教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

【衆院選を振り返る】 小選挙区の弊害大きく

2017年11月02日 14時48分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

浅野秀弥の未来創案

【衆院選を振り返る】

 
2017年11月2日

小選挙区の弊害大きく

 今回の選挙は自民と社民が改選比横ばい。立憲民主だけが大躍進し、他は与党の公明、中間の希望と維新、野党の共産とすべて議席を減らした。定数が 10減っているから、増減なしは実質勝利で、無所属当選者の大半が民進党出身で、その数22人を占めることを考えると、同党所属議員がそのまま選挙に突入 した時より相当多い議席を得たといえる。

 それにしても自民党は得票率で35%しかないのに、議席数は61%を得ている。これが小選挙区制の弊害で、特に落選候補の比例復活は止めてほし い。選挙は1票を投じ期待する政治家を応援する面と、逆に1票を入れないで落選させたいケースがある。小選挙区で2人が復活当選し計3人が現職議員でひし めいている地域すらあった。比例復活を止め、その分を中選挙区として戻し、より良い人材を輩出すべきだ。

 共産党は積極的に立憲民主との競合を避けた分、議席を減らしたが以前と比べると随分柔軟な集団になった。しかし、党名からは北朝鮮や中国の独裁的 イメージがつきまとう。私は何人かの同党議員や関係者と話しをしたが、リベラルさを感じた。ただし過去のトップも現在の志位委員長も在任期間が長過ぎる。 党員だけでなく広く支持される党のあり方を再検討してほしい。

 問題は維新だ。選挙後、会代表の松井知事に対する不平不満が一挙に噴き出し、それを党の顔であった橋下前市長が外野から口汚くののしり、当事者の 代議士も平然と反論し離党。一時の「橋下の号令一過」体制とはほど遠い。橋下氏に比べカリスマ性に欠ける松井体制下で組織を純化するために、国政政党・維 新の党時代の不平不満分子メンバーをすべて切ったのに、早くも大阪の身内からもダメ出しされるようではもう組織的に長くはない。結局は橋下氏の個人人気に 頼っただけの烏合(うごう)の衆だったのだろう。

 衆院の立憲民主、希望、無所属の会、参議院民進党と4分割された旧民主党系議員の今後の離合集散は、よく分からない。いえるのは、議員は自分のバッジがすべてで、会派や党は単なる手段に過ぎないという事だけだ。

 あさの・ひでや(フリーマーケット=FM=社社長、関西学生発イノベーション創出協議会=KSIA=理事長)1954年大阪市生まれ。わが国のFM創始者で日本FM協会理事長。関西経済同友会幹事。数々の博覧会等イベントプロデュースを手掛ける。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天木直人のブログ トランプ来日の意義を国会で追及できない野党の外交

2017年11月02日 13時25分05秒 | 国際・政治

トランプ来日の意義を国会で追及できない野党の外交音痴

 
2017-11-02

 きょう11月2日の読売新聞を見て驚いた。

 安倍首相の所信表明演説が行われるのは11月17日であるという。

 各党の代表質問は11月20-22日だという。

 こんな間延びした国会があるというのか。

 トランプ大統領の来日が終わり、その後に続く安倍首相の外遊がすべて終わってから、おもむろに国会審議が開かれるのだ。

 よくも野党はこんな日程を許したものだ。

 今度の特別国会を首相の指名だけで終わらせなかった。

 所信表明演説をさせることを勝ち取った。

 12月9日までの39日間の異例の長期特別国会を認めさせた。

 もし辻元清美ら野党の国会対策委員長がそう考えて許したのなら噴飯物だ。

 これでは、国会が始まるのは事実上11月下旬からとなる。

 始まった途端に会期末となる。

 それよりも何よりも、なぜトランプ大統領の来日前に、トランプ大統領来日の目的、意義について、野党は国民の前で追及しないのか。

 今度のトランプ大統領の来日目的は、北朝鮮に対する圧力強化で一致すると言われて来た。

 対中国包囲網の強化だと言われて来た。

 それらのための日米同盟のさらなる強化だと言われて来た。

 恐らくそのシナリオで終わる。

 しかし、最近の国際情勢を見ると、それらがもはや完全にピント外れになるおそれが出て来た。

 ついに韓国の文在寅大統領が、11月1日の国会施政方針演説で、韓国への事前協議なくしては米国の軍事同盟はあり得ないと言い出した。

 これは物凄い発言だ。

 在日米軍のみならず、日本の自衛隊の指揮権まで米軍に握られている日本とは大違いだ。

 日米韓軍事同盟へのけん制だ。

 この韓国の変わり身は、もちろん中韓の急接近と無縁ではない。

 そして、この事は、トランプ大統領が習近平主席と北朝鮮危機回避の方向で何らかの合意を進めていることと無縁ではない。

 日本は蚊帳の外なのか。

 あるいはトランプ大統領が日本と中国・韓国に対し、二枚舌を使いわけているのか。

 その事を安倍首相は認識しているのか。

 安倍首相はトランプ大統領との首脳会談にどう臨むのか。

 トランプ大統領と天皇陛下の会談でどのような話を期待するのか。

 天皇陛下との話し合いについて、トランプ大統領にどういう話しをして欲しい、あるいはどういう話しを避けてほしい、その事について何か助言しているのか、もししていないならぶっつけ本番でトランプ大統領が天皇陛下を困らせる不規則発言をしたら、どう責任を取るのか。

 野党がいま安倍首相に質すべき外交問題は山ほどある。

 そのような質問を、トランプ来日前に一切することなく、すべてが終ってから国会審議を始める。

 こんな外交音痴の野党だから安倍首相に勝てないのだ。

 質問時間を増やせと要求するのもいい。

 しかし、その前に、意味ある質問が出来る野党に生まれ変わらなければいけないのである(了)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天木直人のブログ ベトナム戦争という米国の原罪

2017年11月02日 13時09分35秒 | 国際・政治

ベトナム戦争という米国の原罪

2017-11-02
 
きょう11月2日の東京新聞に掲載されていた法政大学教授の竹田茂夫氏が書いた「ベトナム戦争」という見出しの「本音のコラム」に私の目がとまった。

 この竹田茂夫という教授と私はもちろん一面識もないが、「本音のコラム」の執筆者の中で、私が最も評価している人物だ。

 その竹田氏のきょうのコラムで私は知ったのだが、先ごろ、米国公共放送(PBS)がベトナム戦争についての長編記録映画を放映したという。

 ベトナム戦争と言えば、1960年代の米国の本格介入から始まって、1975年のサイゴン陥落で終わった戦後最大の悲惨な冷戦の産物だ。

  私が外務省に入省したのはベトナム戦争が激しさを増す1969年であり、1970年から72年の間、米国の大学での語学研修中は、大学の寮で毎日のよう に、今は亡きCBSイブニングニュースの名キャスターであったウォルター・クロンカイトが読み上げるニュースのはじめが、きまってベトナム戦争の戦況で あった。

 そして、ベトナム戦争が終わって統一ベトナムが誕生した1976年には私は本省に戻って経済援助を担当したが、南ベトナムに貸し付けた経済援助の返済を北ベトナムからどう返済させるか、その難交渉を任されてハノイを毎週のように往復したことがあった。

 いまとなっては遠い過去になったベトナム戦争であるが、ベトナム戦争は決してノスタルジアで終わらせてはならない戦後史の一つだ。

 竹田氏はそのコラムに中でこの長編記録映画が、ベトナム戦争の悲惨さをあらためて思い出させてくれたと書いている。

 私が注目したのは、竹田氏が、その記録映画を見て釈然としないものが残ると、次のように書いていたところだ。

  「記憶の共有で米国社会の分裂を癒す事が目的というが、大義なき戦争で200万人のベトナム人を犠牲にした責任は誰に帰すべきか・・・「動くものはすべて 殺せ」(と題するこの映画は)・・・500人以上の無抵抗の農民を虐殺して反戦運動の標的になったソンミ村事件が例外ではなく、米軍の戦争犯罪は半ば組織 的だったことを明らかにした。さらに空爆によるインフラ破壊、枯れ葉剤の大量散布が引き起こした環境破壊や健康被害や遺伝子損傷に関して、米国は本格的な 大規模調査や損害賠償を拒否している。猛毒ダイオキシンで先天性欠損症をもって生まれた後の世代の苦しみはどう癒せばよいのか」

 ベトナム戦争に象徴される戦争犯罪は、黒人奴隷制度と並んで米国の原罪である。

 米国はいまもその原罪の反省なく、ついにそれらを公然と否定するトランプ大統領を選んでしまった。

 そのトランプ大統領がまもなく日本にやってくる。

 憲法9条を持つ日本が、そのトランプ大統領に無条件で従属し、これ以上日米軍事同盟の強化に突き進んでいいのか。

 問われているのは日本の政治であり、メディアであり、日本国民である(了)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アベノミクス」を成功させられない日銀の黒田東彦総裁、中曽宏副総裁をクビにしなければ、安倍晋三政権は必ず倒壊する

2017年11月02日 12時42分47秒 | 国際・政治

 

2017年11月02日 05時30分58秒 | 政治

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「アベノミクス」を成功させられない日銀の黒田東彦総裁、中曽宏副総裁をクビにしなければ、安倍晋三政権は必ず倒壊する

◆〔特別情報1〕
 米連邦準備制度理事会(FRB)史上初の女性議長であるジャネット・ルイーズ・イエレン議長(任期は2018年2月3日まで。現副議長のスタンレー・ フィッシャーと同じく、ユダヤ人)の次期議長人事について、ドナルド・トランプ大統領が11日2日に、だれを任命するか注目されている。9月20日の記者 会見で、2008年の金融危機後に導入した量的緩和策の終了決定をめぐり「米経済は好調で、金融政策を正常化する」と述べたイエレン議長留任説もあるけれ ど、イエレン路線に近いFRBのパウエル理事、量的緩和に否定的なスタンフォード大教授のテイラー元財務次官の名前が上がっている。一方、日本では、 「2%の物価目標」を掲げて「異次元の金融緩和」「マイナス金利」によっても「アベノミクス」政策を成功させられない日本銀行の黒田東彦総裁、中曽宏副総 裁の交代が迫られており、安倍晋三首相の勇断が求められている。失敗すれば安倍晋三政権は、必ず倒壊する。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話から有料ブログへのご登録

「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


板垣英憲マスコミ事務所からも配信しております。
お申し込みフォーム

にほんブログ村 政治ブログへ

ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin



第72回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成29年11月5日 (日)13時~16時
これからの日中関係
~「習近平1強」支配と共産党大会


オフレコ懇談会
平成29年月11月19日(日)12時30分~16時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
場所 小石川後楽園内「涵徳亭」不老・蓬莱
参加費 5,000円


第30回 板垣英憲・『悠久の歴史研究会』
日時2017年11月19日(日)17時00分~20時30分
「日本民族のルーツを探る」~黄金の国ジパングの秘密
天孫人種と所祭神
第3段 職掌を称ふる氏族
第2章 忌部首、中臣連、天日鷲神
  第1節 忌部首と所祭神
第2節 中臣連と所祭神
第3節 阿波忌部の祖天日鷲神
場所 小石川後楽園内「涵徳亭」蓬莱


平成29年11月26日 (日)13時~17時
第41回【『矢部マリ子記念 一由倶楽部 鉄板会』】


◆板垣英憲の新刊のご案内◆

[新装完全版]ロスチャイルドによる衝撃の地球大改造プラン 米国とイスラエルの力を借りて皇国の理念「NEW八紘一宇とNEW大東亜共栄圏」の実現へと向かうNIPPON!
クリエーター情報なし
ヒカルランド


世界のどこにもない 特殊なこの国と天皇家の超機密ファイル 神の国の《神》がわれわれにさえも隠したもの
クリエーター情報なし
ヒカルランド


トランプ政権はキッシンジャー政権である! いま世界と日本の奥底で起こっている本当のこと この大動乱のメガチェンジを読み切る!
クリエーター情報なし
ヒカルランド


「4京3000兆円」の巨額マネーが天皇陛下と小沢一郎に託された ついに動き出した吉備太秦のシナリオ
クリエーター情報なし
ヒカルランド


トランプと「アメリカ1%寡頭権力」との戦い 日本独立はそのゆくえにかかっている!
クリス・ノース(政治学者),ベンジャミン・フルフォード(元フォーブス誌アジア太平洋支局長),板垣英憲(元毎日新聞政治部記者),リチャード・コシミズ(日本独立党党首)
ヒカルランド


※上記クリックするとアマゾンにジャンプします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする