大分県警は、二つ折りで開いて読む圧着式のはがきを利用した架空請求を2件確認した。圧着はがきを使う手口が見つかったのは県内で初めてで、詐欺に対する注意を呼び掛けている。

 はがきが届いたのは、いずれも11月27日。別府市内の80代男性と70代女性宛てだった。不審に思った家族などが警察に相談して発覚した。被害はなかった。

 はがきを開くと、東京都千代田区の法律事務所を名乗り「有料番組サイト等の利用料金の支払いが確認できていない」「大至急連絡ください」などと記載。050から始まる電話番号に掛けるように指示している。

 県警は「はがきは業者が作ったような精巧な作りで、手が込んでいる」と警戒。ただ「『サイト料金未納』などだましのキーワードが隠れている」として、電話をせず、家族らに相談するよう呼び掛けている。(井中恵仁)

サイト料金支払いが未確認のはがきは、業者が作ったような精巧な作りで、手が込んでいる圧着はがきもパソコンを使うと上手く出来るのでしょうね。

皆さん御用心下さいませ。