教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

自閉症の特性をマンガで紹介

2016年08月01日 19時27分40秒 | 受験・学校・学問

07月31日 13:05
山陽新聞
『特別支援学校教諭を務める傍ら、自閉症など発達障害について著作活動を行う成沢真介さん(54)=岡山市北区=が新著「マンガ版自閉症『日常生活』おたすけじてん」「自閉症ガールひまわりさんの日常」を相次いで出版した。他人の気持ちを読めなかったり、特定のこだわりが強かったりする特性への理解を呼び掛けている。 「『日常生活』おたすけじてん」は、主に当事者の子ども向け。家庭や学校で困りがちな「片づけが苦手」「放課後の過ごし方がわからない」「教室に入るのがこわい」など50の問題について、4こま漫画で分かりやすく解決策を示し、対人関係などソーシャルスキル(社会技能)を伝える。 例えば、学校の給食当番で牛乳を運んでいたら、廊下にいた友達の肘が当たったケース。「わざとぶつかった」「みんながいじわるをしている」という思い込みに対して、友達にちいては周りを見ていなかった可能性を伝え「『すいませんが、通してください』と聞こえる声で言えば、道をあけてくれます」と助言する。 一方、「ひまわりさんの日常」は、自閉症のある子どもの目に社会がどう映っているかを、長年の指導経験を基に想像して書いた。特別支援学校小学部4年の女の子「ひまわりさん」の学校生活を、教師と本人それぞれの視点で描き、共著の坂井聡・香川大教授が解説を加えている。 冒頭、ひまわりさんはスクールバスで登校直後、プランターの土いじりに夢中になる。教師が手を取って立ち上がらせようとすると、寝転んで泣き叫ぶ。そのこだわりについて、本人の視点では「土がわたしをとらえてはなさない。(教室へ)行きたくても行けない」と表現している。 「本人しか分からないところはあるが、周りと違う視点を持つのは確か。想像を働かせて分かろうとすることが大切」と語る成沢さん。そうした理解を広げたり、ソーシャルスキルを伝えたりすることで「トラブルや本人の苦しさを減らしたい」と願っている。 「『日常生活』おたすけじてん」は合同出版刊。A5判112ページ、1404円。「ひまわりさんの日常」は少年写真新聞社刊。A5判104ページ、1512円。』

教育現場での生徒の目線に立った教育指導と豊かな経験を生かした自閉症について書かれた漫画です。教育現場の先生方や自閉症の子供を持つ保護者に役立つ平易な教育書と思います。
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ドイツで反移民政党の支持率が上昇、襲撃事件相次ぎ

2016年08月01日 19時03分39秒 | 国際・政治

ロイター2016年08月01日11時17分



[ベルリン 31日 ロイター] - ドイツの民間調査会社エムニドの最新世論調査では、反移民の立場を表明している反ユーロ政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持率が上昇した。国内で相次いだ襲撃事件が影響したとみられる。
エムニドが週刊誌ビルト紙向けに7月21─27日の間に行った調査によると、AfDの支持率は前の週の12%に比べ2ポイント上昇した。
ドイツでは先月18日から26日の間に5件もの襲撃事件があり、襲撃犯を含め15人の命が奪われた。そのうち2件は過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を発表、襲撃犯のうち3人はドイツへの難民とみられており、移民の受け入れに寛容な姿勢をとるメルケル政権への批判が強まっている。
ただ、メルケル首相が率いるキリスト教民主同盟と、連立を組む中道左派の社会民主党の支持率はそれぞれ35%と23%と、前回から変わらず。一方、緑の党への支持は1ポイント低下し11%、左翼党もポイント低下の9%となっている。』
ドイツだけではなく、フランスでも移民排斥運動が、活発化するのではないでしょうか。
EUを離脱するイギリス、ブロック経済化が進めば、第二次大戦前のヨーロッパに似てきています。
歴史を学ぶことを忘れてはなりません。
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