創価学会が仏になっていたとは知らなかった
「紙の爆弾」という、自称「タブーなきラディカルスキャンダルマガジン」と名乗る月刊誌がある。
郵送されて来たその最新号(8月号)に、「アベ独裁に迎合した『壊れたブレーキ』公明党」という特集記事があったので読んだ。
その題名のとおり、その特集記事は安倍晋三という右翼政治家と創価学会が手を結ぶことが、いかに議会制民主主義を機能停止させてきたか、その事を徹底的に批判している記事であるが、その記事の中に次のようなくだりを見つけて驚いた。
「・・・公明党の組織母体である創価学会は、昨年11月に会則を変更し、『生き仏』的存在の池田大作名誉会長のXデー、すなわち生けるカリスマの喪失に備え、組織そのものを仏とする「創価学会仏」を提唱した・・・」
驚いた。
創価学会がこんなことになっていたとは知らなかった。
創価学会という組織そのものが仏になったというのだ。
その仏が、政権の一部であり続けている。
これは憲法の定める政教分離違反そのものではないのか。
国民はこの事実を知らなければいけない。
メディアはこのことを国民に広く知らせなければいけない。
公明党が政権政党から離れられないはずだ。
安倍首相が公明党に強く出られるはずである。
この国の政治の最大のパラドックスである(了)