9Aug
2016
噴飯物の安倍昭恵夫人の沖縄ヘリパッド建設現場訪問
Photo by : 2016年8月8日 東京新聞
きのう8月8日の東京新聞と日経が小さく報じていた。
安倍昭恵夫人が沖縄県東村、高江の米軍北部訓練内にあるヘリコプター離発着帯(ヘリパッド)の建設工事現場を訪れたと。
このヘリパッド建設とは、辺野古移設工事と並んで、在日米軍の為に沖縄県民を犠牲にする安倍暴政の象徴的だ。
そのヘリパッドお建設現場は、それに反対する住民や支援者と、それをとりしまろうとする安部政権(警察や防衛省)との間で、激しい攻防が続いている人権蹂躙の場所だ。
そのような場所に、よりによって安倍首相の夫人である安倍昭恵夫さんが訪れたというのだ。
何の為の訪問だったのか。
家庭内野党を自認する昭恵夫人が、安倍首相の進める沖縄政策に反対し、文字通り野党の一員となって、地元住民と一体となって安倍暴政を止めようとするのなら歓迎だ。
それが元で夫婦仲が悪くなるのは忍び難いが、そこまでの覚悟をして沖縄の住民の苦しみと怒りに寄り添うのなら、私の安倍昭恵夫人に対する評価は一変する。
しかし、どう考えてもそうではなさそうだ。
それどころか、昭恵夫人の最近の一連の言動のひとつである、安倍暴政に対するガス抜きであるような気がする。
いまの私には、そのどちらが正しいか判断できない。
そして、ここからが私が強調したいところであるが、たとえその本心が建設反対派に対する共感であったとしても、そして安倍首相の政策に対する家庭内野党としての反発であったとしても、安倍首相のヘリパッド建設強行を止める事が出来なければ、今回の安倍昭恵夫人の行動は噴飯物の行動であるということだ。
それほど高江のヘリパッド建設強行は許されない事なのだ。
それほど高江の反対派住民に対する国家権力の取り締まりは許されない事なのだ。
事態はそれほど緊迫している。
すべての評価は、昭恵夫人の高江訪問の後ではっきりする。
もし安倍政権の高江ヘリパッド強行建設が止まらないなら、これほど高江住民とその住民を支持する反対派を馬鹿にした訪問はない。
昭恵夫人の高江訪問はこれ以上ない裏切りとなる。
そのことは、もうすぐわかる(了)
日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか
著者矢部 宏治
価格¥ 1,296(2016/08/09 04:28時点)
出版日2014/10/24
商品ランキング1,303位
単行本288ページ
ISBN-104797672897
ISBN-139784797672893
出版社集英社インターナショナル
本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること―沖縄・米軍基地観光ガイド
著者矢部 宏治
価格¥ 1,404(2016/08/09 18:22時点)
出版日2011/06
商品ランキング9,427位
単行本351ページ
ISBN-104915999173
ISBN-139784915999178
出版社書籍情報社
本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (戦後再発見」双書2)
著者前泊 博盛,明田川 融,石山 永一郎,矢部 宏治
価格¥ 1,620(2016/08/09 18:22時点)
出版日2013/02/28
商品ランキング10,531位
単行本397ページ
ISBN-104422300520
ISBN-139784422300528
出版社創元社
政治 ブログランキングへ
5 0
0
LINE
11時間前の投稿コメント0件90
コメントはこちら
Comment *
Name *
E-mail * (公開されません)
URL
2016年8月9日
自衛隊は常時破壊措置命令を受けて具体的にどう動くのか
© 2005-2016