りましたが、ドイツよりも内需が厚いため、国内需要だけでも産業をなんとか成り立たせることができます。このため、付加価値の低いサービス業が数多く存在する状態になっています。

 この先、日本が産業構造を大きく変えなかった場合、日本の労働者のほとんどは、外食、介護、建設、流通といった従来型サービス業に従事する可能性が高くなります。そうなってくると、この部分の生産性を上げない限り、賃上げは難しいですし、GDPも増えないということになるでしょう。

 もしそうだとすれば、多くの大学を何らかの形での職業訓練校にするというのは、意味のあることと考えられます。

(The Capital Tribune Japan)

既に今の大学は、専門学校化しています。文部科学省の資料によれば、日本の大学数は775校、少子化による子供間の数減少の影響は、18歳人口の減少、受験生の減少により今後廃校、倒産する大学が更に増えて行くと思います。田中真紀子文部科学大臣が質的向上を発言されても少子化による18歳人口の減少で入学定員割れで、経営困難な大学が年々増加し今の大学数は減り、必然的に質的向上に迫られ「適者生存、自然淘汰」され適正規模になる日は来ると思います。新設大学への文部官僚の天下りが将来的には出来なくなります。国際経済学者で経済学博士の梅津和郎氏は、大学の経営分析で慶応大学と早稲田大学の理系学部以外は消滅すると予測されています。旧帝国大学以外、早稲田大学と慶応大学以外職業訓練学校にすれば良いと言う発想は、戦前のエリート教育への憧憬であり、一部特権階級と有力資産家や裕福なお金持ちだけ大学教育を受けたら良いと言う知の独占、日本国憲法で保障されている学問、研究の自由と学ぶ権利、教育を受ける権利の否定です。真実は、旧帝国大学出身だけが学べばよいと言う教育差別に繋がります。ここ10年先の日本の大学を誰が予測出来ますか。今のまま本格的な景気回復が、出来ないと所得格差の更に拡大で日本の大学進学率の低下を生むと思います。2018年の大学クライシス、旺文社蛍雪時代編集部で長年活躍された、新課程入試の不利な条件から工業高校から埼玉大学工学部を卒業された新井氏の分析によりますと昭和30年代の大学になると予測されています。大幅な推薦入学導入が、私立大学の時代の終焉の画期と思います。今回苦労されて恵まれぬ研究環境で、ノーベル賞を受賞された中村 修二は、1954年昭和29年)5月22日 生まれの徳島大学工学部電子工学科の御出身です。地方出身の向学心に燃える若き研究者の卵を切り捨てて良いのか。大学以外では、研究出来にくい環境と体質の科学技術立国、産業立国の日本は、アメリカへの頭脳流出が止まらないと思います。代々木ゼミのリストラ、校舎閉鎖は、進学塾、予備校、大学の倒産時代、冬の時代の本格的な幕開けです。頭の良句、学力が有っても人間性の無い大将だけでは、日本の国も産業を支えられません。資源の無い物作りで世界を相手に生き残るには、幅広い土台となる創造力と物真似技術に頼らない真の独創性の有る国際的に通用する日本を背負って立つ人間性豊かな技術者や研究者の卵を養成する必要に今の日本は迫られていると思います。


文部科学省のホームページより

                                               

公立大学について

公立大学の役割 

 大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を発展させることを目的とし、国立・公立・私立それぞれの設置形態の下で、教育研究水準の向上と、多様で特色ある発展してきました。
 とりわけ、公立大学は、その目的に加え、地方公共団体が設置・管理するという性格から、地域における高等教育機会の提供と、地域社会での知的・文化的拠点として中心的役割を担ってきており、今後とも、それぞれの地域における社会・経済・文化への貢献が期待されています。

拡大する公立大学 

 公立大学については、大学数、学生数ともに増加傾向にあります。平成元年度に39大学6万人であったものが、平成26年度は86大学14万人と倍増しており、地域から高等教育の拡大を支えています。
 近年は、公立大学を取り巻く高等教育再編の動きも活発化しており、平成16年度の公立大学法人制度の導入により、法人化する大学が26年度現在で68大学と、自主自律的な環境の下、魅力ある教育研究を積極的に展開しています。

  国立 公立 私立 公立の割合
学校数
(平成26年5月1日現在)
86校 86校 603校 775校 11.1%
在学者数
(平成26年5月1日現在)
612,147人 147,981人 2,094,821人 2,854,949人 5.18%

出典【学校数:全国大学一覧、在学者数:学校基本調査】

公立大学の大学数・法人化数・学生数の推移

平成26年4月現在で86大学、うち68大学が法人化しています。

【公立大学基礎データ】

新・学歴社会〉専門学校化する大学2009年1月5日 asahi.com

『現状は―資格予備校の受講料負担も  正門から、まっすぐに延びる道の両側に、立て看板が並ぶ東京経済大学(東京都国分寺市)のキャンパス。「祝 会計士試験合格」 イベント案内などに交じ り、大学が立てたピンク地の看板が目を引く。  「合格」の文字の下には、3人の学生の名前が誇らしげに並んでいた。一緒に、在学生向けの、こんなメッセージも添えられていた。 「二つ三つは資格を とっておこう!」  東経大は昨年度から、資格取得を目指す学生のために、特別カリキュラム「アドバンストプログラム」を始めた。公認会計士や税理士の試験対策、英会話スキ ルの向上など全6コース。各コースで定員は異なるが、20~30人の少人数制だ。希望者の中から成績優秀者を選ぶ。 最大の特徴は、資格試験予備校や英会 話学校など専門学校の活用だ。例えば、税理士コースでは、大学以外に、「大原学園」に通い、大学が指定した授業を受ける。大学で、このコースを担当する小 俣光文准教授は「大学では基礎理論や考える力を教えるが、試験に合格するには受験スキルが必要。それは専門学校で身につけてもらう」。 専門学校の受講料 は、全額、大学負担だ。同コースの場合、1人当たりの受講料は約35万円。同コースの2年の女子学生(20)は「大学って哲学とか抽象的な授業ばかりだと 思っていました。ラッキーって感じです」。  大学進学率が上がるにつれ、学生も多様化した。大学に求められる役割は、研究や教養だけにとどまらない。資格や職業教育は、その一つだ。 一方で、私大 の半数は定員割れに直面している。学生のニーズを探り、大学が資格取得支援に力を入れる傾向は、近年ますます強まり、「大学の専門学校化」とも言われる。  東経大の場合、制度導入に、異論は出なかったという。「難易度が高い資格が取れることは、他校との競争でもアピールになる。教養教育のカリキュラムも しっかりやっているし、人材育成の一つが資格なら、大学が積極的にかかわるのは自然なことです。学生にも目標があるのはいいことだ」と強調した。傾向は― 看護・医療分野への参入急増  美容師、秘書検定――。かつては専門学校しかなかった分野に、次々、大学が参入している。ここ数年、とみに顕著なのは、看護・医療分野への進出だ。  「もう、乱立ですね」  看護・医療系大学専門の予備校「新宿セミナー」(東京都新宿区)の田沢弘昭さんは苦笑する。同セミナーのまとめでは、看護師の国家試験の受験資格が得ら れる大学は00年83校だった。それが08年は169校。倍以上になった。 もともと、専門学校と、ごく一部の医療系大学しかなかったが、90年代の経済 不況や就職難などで学生の人気が資格が取れる学部に傾くと、大学の参入が相次いだ。看護以外にも、作業療法士や理学療法士などの養成大学も新設ラッシュが 続く。文系学部しか持たなかった大学が衣替えしたケースもある。 あおりで、専門学校は苦戦が続く。文部科学省の学校基本調査によると、看護分野の学生 は、00年の10万人から、07年は9万人に減少した。  とはいえ、すべての大学が成功しているわけではない。同セミナーによると、看護系学部のうち、08年春の一般入試の倍率が1倍程度しかなかった私大は十 数校ある。新設や地方は苦戦気味だ。田沢さんは「数が増え、選択肢が多くなった分、受験生は教育の質を見極めている。実績のある専門学校は、人気のない大 学より入りにくい」と話す。 理学療法士などを養成する社会医学技術学院(東京都小金井市)の08年春の入試倍率は約3倍だった。大学進学と迷ったという 女子学生(20)は、実習などの手厚さを考え、同校を選んだ。高校の担任から「大学の方が広く学べる」と勧められたが、「何を勉強するのかはっきりしな い」と揺らがなかった。山田千鶴子・理学療法学科長は「大学がこちらに似てくるほど、うちは生き残れる」と前向きだ。少人数での指導は、大学にはない強み だという。課題は―教養重視か実学か、続く模索  専門学校側も危機感を募らせる。「職業教育」という枠組みで、大学と同じレベルの新しいタイプの学校をつくるべきだという方針を打ち出し、文部科学省の 「専修学校の振興に関する検討会議」も昨年11月、同趣旨の案を検討課題に挙げた。会議では、大学の専門学校化も話し合われ、「職業教育における大学と専 門学校の違いは何か」を議論する必要性を指摘した。 そもそも大学とは、何を学ぶところなのか。大学と専門学校で、もっとも異なるのは「教養教育」の存在だ。 国際基督教大学(東京都三鷹市)は長年、実学重 視の流れとは一線を画し、少人数制で幅広く学べる独自の教養教育を続けている。 日比谷潤子副学長は、きっぱりと言い切る。  「大学の学問は職業のためにあるのではありません。ものの考え方や人生を学ぶ教育が大切なのです」。同大には、他大学からの視察や提携の依頼が相次ぐ。  一方、大学の中で、教育内容を整理する例もある。 桜美林大学(同町田市)は、数年前から全面的に学部を再編し、四つの学群にまとめた。教養教育重視の 「リベラルアーツ学群」で、文学、政治、数学、化学と広い学問領域を集める一方、実学重視の「ビジネスマネジメント学群」は、職業に直結する経営、観光学 のほかパイロット養成コースを置くなどした。  佐藤東洋士学長は「学問をやるところ、技術を学ぶところなど、機能で分けた」と狙いを話す。  自分の大学は、社会でどんな役割を果たすべきなのか。大学経営者や教職員の模索は続く。』

大学は、これから三つのパターンに区分されると言われて来ましたが。一つは研究者要請の為の研究大学、専門大学化する専門大学、教養を身に付ける教 養大学になると考えられて来ました。果たしてこれから大学はどうなるかは、予想は大変難しいと思います。東京経済大学は、1900(明治33)年、明治・ 大正期の実業界の雄である大倉喜八郎により、当時の赤坂葵町(現在の東京・虎ノ門「ホテルオークラ」隣接地)に創立された大倉商業学校を前身としていま す。以来、大倉高等商業学校・大倉高商、大倉経済専門学校を経て、戦後、東京経済大学へと発展した伝統ある大学です。これまで100余年の歴史のなかで、 経済界をはじめ、各界で活躍する人物を多数、送り出してきました。東京経済大学には、現在のところ会計士専門職大学院が無いので、、昭和32年に設立され 全国展開を果たしている有名な簿記の専門学校として知られている大原簿記学校の会計士専門職大原大学院大学大学院を平成18年に開設した大原学園と提携 し、税理士や公認会計士の力を入れている。一般の学部としては、専門学校と提携しているところまだ少ないでしょう。専門職大学院では会計実務を学ぶ為に専 門学校と提携しているところも有ります。会計士専門職大学院に進学するには、今は3教科の学科試験免除も有りますが、会計士専門職大学院に2年間掛かる学 費も保護者にとって大変ですし、金融不況下の現在の日本で、公認会計士、税理士資格を取るため専門学校に通学する費用を大学が全額負担して貰えるので学生 も保護者も助かると思います。大学と専門学校に通う時代ですね。これまで司法試験や税理士、公認会計士の資格取得の為に通っていた大学生はいたと思いま す。少子化による18才人口の減少期で定員割れが続いている私立大学で、学生集めの為に大学の特色を出そうと資格試験に力を入れる大学が増えると思いま す。資格を取る為に大学に学んでいるではないとする考えも一理有ります。大学は資格取得の為の教育機関では無いからです。専門的知識だけではなく、人間と しての幅広い教養を身に付けることは人としてのお金では買えない財産です。法科大学院の問題は、法学部六年制度時代に入ったと言われ法曹人過剰時代に入 り、昨年は「軒弁・のきべん」と言う言葉が流行しました。新司法試験の合格者数により、その大学の法学部がの真価が世間から問われる今日です。これからの 私立大学の生きる道として「二兎を追うもの一兎を得ず。」の諺より、資格取得と大学人としての教養を身に付ける必要性の二つが同時求められる時代であり、 学生のニーズに大学か応えることになるのかも分かりません。中央大学のように商学部会計学科を持ち 、経理研究所が有り公認会計士試験に実績を上げている伝統ある大学もあります。英会話のスキルを身に付けには、英語専門学校で学んだ後大学からの交換学生 として交流や海外留学制度の充実も必要でしょう。その国に留学し、実生活で語学を身に付けるのが一番だと思いますし、国際的視野も広がると思います。大学 と今後提携を結んだりする専門学校も増えると思います。少子化による18才人口の減少により専門学校も経営が大変です。今後大学が実学教育や職業人として の実践的学習に力を入れれば、専門学校との競合も予想されます。資格試験では、一次試験の免除もあり大学生には有利です。専門学校も経営困難に陥り、破綻 したとこも有ります

 

冨山和彦

冨山 和彦(とやま かずひこ、1960年(昭和35年) - )は、日本経営コンサルタント経営者である。株式会社経営共創基盤代表取締役CEO。 主な兼職として、オムロン社外取締役、ぴあ社外取締役、朝日新聞社社外監査役、中日本高速道路社外監査役、みちのりホールディングス取締役、財務省・財政投融資に関する基本問題検討会、文部科学省・科学技術・学術審議会基本計画特別委員会委員、経済同友会副代表幹事。

経歴

1960年昭和35年)生まれ。筑波大学附属駒場高等学校卒。東京大学法学部在学中の1984年旧司法試験に合格。1985年3月に同大学を卒業しボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に入社した。翌1986年にはコーポレイトディレクションの設立に携わることになり、設立後は経営戦略の立案やその実行支援を担当。1990年スタンフォード大学経営学修士(MBA)取得。2001年には代表取締役社長に就任した。コーポレイトディレクションではアキヤマ印刷の再生や日本リース不動産部門の売却シナリオ作成に貢献したと称する。

政府の打診により、2003年4月からは産業再生機構の設立に参画、代表取締役専務兼業務執行最高責任者(COO)を務めた。同機構は合計41社の支援決定を行った。

2007年、コンサルティング・企業再生を取り扱う株式会社経営共創基盤(IGPI)を設立し代表取締役CEOに就任、同社は関東自動車(栃木県)茨城交通福島交通岩手県北自動車、浄土ヶ浜パークホテルなどの再生支援、ネクステック社やパシフィックホールディングス社等を手掛けていたが、2009年9月、政府のJAL再生タスクフォースサブリーダーへの就任を機にJALグループの再建に専念するため、代表取締役CEOを退任し取締役となった。その後、同年12月4日付けで再び代表取締役CEOに就任した。 また、朝日新聞オムロン社外取締役にも就任。2009年4月にはレッドホース社のアドバイザリーボードメンバーも務めていた。2011年11月より文部科学省・科学技術・学術審議会基本計画特別委員会委員。2013年4月、経済同友会副代表幹事に就任。

著作

  • 『指一本の執念が勝負を決める』(ファーストプレス2007年ISBN 4903241491
  • 『会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」』(ダイヤモンド社2007年ISBN 4478000700
  • 松本大との共著『この国を作り変えよう 日本を再生させる10の提言』(講談社2008年ISBN 4062150522
  • 産業再生機構編、共著『事業再生の実践』第Ⅰ巻~第Ⅲ巻(商事法務、2006年) ISBN4785713585,4785713593,4785713607
  • 『「決断できないリーダー」が会社を潰す』(PHP研究所、2010年) ISBN4569674097
  • 日本取締役協会編、共著 『独立取締役ハンドブック』(中央経済社、2010年) ISBN4502993905
  • 『カイシャ維新』(朝日新聞出版、2010年) ISBN4022507705
  • 竹中平蔵との共著『日本経済・今度こそオオカミはやってくる』(PHP研究所、2011年) ISBN4569799396
  • 『「挫折力」一流になれる50の思考・行動術』(PHP研究所、2011年) ISBN4569791964
  • 波頭亮との共著『プロフェッショナルコンサルティング』(東洋経済新報社、2011年) ISBN4492556915
  • 『IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ』(PHP研究所、2012年) ISBN4569800785
  • 『30代が覇権を握る 日本経済』(PHP研究所、2012年) ISBN4569804985
  • 『結果を出すリーダーはみな非情である』(ダイヤモンド社、2012年) ISBN4478021473
  • 日本取締役協会編、共著『独立取締役の基礎知識』(中央経済社、2012年) ISBN4502062804
  • 岸本光永との共著『リーダーのための戦略思考』(日本経済新聞出版社、2012年) ISBN4532318637
  • 『IGPI流 セルフマネジメントのリアル・ノウハウ』(PHP研究所、2012年) ISBN4569809103

脚注

  1. ^ ダイヤモンドオンライン「『捨てる』意思決定のできない経営者は失格」
  2. ^ 船井総合研究所「スペシャル対談 冨山 和彦 様 × 小山 政彦」

青色発光ダイオードが製品化されて以降、1994年頃から中村は国内外の学会などで多くの講演をこなすことになる[31]。しかし日亜化学工業で給料以外に発明に対して得た報奨金を聞いたアメリカの研究者仲間からは低すぎる対価に甘んじているとして「スレイブ・ナカムラ」(スレイヴ=奴隷)とあだ名された[32][33][34][35]

また、1998年11月に東京大学から客員教授の誘いが来る。相談を受けた日亜化学常務の小山稔は引き受けることを勧めたが、中村は日亜化学から重要な技術情報が漏れることを恐れ、断る方針を伝えた[36]。小山は中村の日亜化学に対する忠社精神を指摘するとともに、すでに重要な技術は研究の段階から生産現場へ移っていたことから、中村が現場における「“真の進歩”に気が付いていないのではないか」と思ったと回想している[37]

中村は管理職として研究の現場から離れつつあり[38]、LED関係の開発に目途が立ち、研究テーマの観点からも日亜でやることがなくなりつつあった[39]。中村はアメリカの企業や大学から多くのオファーを受け、「スレイブ・ナカムラでは耐えられない」という思いもあり、娘からの「もったいない」という言葉がきっかけで転身を決意[40]

1999年12月27日に日亜化学を退社。2000年2月に、半導体関係に強くスティーブン・デンバース教授が誘ってくれた[41]カリフォルニア大学サンタバーバラ校・材料物性工学科[10][11]教授に就任する[42][39]


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手術後、急速に容体悪化…肝機能検査怠った例も

2014年11月15日 13時38分54秒 | 健康・病気

読売新聞最終更新:11月15日(土)10時0分

 群馬大学病院(前橋市)で、高難度の腹腔鏡(ふくくうきょう)を使う肝臓手術を受けた患者8人が死亡した問題で、亡くなった患者のうち6人について、手術から死亡までの全体的な状況が遺族らの証言で明らかになった。
 2週間程度で歩いて退院できる通常の腹腔鏡手術とは異なり、いずれも集中治療室(ICU)に移って治療を受けた末に亡くなっていた。
 遺族らによると、6人は60歳代が3人、70歳代が2人、80歳代が1人。病院関係者によると、残りの2人は60歳代と70歳代とみられる。
 患者6人はいずれも手術後、急速に容体が悪化、重症患者が入るICUに移され、人工呼吸器の装着など24時間看護が必要な危険な状態になっていた。
 執刀医による術前の説明では、腹腔鏡手術以外の説明を受けなかったり、初めから腹腔鏡で手術を行うと告げられたりした患者もいた。
 14日に開かれた同大病院の記者会見によると、患者8人の死因は感染症や敗血症、肝不全、多臓器不全など。術前に必要な肝機能検査や、術後に十分な肝機能を残すために安全に肝臓を切除する量を割り出す計算が行われていなかったケースもあったとしている。
 こうした場合、「肝臓の状態が悪いのに手術で負担がかかり過ぎたり、肝臓の切除量が多過ぎたりし、急速に容体が悪くなる可能性がある」と専門家は指摘している。』

沈黙の臓器と言われる肝臓の手術は高度の技術と豊富な経験が要るのではないでしょうか。。昔から肝臓癌が、病院の内科で見つかっても今まで外科に紹介しなかったと言われています。外科に移せば、手術で亡くなる確率が高かったと言えます。今でも肝硬変に伴う食道静脈瘤手術は難しいと思います。最新のCTやMRIが進歩しても肝臓の病変部の診断も難しくかなりの診察経験が要ります。亡き母が、昭和55年7月に肝臓癌の診断されCTのあるのK大学付属病院で検査して貰いましたが。手術が出来ず。大阪回生病院外科部長・元大阪厚生年金病院副院長の外科の名医村上英一郎先生を友人に紹介して貰い、当初肝膿瘍ではないかと言われました。肝臓の組織を取る肝生検で癌でないことが分かりました。右側に三つの袋が有り外科的切除は不可能でした。お腹に穴を開けて注射器で袋の水を吸い上げて貰った検査結果は、組織検査で肝臓癌の細胞も無く。細菌も居ませんでした。前の病院では、手遅れの肝臓癌で手術も無理と言わ婦長さんが転院を見送ってくれました。今でも肝臓の右側を切除し過ぎると肝臓の復元が難しく命を落とす危険性もこともあります。科学と医学が進歩しても人工肝臓の開発は無理のようです。肝臓の手術は、内視鏡が進歩しても難しい言うことには変わりがないのでは有りませんか。内臓外科で、肝臓の専門の外科手術の熟達した名手の先生でないと手術が成功しないのでは有りませんか。

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