>2014年11月02日 07時16分18秒 | 政治
◆黒田東彦総裁が突如、大胆すぎる追加緩和を断行した結果、日経平均株価が、前日の終値より
800円超値上がりして1万6450円を超え、為替は1ドル=112円台まで円安が進んだ。このことをめぐり、金融証券のプロたちの間で、安倍晋三首相、
麻生太郎副総理兼財務相、塩崎恭久厚生労働相、日本銀行の黒田東彦総裁が、グルになって、何を仕掛けていて、これからの世界経済がどうなるかなどについ
て、様々な分析が行われている。その1つを紹介しておこう。
「大企業の多くは、政府が厚生年金と国民年金の資産を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国内株式への投資配分を大幅に引き上げる方
針を発表する前に国内株式を大量に仕込んでいたようで、株価上昇により、相当儲けることができる。1ドル=120円で2015年3月まで為替予約(為替
レートの変動による差損益が生じるリスク=価格変動リスク・為替リスクをヘッジするための取引。将来の一定時期においての為替レートを現時点で決めてしま
うというもの)取引を行っていた。3月までの利益を確定しておいて、決算予想を上方修正しようとしている。これは、政府・日本銀行の動きを知ったうえでの
出来レースだ」
◆「黒田東彦総裁が、株価を釣り上げて景気がよくなっていると見せかけて、安倍晋三首相が12月に消費税増税(2015年10月1日から実施)を決定しや
すくした。いわば演出だ。しかし、基本的には、消費税増税決定のための一時しのぎの金融政策にすぎない。安倍晋三首相は、2015年7月までに北朝鮮から
拉致被害者を奪還し、内閣支持率が上昇したところで、衆院解散・総選挙を断行し、政権を安定させたうえで、9月の自民党総裁選挙に臨み、再選を果たそうと
狙っていた。だが、北朝鮮の特別調査委員会が、拉致について調査報告をしなかったことから、拉致被害者を奪還する見通しが立たなくなった。しかも、安倍晋
三首相の健康上の問題があり、いつ倒れるかわからない状態にあるので、体力がある間に衆院解散・総選挙を断行したい気持ちになってきている。早ければ、
2015年1月20日ごろ召集される次期通常国会冒頭解散に打って出る可能性が高まっている。この意味で市場を延命させると同時に安倍晋三首相に対する延
命措置にすぎない。このカンフル注射がいつまで効き目があるかわからない。メッキが剥がれる前に解散しておきたいのだ」
◆「黒田東彦総裁は、海外債券への投資を60%から80%に引き上げると言っている。これは米国のことではなく、欧州のことを意味している。とくに財政が
苦しくなっているドイツを助けようとしている。米国は、海外生産していた企業が、工場を海外から引き揚げて、米国内での生産に切り替えてきているので、雇
用情勢が好転してきている。この結果、ヒスパニックなどの雇用も増えてきている。しかし、オバマケアが失敗した打撃は大きい。中間選挙を目前にして、国民
人気が落ち、選挙応援にきてくれという要請がほとんどない。ミシェル夫人の方が、人気がある」
◆「日本の一般投資家の多くは、株価がさらに上がると思って買いに走っている。海外投資家も日本株が上がると読んで同調している。しかし、株式市場が加熱
しているなかで、すでに仕入れている機関投資家や大口投資家は、10月31日から11月3日の連休明け早くも少しずつ利食いを始めるという。それも目立た
ないようにして売る。2015年1月から金融恐慌が起こり始めて2月28日ごろに、世界大恐慌に陥るといわれている。結局、いつもながらババづかみさせら
れて、大損するのは、一般投資家だということだ」
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
政治の一寸先は、いつも闇であり、政権は明日をも知れない運命に翻弄されており、安倍晋三政権も然り
◆〔特別情報①〕
安倍晋三首相が10月31日夜、東京都内のレストランで報道各社の幹部らと会食し、以前に中曽根康弘元首相から「首相は気力だ。気力が衰えるとそこから
先はない」と諭されて以来、「そういうもの(気力)は大事にしながら政権運営している」、小渕優子前経済産業相について「議員辞職の意思がないというのは
自分も確認している」と語ったという。時事通信が11月1日報じた。「報道各社の幹部ら」というのは、「政治部長、論説委員」のことであろう。政治記者
は、「政局=政変」を追って、首相らの「言葉の変化=心の変化」を読み取っている。さて、安倍晋三首相が語った「気力」「中曽根康弘元首相」「小渕優子前
経済産業相は議員辞職の意思がない」というフレーズから何を読み取るか?
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目次
3章 文章構成の極意
4 ほかの文章の構成テクニックは無視してかかれ
作文・小論文の展開の仕方は、一通りではない。いくつかのパターンがある。しかし、「作文・小論文の基本フォーマット」に従おうと決めたからには、このほかのパターンは一切無視してよい。ただ、後学のため参考までに、ほかのパターンを示しておこう。
引用元http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/25baec630172df77f453e4cebdac3da2