私がこんどの選挙で訴え続けてきたこと
2017-10-20
どうやら今度の選挙の結果がはっきり見えてきた。
安倍暴政が続き、野党はばらばらのまま、再び、「安倍暴政を許さ
ない」と叫ぶだけの、不毛な政局が繰り返されることになる。
その間に、対米従属の日米軍事同盟が、引き返せないほど加速する。
きょう10月20日の産経新聞を見て思わず苦笑せざるを得なかった。
安倍首相は、来日するトランプ米大統領を海上自衛隊の護衛艦「いず
も」に乗艦させるという。
米軍の親分が、自衛隊の親分を子分に従えて、自衛隊を指揮する。
文字通り日本は米国の属国になり、自衛隊は米軍の指揮下に置かれる。
もはや誰も日本の対米従属を止められない。
私が今度の選挙で訴えたかった事はまさしく、次の事だ。
・・・今度の選挙の一大争点は、安倍首相を倒す事ではない。
対米従属の自民党政権に代わる、自主、自立した一大平和政党をつくる
ことができるかどうかだ。
憲法を守るとか、生かすとか、そんな生ぬるいことを言っている場合
ではないのだ。
憲法9条違反の在日米軍を、この美しい日本から撤退させ、日米安保
条約という不平等条約を改正し、主権を取り戻せるかどうかだ。
そのことを、あの歴史的名判決である伊達判決を産んだ砂川闘争の地
から訴えるために、私は東京21区から立候補した。
世界最大の軍事国家である米国から、自主、自立し、平和な日本を取り
戻すことができるのか。
これこそが、とりもなおさず戦後一貫して政権を担って来た自民党政権
を交代させ、それに代わる国民政権をつくれるかどうかだ。
この一大事業を達成するためには、野党がばらばらなままで、選挙
協力とか、野党統一候補などという、党利、党略に明け暮れるのではなく、
本気で戦わなければいけない。
憲法9条を錦の御旗に掲げた、一つの大きな政党をつくって、自公政権
を倒さなければいけないのだ。
憲法9条が共産党や社民党の独占物でとどまっているから広がらないのだ。
憲法9条を、平和を願う一般国民の共通の財産にしなければいけない。
自公政権の中にも、日米安保に反対の者もいるはずだ。
自公も巻き込み、分断して、日米同盟は憲法9条違反だと堂々と主張する
一大国民政党を、いまこそこの国の政治の中に誕生させなくてはいけない。
そしてその時は今を置いてない。
今上天皇が退位される前に実現しなくてはいけない。
それこそが天皇陛下のお言葉に対する政治と国民の応えである。
それが新党憲法9条だ。
平成の維新を起こさなければいけない。
ペリーの来航から始まった明治維新は、武士が武力でなし得たもの
だが、平成の維新は国民が平和の一票で成し遂げるものだ。
これこそが、われわれが初めて手にする人民革命であり、人民主権の
実現だ。
いまこそ平成の坂本龍馬が必要だ。
いや、坂本龍馬を超える人物が出て来なくてはいけない。
それは私であり、あなたである・・・
この訴えを私は毎日街頭で叫び続けた、
そして私はあと二日、最後まで街頭で叫び続ける。
その訴えは、今度の選挙で結実しなくても、必ず選挙の後の政治を
動かす事になるだろう。
今回の私の21区からの出馬が日本の歴史を動かずことになる。
そう私はうぬぼれている。
そうとでもうぬぼれない限り、大事はなし得ないと思っている(了)