どちらにしても天皇陛下に非礼だった天皇・トランプ会見
2017-11-13
なぜ安倍首相はトランプ大統領を国賓にしなかったのか。
メディアがその理由を書かない中で、私は、それは宮内庁が反対したからだと推測した。
ただでさえ平和についての考え方がトランプ大統領と天皇陛下では違う。
そんなトランプ大統領を国賓にして、天皇陛下への公式謁見や晩さん会を天皇陛下にさせるのは、忍び難い。
そう慮って宮内庁は国賓を拒み、安倍首相が譲歩したのだと思った。
しかし、トランプ大統領が横田基地からゴルフ場に直行したのを見て思い直した。
国賓にすれば真っ先に歓迎式典を行わなくてはいけない。
ゴルフ場直行というわけにはいかなくなる。
つまり安倍首相はゴルフを最優先するために国賓を避けた、それに違いない、と思い直した。
ところが、きょう発売の週刊大衆(11月27日号)が書いた。
国賓にしたくないという申し入れは、実は米国政府の方からあったのだと。
その理由は、トランプ大統領といえども天皇陛下の存在は格別であり、オバマ大統領が深々とお辞儀したことが米国以内で叩かれたことを考えて、フランクな態度が取れるようにしたのだと。
これが本当の理由かどうかはわからない。
しかし、なるほどと思わせるに十分な理由ではある。
それならばなおさらだ。
安倍首相はトランプ大統領を天皇陛下に会わせるべきではなかったのだ。
やはり安倍首相は天皇陛下のお気持ちよりトランプ大統領の意向を優先させたのである。
どこまで行っても天皇陛下に非礼をはたらく安倍首相である(了)