教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

HOME 天木直人のブログ 安倍首相は中村医師を空港に出迎えるぐらいの事をす

2019年12月07日 15時03分41秒 | 国際・政治

 
 

安倍首相は中村医師を空港に出迎えるぐらいの事をすべきだ

2019-12-07

 
 安倍首相の側近には気の利いた官僚がいないのか。

 菅官房長官は何をボヤボヤしているのだろう。

 おそらく、みな桜を見る会の追及からどう逃げるか、そればかりで頭が一杯なのだろう。

 そう思いたくなるような、中村医師の銃撃死に対する安倍政権の対応のまずさだ。

 アフガンでは中村医師を官民挙げて手厚く弔っている。

 日本ではついに上皇ご夫妻が弔意を伝えられた(きょうの各紙)。

 フランスでは仏外務省が声明を出して人道支援の担い手への攻撃を強く非難する声明を表明した(産経パリ発三井美奈記者)

 それなのに、日本政府は何ひとつ発信していない。

 事件直後に記者に聞かれた安倍首相が一言発しただけだ。

 これでは日本の首相として失格だろう。

 だからといって、いまさら上皇ご夫妻をまねて弔意でもあるまい。

 いまごろ攻撃した連中を非難してもフランスに笑われる。

 ならば安倍首相は日本国民を代表して中村医師の遺体を空港に出迎えるべきだ。

 そして、そこで世界を唸らせる弔辞を読み上げるべきだ。

 報道によれば中村医師は家族と共に9日、福岡空港に到着するという。

 まだ安倍首相は外遊に出掛けていない。

 国会の最終日だが、野党も反対できないだろう。

 しかも野党の攻勢を避ける絶好の口実になる。

 ここまで助言しているのだ。

 安倍首相が福岡空港に中村医師を出迎えに行かないようであれば、安倍首相は完全に終わったということである(了)

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HOME 天木直人のブログ 日米貿易協定の発効と同時に始まるサービス貿易交渉

2019年12月07日 14時59分57秒 | 国際・政治

日米貿易協定の発効と同時に始まるサービス貿易交渉

2019-12-06
 きょうの各紙が一斉に報じた。

 日米貿易協定が日本の国会で承認されたのを受け、米通商代表部(USTR)は4日、トランプ大統領が協定の内容を実行に移す文書に署名すると発表したと。

 両国が国内手続きを完了すれば日米貿易協定は来年1月1日から発効するのである。

 すべては安倍首相がトランプ大統領に約束した時に決まったスケジュールだ。

 そのスケジュール通りに安倍首相は動いたのだ。

 そこまでは皆が知っている。

 しかし、それが終わりではない。

 むしろ、それが始まりなのだ。

 ライトハイザー代表は声明で同時に次のように発表した。

 「両国政府は、より幅広い分野の協定交渉入りに向けた協議を来年の早い時期に始める」と

 これはサービス分野などを含む第二弾交渉を始めるということだ。

 いったん二国間協定を結んでしまった日本だ。

 もはや逃げる事は出来ない。

 これこそが日米二国間協定の怖さだ。

 GATTやWTOなどの多国間協定で交渉を行う限り逃げ場はある。

 米国の不当な要求を日本一人がはねつけなくても、皆がはねつけてくれる。

 各国間の利害が錯綜するから日本だけが攻められる事にはならない。

 ところが二国間交渉は違う。

 ましてやその相手は米国だ。

 米国と二国間協定をいったん結んでしまったら、あとはどんどんと米国の要求を飲まされることになる。

 しかも、貿易分野だけにとどまらない。

 あらゆる分野で米国は対日要求を求めて来る。

 そして日米貿易協定を結んでしまった以上、もはや日本は交渉を拒否できないのだ。

 日米貿易協定の恐ろしさはここにある。

 日本は引き返す事のできない大きな誤りをおかしてしまった。

 私が日米貿易協定を第二の安保条約と呼ぶのはそういう意味である(了)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

jlj0011のblog 心臓破裂か<本澤二郎の「日本の風景」 (3517)

2019年12月07日 14時36分00秒 | 国際・政治

jlj0011のblog

心臓破裂か<本澤二郎の「日本の風景」

(3517)


 

心臓破裂か<本澤二郎の「日本の風景」(3517)

35年前からの清和会スポンサー・悪徳詐欺商人を蹴り上げた晋三>

 外務省も証拠を示した。19849月、父親晋太郎外相の政務秘書官としてニューヨークの国連総会に随行、その場で戦後最大の悪徳詐欺商人・ジャパンライフの山口隆祥と心臓は会っていた。35年前である。

 「山口と心臓は、心臓がつながっているほど関係が深い。山口は清和会の政治屋を看板・広告塔にして、善良な小金持ちを騙して、暴利を得てきた。安倍の後見人を任じている、日本を”神の国”と信じ込んでいる森喜朗らと、山口のあぶく銭に群がってきた。清和会関係者ならみな知っていることだ」とは清和会OBの指摘である。

 

 安倍・清和会きっての「功労者」として、桜を見る会の招待客となってきたものだ。2015年に限らない。森・小泉・安倍の清和会政権下、消費者庁は手も足も出なかった。

 その裏事情が、ついに明らかとなった今回の桜を見る会なのだ。ジャパンライフの歴史や経理を調べ上げれば、安倍の心臓は100%破裂するだろう。

 

<生き延びるためには情も放棄する令和の妖怪>

 日本の政治屋は汚い。どんなにか危ない金でも、金であれば手を出す吸血鬼である。恥とか清廉の気風がない。したがって、女性をレイプ、性奴隷にして巻き上げるやくざの大金を、かすめ取ることなど平気なのだ。

 やくざ・暴力団の上を行っている。岸信介の金庫番の中村長芳がいみじくも吐露したそれは「秘書は塀の上を歩いて金集めをするものだ」である。

 

 たしか「秘書残酷物語」(エール出版)で書いたはずだ。駆け出しの政治部記者はわからないが、年季の入った記者は、感づくものである。いわんや一般人はわからない。

 

 政治屋の生き延びる最後の手段は、秘書か霞が関の小役人に犯罪の事実をおっかぶせる。森友事件もそうだった。加計事件も、である。

 たとえそうだとしても、心臓の嘘も繰り返し連発するものだから、心臓もマヒして破裂する。35年余の深い関係でも「一対一で会ったことはない」「昭恵は面識がない」と122日の参院本会議でとぼけ切った答弁をしている。

 

 安倍の父親が自民党幹事長当時の会見で「政治は情で動くものだ」と発言している。不思議と記憶している。幕府軍の会津藩と討幕軍の長州人の関係を指摘したものだが、息子の心臓は、生き延びるためには、味方でも蹴り上げて平然とする。情などない。自らを田布施の天皇だと思い込んでいるのであろう。

 森友事件の顛末が裏付けている。この手をジャパンライフにも使っているのであろうが、35年もの悪徳詐欺商法で蓄積した資金提供者さえも放り投げて、一人生き延びようとする心臓だから、本当は破裂などしないのかもしれない。

 

<父親晋太郎が泉下で仰天、祖父岸信介は「心臓やるわい」>

 安倍が首相になったことを一番驚いているのは誰か。清和会OBは、臆することなく「それは晋太郎だ」と明かす。筆者も合点するほかない。

 

 晋太郎には、リベラリスト・安倍寛の血液が流れている。本人は毎日新聞記者をしてきた。記者はリベラルでないと、特に政治部は。

 筆者がよく知る読売新聞の元政治部長の多田実は、硫黄島で助かった幸運児だから、本心からリベラリストだった。安倍晋太郎とは仲間だった。多田から、晋太郎の悪口を聞いたことがなかった。

 

 心臓には、A級戦犯の血液が100%流れている。岸信介は「令和の心臓か」と満足しているに違いない。

 

 ただし、この7年の間、戦争三法(特定秘密保護法・自衛隊戦争法・共謀罪)を強行した以外は、何もない。戦争三法は憲法違反である。リベラル政権が誕生すれば、消える運命にある。

 

 毎年50兆円の借金の山を築いてきて、心臓の肺も息絶え絶えだ。国民の怒りがいつ爆発するか。人間の心を持った日本人が、怒りの決起をする場面が必ず来るだろう。

 今はジャパンライフ問題で、市民の怒りが爆発している。

 1986年の衆院予算委員会で晋太郎は、山口との出会いを容認している。1983年のジャパンライフの売上高1200億円は、5年間で330倍も急増した。851129日号フライデー、861月号「現代」でも報じられている。

 清和会と山口ジャパンライフ=安倍と山口ジャパンライフ=安倍の功労者=桜を見る会招待者

 35年間の安倍とジャパンライフの深すぎる腐敗を暴く時でもある。悪党を眠らせてはならない。

2019127日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

jlj0011のblog 悪党を眠らせない!<本澤二郎の「日本の風景」(3516)

2019年12月07日 14時28分04秒 | 国際・政治

悪党を眠らせない!<本澤二郎の「日本の風景」(3516)

悪党を眠らせない!<本澤二郎の「日本の風景」(3516)

<ありとあらゆる手段・方法で犯罪・違法首相を降参させよ!>

 もう北京に舞い戻って10日経つ。昨日は3年ぶりに、仏(ほとけ)のチョウさんの家に、30分ほど歩いて押しかけた。珍客に彼は、福建省・武夷山の銘茶・大紅袍を出してくれた。初めての高級茶だ。生姜と人参のお酢でつけた漬物などを口に入れながら、19729月、日中国交回復した後にたらふく飲んだ茅台酒で酔った角さんと大平さんの気分になった。

 

 思うに、仏教は殺傷を禁じている。悪人も仏になれるというが、その前に徹底した反省と謝罪が不可欠だ。仏罰として、あらゆる手段で、政治資金規正法・公選法違反の犯罪首相を眠らせない!これしかない。

 

<日刊ゲンダイのマドンナ記者から電話取材>

 夜中の8時過ぎというと、日本時間の9時すぎである。

 運よく固定電話が鳴った。東京からである。筆者のよく知る日刊ゲンダイのマドンナ記者のM子さんだ。NHKの悪女記者とは、月とスッポンだ。

 うれしいことに、お願いしていた来年の手帳を国会で買ってくれたという。ありがたい。感謝感謝である。彼女は日本国憲法をよく読んでいる。大変な平和主義者だ。

 恩師・宇都宮徳馬の生まれ変わりのような、本物のジャーナリストだ。日刊ゲンダイを大きく育てた原動力は、ロッキード事件の児玉・中曽根ルートの疑獄である。

 

 再び安倍の桜疑獄が、日刊ゲンダイに好機をもたらしてくれている。

<大平さん、田中六助さん、共同三喜田さん、ロスのジェームソン特派員>

 誰がシャッターを切ってくれたものか、目の前に昔の小さな記念写真がある。13人写っているが、場所が特定できない。

 真ん中に、筆者が腕組みしながら満足そうな顔をしている。不思議な写真だ。大平おとうちゃんは、端の方に遠慮がちに立っている。塩崎代議士も。六さんは、真ん中に近い。当時の大平さんの番記者である。70年代だ。

 後方に、背の高いロサンゼルスタイムズのジェームソン特派員も、白い歯を見せている。信頼する共同通信の三喜田さんとは、今も手紙でやり取りしている仲だ。

 

<ロ事件は児玉・中曽根事件だった!>

 「ロ事件は中曽根事件だ」という角さんの遺言のような真相発言を証言してくれた六さんは、日経OBである。ロンドン特派員時代に朝からビフテキを食べる癖が、命を縮めてしまった。

 中曽根を救った稲葉修法務大臣(当時)は、後継人事で中曽根と関係を絶った。元中央大学法学部教授の稲葉さんとは、9条改憲論で、先輩後輩の間柄で激論を交わしたことが何度もあった。

 彼の奥さんがまた立派で、国会に毎日弁当を作って夫を支えていた。昼時に行って、よくご馳走になったものだ。まじめな家族だから、父親を後継した息子は、長く政界にとどまろうとしなかった。安倍晋三とは違った。離婚した娘は、兄の現役時代、事務所の面倒で忙しかった。

 

 稲葉家は御殿医の家系だから、彼女は「医者は病気を治す力などない」と教え込まれて育ったと教えてくれた。秘書の田中君は、いま愛媛県にいるはずだ。そういえば岳父・廣岡慎次の家系も加賀100万石の御殿医だった。

 ついでに、漢方について言及すると、皇帝の健康管理に失敗すると、皇帝医も殺される。そうした中で、生死をかけた数千年の歴史を刻んできた漢方医ゆえに、西洋医学に勝るとも劣らない。

 

<今は小異を残して大道につく時期>

 三喜田さんに話を戻すと、彼は「改憲の場面では、街頭デモに参加する」と叫んでいる京大OBである。不思議な古い写真をよく見ると、大平さんは首をやや左に傾けている。我は反対に少し右に。ナベツネが児玉や中曽根と共に悪戦苦闘しているころのはずだから、当時の読売もまともな時期だった。

 護憲リベラルの良き時代だった。いずれも写真の表情は生き生きとしている。国家主義や国粋主義など蹴散らしていたころだ。

 

 アベ自公・日本会議のカルト政権を蹴散らして、生き生きとした日本にする現在である。護憲リベラルが最高の航路である。

 そうするためにも、いま悪党を眠らせるような手抜きは許されない。小異を残して大同につく局面である。

2019126日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

<iframe frameborder="0" scrolling="no"></iframe>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ハゲ」20人で踊ったら「自分を楽しめた」 脱毛症の女性が企画「『隠さないと』プレッシャー和らいで」

2019年12月07日 14時04分19秒 | 国際・政治

「ハゲ」20人で踊ったら「自分を楽しめた」 脱毛症の女性が企画「『隠さないと』プレッシャー和らいで」

ハゲプロの発起人、小豆だるまさん。メンバーたちと

(withnews)

「髪がないとダメ!」。そんな呪いのようなメッセージを浴び続け、髪の毛を失うことに恐怖している人は多いのではないでしょうか。はげを否定する価値観を振り払おうと、円形脱毛症の女性やAGA(男性型脱毛症)の当事者らが髪のない頭をネタに、ユーモアあふれるミュージカルを演じました。発起人で、自らも円形脱毛症で髪がない小豆だるまさん(43)に、企画に込めた思いについて尋ねました。(朝日新聞記者・岩井建樹)

 

髪がないシンデレラ

ミュージカルは11月中旬、東京ビッグサイトで開かれた「デザインフェスタ」で披露されました。「ハゲ100人で踊るプロジェクト」(ハゲプロ)とのチーム名で、髪の毛を抜く「抜毛症」の女性や円形脱毛症の女性、抗がん剤治療で髪が抜けた元患者、AGAの男性ら20人以上が出演しました。テーマは、髪がない「シンデレラ」(作・演出 BOZE STYLE)。シンデレラは、はげているため、舞踏会に行くことができません。「髪がないといけない! 髪がないといけない! 髪がないといけない!」との歌詞を歌います。

シンデレラは、魔法使いからもらったウィッグをつけて、舞踏会に参加します。しかし、12時が過ぎると、魔法の反動で頭皮が痛くなり、シンデレラはウィッグを脱ぎ捨て、城を後にするストーリーです。派手な化粧や衣装、コミカルな動き、愉快なセリフ。観客からは笑いが起こりました。

 

 

「はげちゃってても、いいよ!」

プロジェクトの発起人で、漫画家の小豆さんがシンデレラを演じました。小豆さん自身も円形脱毛症のため、髪の毛がありません。

「シンデレラを演じた感想は『快感』の一言です。『はげを楽しむ=自分を楽しむ』ことを大切にして、メンバーたちと協力した結果だと思います」

シンデレラは、実ははげだった王子様と結ばれます。最後は出演者で「はげちゃっててもいいの?」「いいよ!!」と叫び、歌い踊ります。

「髪を失うことを『かわいそう』とみる風潮を変えたいとの思いから、「ハゲプロ」を企画しています。『はげちゃってもいいじゃない!』と言える社会が理想です」

「女性でも髪のない人たちがいることを知ってもらいたい、と考えています。とはいえ、『知って下さい』だけではなかなか人々には伝わりません。ユーモアや笑いを交えることで伝わることもあると思います。私たちのミュージカルを楽しんで、その上で知ってもらえたら」

 

 

女性ははげたら終わり?

小豆さん自身も、過去には「はげはいけない」と苦しんだ経験があります。

「大学生のときに円形脱毛症になりました。治ったり、再発したりを繰り返し、そんなに深刻にはとらえていませんでした。でも34歳のときに症状が重症化し、髪の毛を失ってしまいました」

「特に女性は、はげることを深刻にとらえられがちです。私も『はげたら人生終わりだ』との思いにとらわれていました。髪を戻すことが生活のすべてで、治療に必死でした。もちろん、カミングアウトもできませんでした」

「でも、発症から6年もたつと、髪のない頭を『隠す生活』が窮屈になってきました。そんなとき、あるテレビ番組に出演し、かつらを外し、渋谷を歩いたんです。人混みに埋もれて、意外と平気。テレビを見た友人や知り合いからも、『かっこよかった』『違和感なかった』と温かいメッセージをもらい、髪のない私でもいいんだと思えるようになりました」

「今振り返ると、はげを許容する風潮が社会にあれば、私も発症当時に、あんなに苦しまなかっただろうなとの思いがあります」

 

 

はげを楽しむ「非日常」の場

小豆さんはハゲプロを、「当事者がはげを肯定できる場にしたい」と言います。

「はげは日常ではなかなかネタにできないし、肯定的にとらえられることはありません。ましてや当事者がはげを楽しむことはできません。その点、ハゲプロは、はげていることが当たり前の世界。当事者がはげを肯定し、楽しむ場となっています。私もこの年齢でシンデレラを演じられるのは、はげているおかげですね」

とはいえ、プロジェクト名にもある「ハゲ」との言葉は当事者を傷つける言葉でもあります。また、笑いのネタにすること自体に抵抗がある当事者もいます。

「そこは私たちの中にも議論がありました。まさに今、髪を失ったことを悩んでいる当事者に、『ハゲプロに参加して』とは言いません。はげを楽しめる心理状況になった人たちのための企画とも言えます。多くの当事者が楽しめ、非当事者にも関心を持ってもらえるような企画にするにはどうすればいいのか、今後も検討を続けます」

「私たちははげていることをカミングアウトするのがよいと言っているわけではありません。私も買い物など日常生活の中では、かつらをつけています。公表するかどうか、かつらで隠すかどうかは本人の自由です。ただ、『隠さないといけない』という世の中のプレッシャーが和らいでくれると、気持ちが楽になれる当事者はいます」

 

 

漫画で、正しい情報を発信

小豆さんは、漫画家として円形脱毛症について解説する作品を発表しています。

「ハゲプロはエンタメ要素を比重においた活動ですが、著書『マンガでわかる 円形脱毛症になったら読む本』では、悩んでいる人が手にとって参考になる本になるように心がけました。体験談だけでなく、円形脱毛症が『自己免疫疾患』と考えられていることなど、正しい医学情報も伝える内容にしています」

「これからも漫画家として、ハゲプロの発起人として、ユーモアや笑いを交えながら、髪を失うことについて世の中に発信していきたいと思っています」
 
女性の頭が、禿げるのもストレス、精神的緊張と思います。
ハゲ頭だと夏涼しくも冬は、寒いですね。
尼さんのイメージを一瞬感じました。
ハゲが、治る薬を発明したらノーベル賞だと言われています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』 政治の動きと分析 イギリス労働党マニフェスト2019を読んで

2019年12月07日 12時39分09秒 | 国際・政治

イギリス労働党マニフェスト2019を読んで

いまイギリスでは総選挙が行われているので、労働党の2019年マニフェストを読んでみました。現地ではマニフェストが本になったものが、たぶん700~1000円くらいで本屋で売っていると思います。2017年の労働マニフェストはネットで購入して手元にあるのですが、2019年のマニフェストは労働党ホームページからダウンロードして印刷して読みました。今回の労働マニフェストは105ページです。前回の総選挙のものは124ページでした。全部読み通すにはちょっと時間がかかります。

労働党マニフェスト2019の表紙のキャッチコピーは翻訳すると「今こそ本物の変化のとき」というものでした。原語は「IT’S TIME FOR REAL CHANGE」です。前回マニフェストの「一部の人のためではなく、多くの人のために(FOR THE MANY,  NOT THE FEW)」の方が良かったと個人的には思います。

選挙公約の一番の柱は「緑の産業革命(Green Industrial Revolution)」です。労働党は今回の総選挙を「気候選挙(the climate election)」でもあると述べ、気候変動対策をトップに持ってきました。「気候の危機(climate emergency)」と呼び、再生可能エネルギーの普及、鉄道や電気自動車への投資、住宅のエネルギー効率改善を重視します。とても好感が持てます。立憲民主党もみならうべきだと思います。

おもしろいのは産業革命の起きたイギリスの労働党は「緑の産業革命」と呼び、ニューディール政策で黄金時代を築いたアメリカの民主党は「緑のニューディール」と呼びます。日本はどっちも関係ないですが、日本の場合は「緑の産業革命」がよい気がします。“アンチビジネス”ではない気候変動対策を訴えるのがよいと思います。

労働党は「緑の産業革命」で「100万人の質の高い雇用を創出する」と訴えます。イギリスの人口が日本の約半分であることを考えると野心的な数字です。具体的に「100万人の雇用」と書いた方がイメージがわきやすいのでよいと思いました。また、「7,000の洋上風力発電施設」「2,000の風力発電施設」「フットボール場22,000個分のソーラーパネル」とか具体的な数値が並びます。わが党の選挙公約でも同じように数字を入れた公約を増やしたらよいと思いました。「福岡ドーム50,000個分のソーラーパネル」でいいと思います。

2つめの政策の柱は公共サービスの再建です。サッチャー改革以来の「小さな政府」をめざした新自由主義的な「行政改革」が公共サービスの質の低下をまねいてきたとして、医療や教育などの公共サービスの再建を訴えます。

再分配政策の強化は労働党のお家芸ですが、ブレア時代の労働党路線とは真逆です。保守党が大幅に下げた法人税を2010年のレベルまで戻し、8万ポンド以上の所得のある人の所得税を増税し、資産課税を強化して、財源を確保すると訴えます。きちんと財源論から入る点が好感が持てます。医療や介護、子育てや教育を強化するには財源が必要です。財源論から逃げず、最初の方に持ってくるところはよいと思います。

労働党のマニフェストに特徴的なところは、「43,000人の看護師が不足している」とか、「保守党は消防士を11,500人削減した」とか、これまでの保守党政権の政策を具体的に検証した上で、労働党の提案を述べる点です。わが党の選挙公約でもみならうべきだと思いました。

教育に関して「ホロコーストや黒人の歴史を教えるカリキュラムの再編」といったリベラルな公約がある一方で、「警察官の増員」や「テロ対策のための警察と内務省保安局(Security Service:俗称MI5)との連携強化」のように「保守党か?」と思うような公約もあります。アメリカの民主党もイギリスの労働党も、日本のスタンダードでいえば軍事や治安に関しては右派的なところもあります。

その他に「リベンジポルノ規制」とか、「ヘイトクライム対策」とか、「手話法の採択」といった公約もあり、日本と似たような社会的課題に取り組んでいることもわかります。

みならう必要はないですが、保守党への罵詈雑言がすごいところもあります。たとえば、「保守党の残酷さや心のなさ(The cruelty and heartlessness of the Tories)」といった表現は、日本では品がないので受け入れられないことでしょう。ここまでいくと「保守党へのヘイトスピーチでは?」と思ってしまいます。選挙戦は紳士的に戦いたいものです。さもないと政治的な分断が深まってしまいます。フェアな政策論争を中心にした方がよいと思います。

全般的には労働党マニフェストには好感が持てます。特に「緑の産業革命」は魅力的です。「小さな政府」を志向する行政改革が公共サービスの質を低下させたことを考えれば、政府の規模をある程度はもとに戻していく時期だと思います。所得の再分配機能の強化も必要だと思います。労働党にはがんばってほしいと思います。労働党マニフェストをよく分析し、選挙結果をよく見た上で、立憲民主党の衆院選公約づくりにいかしたいと思います。

関連記事

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』 政治の動きと分析 マインド・コントロール予防にお薦めの本

2019年12月07日 09時27分33秒 | 国際・政治

マインド・コントロール予防にお薦めの本

ポピュリズム政治の極端な例は、ヒトラーのナチスドイツだと思います。大衆的な熱狂というのは、ある意味で大衆的なマインド・コントロールです。ポピュリズム政治を理解するには、マインド・コントロールを理解することが大切だと思います。そこでマインド・コントロールについて書かれた西田公昭氏の「なぜ、人は操られ支配されるのか」という本を読んでみました。

その本に「心の脆弱性テスト」という10の質問が出てきます。

Q1)あいまいなことが苦手で、判断がつかないことがあるとイライラしたり、不安になったりする。

Q2)超絶にすごいと思えるほどに崇拝できる人との出会いを切望している。

Q3)いまの自分とは違う本当の自分を見つけたい。

Q4)熱狂的に盛りあがって、みんなで何かをなし遂げたり、みんなそろって同じように行動するのが好きだ。

Q5)意に沿わないことでも、頼まれたらはっきりと拒絶できないことがある。

Q6)カルトやマインド・コントロールの危険性についてはくわしく知らない。

Q7)占い、霊能力、超能力、死後の世界などの神秘的な世界を知りたい。

Q8)世界や宇宙には、じつは秘密の法則があり、それはすでに解き明かされているかもしれないと思う。

Q9)このところ、自分の人生や家族などのことで、なぜだかうまくいかないと気に病むことがある。

Q10)いまの社会のあり方は誤っているので、真に正しい道を求めたいと思っている。

皆さんはいかがでしたか?

私は10問のうち1つだけ該当しました。最後の質問の「今の社会のあり方は誤っているので、真に正しい道を求めたい」というのだけ該当しました。野党議員として当然です。それ以外はいっさい当てはまらず、「心の脆弱性」が低いことが確認できました。

私の場合は日ごろから「冷めてる」とか「熱さが足りない」と周囲に言われ続けてきました。あきらかに熱狂しにくいタイプです。ひとの言葉に心を揺さぶられたり、感動して泣いたり、というのはあまり無いです。自分がマインド・コントロールされにくい体質だというのは何となく納得できます。

ちなみに、私は、幼稚園時代は登園拒否児童で、幼稚園を中退しました。中学校でも高校でも帰宅部でした。拘束時間がながく、集団行動が求められる部活動には、適応できない自覚がありました。社交的でなく、周囲の目をあまり気にせず、同調圧力に耐性が高く、孤独に強いタイプなので、マインド・コントロールには耐性があると思います。

この本を読んでわかったのは、「いい人」ほどマインド・コントロールにかかりやすいことです。空気が読めて、気配りができて、こころやさしい「いい人」は要注意です。

学生時代に3年間バイトしていた焼とん屋の江戸っ子のおやじさんがよく「いい人、いい人、“どうでもいい人”ってな。いい人になるなよ。」と言ってました。戦争中は兵隊に行っていたおやじさんはいろんな人生経験を積んでいたのだろうと思います。その教えを忠実に守ってきた結果、「いい人」ではない自覚があります。

また、Facebookの「いいね」の数を気にする人も要注意みたいです。人がどう見ているかを気にする人ほど、マインド・コントロールされやすいそうです。協調性のある「いい人」は、「私はマインド・コントロールされやすいかも?」と思っていた方が安全です。繰り返しますが、私は大丈夫。

この本の最後にマインド・コントロールから身を守るために、「支配から身を守る10の方法」という項目がありました。これもおもしろかったので、ご紹介させていただきます。カルト、詐欺にだまされないための注意事項です。

支配から身を守る10の方法

1.つねに誠実でなくてもよい。

2.相手の誘いを断ってもいい。

3.答えをすぐに出さなくてもいい。

4.知らないことを恥じなくていい。

5.難しい問題には正解はないと心得る。

6.すぐに親しくなろうとする相手に注意する。

7.おかしいと感じたら全力でその場から逃げ出す。

8.他人に依存しないで自分で考える。

9.従うことに慣れてはいけない。

10.できる限り情報を集める。

政治家としてはこの10項目すべてに従うわけにはいきません。しかし、特に「5.難しい問題に正解はない」などは本当にその通りだと思います。

誰の言葉か忘れましたが、「真実を探している者を信じよ。真実を見つけた者は疑え。」という言葉があります。「真実を見つけた」と主張する人物を疑い、複雑な問題にシンプルな解決策を用意する人物を疑うことが大切だと思います。

マックス・ヴェーバーは「職業としての政治」の中で次のように述べます。

精神を集中して冷静さを失わず、現実をあるがままに受けとめる能力、つまり事物と人間に対して距離を置いて見ることが必要である。「距離を失ってしまうこと」はどんな政治家にとっても、それだけで大罪の一つである。

ポピュリズム政治に抗するために必要な視点だと思います。冷静さを失わない。熱狂に流されない。距離を失わず、自分の頭で考える。さまざまな情報にあたる。複雑な問題にシンプルな答えを用意しない。私はあくまでマイペースに冷めた政治家でありたいと思います。

*参考文献:西田公昭 2019年「なぜ、人は操られ支配されるのか」さくら舎

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麻生太郎副総理の「安倍降ろし工作」が功を奏し、安倍晋三首相の政治生命が消えつつあり、菅義偉官房長官も、「桜を見る会」による公職選挙法違反容疑隠し答弁が破綻

2019年12月07日 09時19分20秒 | 国際・政治
 
 

麻生太郎副総理の「安倍降ろし工作」が功を奏し、安倍晋三首相の政治生命が消えつつあり、菅義偉官房長官も、「桜を見る会」による公職選挙法違反容疑隠し答弁が破綻

2019年12月07日 07時23分33秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
麻生太郎副総理の「安倍降ろし工作」が功を奏し、安倍晋三首相の政治生命が消えつつあり、菅義偉官房長官も、「桜を見る会」による公職選挙法違反容疑隠し答弁が破綻

◆〔特別情報1〕
 麻生太郎副総理兼財務相の「安倍降ろし工作」が功を奏して、安倍晋三首相の政治生命が消えつつある。「弁慶役」の菅義偉官房長官も、「桜を見る会」による公職選挙法違反(安倍晋三首相による衆院下関市、長門市有権者買収)容疑隠し答弁が、破綻してきているのも、麻生太郎副総理兼財務相の工作が効果を発揮している証拠だ。菅義偉官房長官が引きずり降ろされるのは、「いまや時間の問題」と観測されている。「安倍晋三首相の4選」を提唱してきた二階俊博幹事長も「危うい」という。二階俊博幹事長が降ろされれば、「最後っ屁」をぶちかまして、「安倍晋三首相のスキャンダル」が、洗いざらいバラされるので、安倍晋三政権は、たちまち崩壊する。序に麻生太郎副総理兼財務相もつぶされる。とにかく、臨時国会は12月9日閉会となり、政権交代は、1月下旬に召集される通常国会冒頭に行われる可能性が大だ。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話から有料ブログへのご登録

「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


板垣英憲マスコミ事務所からも配信しております。
お申し込みフォーム

南北首脳会談から米朝会談を経て南北統一へ、そして中国の民主化のシナリオが書かれています。このときから始まっていました。必読です。


日本の覚悟 イルミナティ解体 「新機軸」発動 人類補完計画 この一大事に世界を救う盟主となる
クリエーター情報なし
ヒカルランド


中国4分割と韓国消滅 ロスチャイルドによる衝撃の地球大改造プラン 金塊大国日本が《NEW大東亜共栄圏》の核になる (超☆はらはら)
板垣 英憲
ヒカルランド


その改訂版がこれ。併せてお読み頂きたい。

[新装完全版]ロスチャイルドによる衝撃の地球大改造プラン 米国とイスラエルの力を借りて皇国の理念「NEW八紘一宇とNEW大東亜共栄圏」の実現へと向かうNIPPON!
クリエーター情報なし
ヒカルランド




第96回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
2019年12月8日 (日)
13時30分~16時45分
「どうなる朝鮮半島統一と中国民主化」
~上皇陛下と小沢一郎衆院議員に委ねられMSA資金の動き

会 場 小石川後楽園内「涵徳亭」(広間)
参加費 2,000円


にほんブログ村 政治ブログへ
オフレコ懇談会
2019年12月14日(土)13時~16時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
会 場 都内某所
参加費 5,000円


【『一由倶楽部 鉄板会』】
令和元年12月21日 (土)13時~16時

会 場 都内某所
参加費 5,000
😒
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「植草一秀の『知られざる真実』」   本物のたしかな野党を一から育てる必要性

2019年12月07日 09時15分21秒 | 国際・政治

曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

 
 

本物のたしかな野党を一から育てる必要性

2019年12月06日 15時11分53秒 | 政治より、転載させて頂きました。

 

                                 

                     「植草一秀の『知られざる真実』」
                                   2019/12/06
             本物のたしかな野党を一から育てる必要性
            第2498号
   ウェブで読む:https://foomii.com/00050/2019120612253761450────────────────────────────────────

臨時国会も幕を閉じて2019年がまもなく終わる。
不正が正されず、悪徳が栄えるこの国の闇は深い。
「桜を見る会」の疑惑が拡大したが、安倍首相は逃げの一手である。
「疑惑を持たれた者は内閣にあるものもそうでない者も、与党であろうと野党 であろうと説明責任をしっかり果たすことが必要」
と繰り返してきた安倍首相が、自分に対して疑惑を持たれた途端、説明責任を 果たそうとせず、逃げの一手である。
国会の予算委員会で集中審議を行い、疑惑を追及することが最低条件だった。
安倍首相は政府行事である「桜を見る会」を完全に私物化していた。
その私物化の証拠となるのが招待者名簿である。
ところが、政府は国会で共産党の宮本徹衆議院議員が資料提出要求すると、そ の直後に名簿を破棄した。
しかし、この時点ではシステム上にバックアップデータが存在していた。
国会の資料提出要求に対してバックアップデータを活用して応じることができ た。
ところが、菅義偉官房長官は、バックアップデータは「行政文書ではない」と の詭弁を呈して政府の対応の誤りを認めない。
こんな馬鹿げた説明を粉砕しない日本の情報空間の歪みが際立っている。
安倍首相後援会が主催した「桜を見る会」前日夜開催の前夜祭では、通常、最 低でも1人1万円以上はかかる費用に対して参加者から徴収した参加費は50 00円だった。
会場入口で安倍首相後援会スタッフが参加費を徴収し、ホテルニューオータニ の領収書を手交し、参加費をホテルニューオータニに渡し、安倍首相後援会は 収支に一切かかわっていないと安倍首相は説明している。

安倍首相説明は虚偽である疑いが強い。
安倍首相説明が虚偽であることを示す証拠が提示されれば、安倍首相の嘘が立 証される。
決定的な証拠を提示する当事者が名乗り出ることが待たれている。
「桜を見る会」招待者名簿のなかにマルチ商法で巨大な被害をもたらしたジャ パンライフ元会長が含まれていた。
ジャパンライフ元会長は政府からの招待状のコピーを印刷して営業活動に利 用。
被害拡大の重大な原因になった。
ジャパンライフ元会長は安倍首相の推薦枠のなかで招待状が発送されたと見ら れている。
事実関係を明らかにして招待に至る経緯を明らかにしなければならない。
安倍首相および後援会、政治資金管理団体の行為は公職選挙法、政治資金規正 法に抵触するおそれのある重大な問題である。
安倍首相が「説明責任」を強調するのであれば、衆参両院の予算委員会で集中 審議を行うことは当然である。
しかし、安倍首相が指示して予算委員会での集中審議実行が阻止された。
本会議で一方的に自己の主張を朗読しただけで終わっている。
国会が国会としての機能を果たしていない。

これ以外にも、安倍内閣に関する刑事責任を問われる問題がことごとく無罪放 免とされてきている。
甘利明氏、下村博文氏の問題も無罪放免にされてきた。
森友、加計疑惑では疑惑の中心に位置する安倍首相、安倍首相夫人、加計孝太 郎氏の問題が不問とされ、財務省による国有地の不正廉売を実行した事案、公 文書改ざんした事案、国会に虚偽の事実を報告した事案のすべてが無罪放免に された。
その一方で、森友学園元理事長夫妻だけが逮捕され、長期勾留の末、長期懲役 刑の求刑がなされている。
問題の本質は行政を私物化した罪、国有地を不正廉売した罪、公文書を改ざん した罪であるのに、この本丸がすべて無罪放免とされ、森友学園の補助金受領 だけが犯罪として取り扱われている。
このような政治崩壊に対して、野党は毅然とした対応を示すべきだが、その野 党中核に位置する立憲民主党と国民民主党の対応が生ぬるい。
野党が解散を恐れて与党に対して毅然とした姿勢を示せぬなら日本政治は完全 崩壊する。
日本の崩壊が進行している主因は安倍政治の暴走にある。
三つの重大な要因がある。
第一は刑事司法が腐敗しきっていること、第二はマスメディアが腐敗しきって いること、そして第三は主権者である国民の対応がぬるいことだ。
第一と第二はあちら側、暴走する安倍政治の側の問題。
しかし、第三はこちら側の問題だ。
野党が生ぬるい対応を示すのも、野党に対する監視の責任を負う主権者の側の 問題であると言ってもよいだろう。
この現状を放置するなら、日本は世界で最悪の国家の一つに凋落することにな る。

この臨時国会で安倍内閣が最優先した議案は日米FTA批准案だ。
マスメディアは米国産の輸入関税が下がることを消費者にとっての朗報だと伝 える。
この報道姿勢そのものが偏向メディアの基本を象徴している。
米国産牛肉には成長ホルモンが投与されている。
米国産豚肉にはラクトパミンが投与されている。
いずれも健康被害をもたらすことに対する懸念が強く持たれているものだ。
欧州では「予防原則」を基礎にして成長ホルモン投与、ラクトパミン投与の肉 の輸入を禁止している。
「予防原則」とは、「有害性の疑いがあるものは安全性が確認されるまでは認 めない」立場である。
これに対して米国は「科学主義」を基本にする。
「科学主義」とは「科学的に有害性が立証されるまでは利用を制限しない」と いうものだ。
これは逆に言えば、「毒性があっても「科学的に立証」されるまでは制限しな い」というものである。
「毒を、毒であることが立証されるまでは食べ続けろ」というもの。
どちらが、国民の生命、健康を守るための方式であるかは明白だ。

「科学主義」が「毒性が懸念されるものについて、毒性がないことが「科学的 に立証」されるまでは利用を認めない」とするものなら適正だ。
これが「予防原則」の考え方だが、「有害性が科学的に立証されるまでは容認 する科学主義」を基本にする運用では、有害性が科学的に立証されるまでに多 数の健康被害が発生することを防げない。
米企業モンサントは、グリホサートを主成分とする強力な除草剤ラウンドアッ プの開発メーカーである。
このモンサントが遺伝子を組み換え(GM)て、ラウンドアップ耐性のある種 子を開発し、ラウンドアップとのセット販売を行ってきた。
農家はGM種子を蒔いて農産物を生産する。
その過程でラウンドアップを散布する。
農産物はラウンドアップ耐性を持つから農産物は生育し、雑草はラウンドアッ プによって死滅する。
しかし、農家はひとたびGM種子とラウンドアップの併用を始めると、永久に このセット販売から抜け出すことができなくなる。
これがモンサント商法である。

ラウンドアップの有害性がかねてより指摘されてきた。
しかし、米国政府は「科学主義」の立場に立ってラウンドアップ使用を認めて きた。
ところが、昨年8月にカリフォルニア州裁判所がラウンドアップの有害性を認 定し、モンサントに対して320億円の損害賠償を命じる評決を下した。
裁判所がラウンドアップの有害性を認定する判断を示したのだ。
GM作物の多くはグリホサート散布の影響を受ける。
このことから、米国の消費者はNON-GM食物を強く求め始めている。
モンサントは独化学企業バイエルに買収されたが、ラウンドアップ訴訟の影響 でバイエル株価が急落した。
米国産牛肉の輸入急増が日本の消費者にとっての朗報とはまったく言えないの だ。

一次産業は私たちの命と健康を支える基幹産業である。
だから、どの国も巨大な補助金を投下して一次産業を保護している。
米国の命令に服従して一次産業崩壊を招く通商協定を安易に受け入れることは 主権者国民に対する背信行為である。
しかも、日米協定はこれから始動する全面的な日本制度改正につながる日米F TA協定の端緒になるものだ。
米国は22の交渉分野を設定しており、今回の通商協定はそのなかの2分野に ついての協定である。
安倍内閣はすべてにおいて米国に隷従しており、日本の主権者の利益を守る姿 勢をまったく示していない。
この日米協定がこの臨時国会で野党の抵抗なく批准された。
野党の中核に居座る立憲民主党と国民民主党が自公傀儡政党に堕していること が主因である。
日本の主権者が目覚めなければならない。
エセ野党を排除して、本当の意味で主権者の利益を守る「真の野党」を一から 育てるしかない。
目先の数合わせに走らず、本物を育てる必要がある。
本物のたしかな野党を生み、育てることが必要だ。   

※転載者の一言:安倍政治が続いている最大の原因は、マスメディアにる、真実を報道していれば、安倍政治は当の昔に退陣に追い込まれているはずだ、戦前型、1世紀遅れの政治権力の奉仕機関化されしまっている。従って司法も動きづらい、国民も真実を知らないままである。安倍政治実態は独裁化してしまっている。その政治は暴虐極まりない暴政独裁なのである。

その 実態はグローバルに進められている。政治の上を突っ走っている暴走する資本主義1%の資本家、大企業、多国籍企業の儲けを極大化する、政策を推進して、その反面国民は窮乏化に陥っているのである。欧米諸国は民営化されていた水道なども国営化に戻しているが、逆に日本は未だに推進の方向を脱しないでいる。早く止めなければ暴走する資本主義の国民は奴隷化されてしまうであろう、だらしない立憲、国民民主野党も、安倍政治に対しての拒否反応が鈍いのがなさけない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする