教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

京大教授が暴露。“まん防”発出をアンケートで決定する日本政府のお粗末

2022年02月10日 14時10分10秒 | デジタル・インターネット
 

京大教授が暴露。“まん防”発出をアンケートで決定する日本政府のお粗末

(この記事はメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 〜日常風景から語る政治・経済・社会・文化論〜』2022年2月5日配信分の一部抜粋です)

 

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「まん防」という政府による「凶悪」犯罪 〜効果は無いが巨大被害を出す「まん防」を政府は「アンケート」に基づいて決めている〜

「まん防」は出てしまいましたが、「緊急事態宣言」の発出については、政府も小池知事も慎重なようです。

何と言っても、小池知事が「病床使用率が20%を超えたらまん防を出します」と宣言した時点で、その病床使用率は15%に達しており、かつ、毎日数%ずつその数値が上がっている状況でした。

つまり小池知事は、一応「こうなったら出す」という基準を決めて、その基準が満たされたからまん防を出すという体裁を取り繕ってはいましたが、まん防を出すことを決定してから、後付で基準を「でっち上げ」て口にしたに過ぎないのです。

ところが今回は、「重症病床使用率か、酸素投与が必要な患者の割合が3割〜4割となり、かつ、7日間平均の新規感染者が2万4,000人に達した段階で、緊急事態宣言を要請」という基準を口にしたのです。

で、現時点での重症病床使用率は5.5%に過ぎませんから、3〜4割に到達しない可能性は十分あります。また、7日間の新規感染者数は、現時点で約1万6,000人ですから、こちらも到達しない可能性も十分考えられます。だから、両基準が同時にクリアされる可能性は極めて低い状況にあります。

つまり今回は、小池知事は、緊急事態宣言を「出さないつもり」でいることが、この発言からも読み取れるわけです。

知事のこうした発言は、政府とも情報を交換しながら進めているものですから、これは、岸田内閣が緊急事態宣言を「出さないつもり」でいることを示してもいます。事実、岸田総理は、緊急事態宣言の発出について後ろ向きの発言をしています。

ただし、岸田総理は、まん防の「延長」については「前向き」の意向を持っているようで、2月3日の時点で、「まん防」について「2〜3週間の延長を検討する」と発言しています。

当方はこれまで何度も主張してきたように、まん防をやろうが、時短をしようが自粛をさせようが、感染抑止に何の効果も無いことが、繰り返し統計学的に明らかにされてきています。その件については、2月7日の東京地方裁判所での、東京都のグローバルダイニングが東京都を「不当な時短命令」について訴えた裁判において、参考人の一学者として統計学的に説明する予定にしているくらい……確信しています(その裁判の様子についてはまた改めて解説したいと思います)。

そして、そうした「まん防は、感染抑止に効果無し」という知見をまとめた論文等については、裁判所を通して東京都に提示してすらいますし、その中で政府資料を徹底批判もしていますから、東京都も、そしてその背後に居る政府も「知らない筈がない」状況にあるのです。

したがって、政府に理性があるのなら、まん防の延長なんてもう、する筈がない……ところなのですが、上述のように岸田さんはその2〜3週間の延長する予定だと発言しているのです。

この人達は一体どういうつもりでまん防だしたり、延長したりしているのだろう……と訝しく思っていたところ、ある永田町関係者(某政党幹部)から、大変興味深い……というか、おぞましく恐ろしい話しを耳にしました。

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その方を某機会のゲストにお呼びして、あれこれお話しを伺っていた時の事なのですが、その方が次の様な事を、「公衆の面前」で堂々と、かつニコニコしながら楽しそうに話ししていたのです。

「アンケート調査をとると、まん防については、国民のだいたい6割くらいが評価為ているようなんです。だけど、緊急事態宣言については反対してる人が多いようなんです。だから、『まん防』だしてるっていうのは、丁度良いってことなんですね」

当方、この話しを聞きながら、開いた口が塞がらなくなってしまいました。

こんな滅茶苦茶な話はありません。

本来、まん防出すか出さないか、緊急事態宣言出すか出さないか、っていうのは、国民の顔色を伺って決めることじゃなくて、どうすれば、国民の利益になるかだけが基準な筈です。

で、先程も申し上げた通り、緊急事態宣言やまん防や自粛、時短、禁酒の類いは、感染を抑止する上で、何の役にも立ってこなかった、ということが明白にデータとして示されているのです。

その一方で、時短や自粛は、経済に対して極めて甚大な被害をもたらすことは明白なのです。実際、今の我が国のGDPは年率で20兆円以上もコロナ前から冷え込んでいるのです。

この冷え込みはもちろん、国民の行動を規制したことの必然的な帰結なのです。

そうである以上、「まん防を出す」っていう政治判断は、「感染抑止効果は何もないけれど、国民に数兆円規模という深刻な経済被害をもたらす」という恐るべき政治判断なのです。

メリットがなく、単にデメリットが無い者を我々は「毒」と呼びますから、この「まん防を出す」という政治判断は、「国民に毒を飲ませる」という単なる破壊行為にしか過ぎないのです。しかも、その被害たるや数兆円、数十兆円の経済被害に繋がり得るものなのですから、「凶悪犯罪」と言いうるものです。

じゃぁなぜ、そんな凶悪犯罪を政府がやっているのかと言えば、上記の関係者発言から明らかに示されるのは、「自らの支持率をあげたいから」という誠に「さもしく姑息」な理由があるに過ぎないのです。

確かに国民の過半数がまん防をやってほしいといっている時にまん防をやれば、何となく支持されることになるでしょう。緊急事態宣言を出して欲しくない、と言う状況がアンケートで分かったなら、その結果に基づいて緊急事態宣言を出さないと言えば、同じく何となく、支持されるということにもなるでしょう。

しかし、そんなものは決して政治と呼ぶべきものではありません。

例えば、イギリスのジョンソン首相は、国内に様々な反対の声があったにも拘わらず、そして、このオミクロン株の新規感染者数が20万人も存在していたにも拘わらず、この株の死亡率、重症化率は大変に低いという客観的科学的事実に基づき、あらゆる行動規制を撤廃し、マスクするする必要すらない、と毅然と宣言したのです。

これこそ、政治と呼ぶべきもの。

国民に支持されようが反対されようが、国民の真の幸福に貢献できることがあるのなら、その対策を毅然として行うことこそが、「政治」のあるべき姿なのです。

つまり、小池氏は言うに及ばず、岸田氏も、そして「アンケートに基づくとまん防は支持されるけど緊急事態は支持されないから、まん防だけ出すことにしてるんだよ」と公衆の面前で喜々として説明してしまう方も、結局は本来のあるべき政治に対して本格的関心を持ちあわあせてはいないとしか言いようがないのです。

何と言っても、国民に「猛毒」と言いうるまん防を出しても何の良心の呵責をも持たず、ただただ、自分達の支持率の事だけを考えている様な人物に、国民の幸福に対して本格的関心を持っているとは到底言えないのではないかと思います。

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……もちろん、国民から凄まじい反発を受けてしまえば、国民を救うための政治が二度と出来なくなるから、「仕方なく」まん防を出しているのです……という「残念」な心持ちがあるのなら、まん防とアンケートとの関係を語るにあたって、何らかの「悲哀」がにじみ出るに違いありません。

しかし、驚くべき事にその人物は上述のように、「喜々として、ニコニコしながら」、アンケートに基づくまん防判断を語ったのです。

こんな振る舞いができるのは、政治家の資格を持たぬ者であるか、もしもそうで無いなら、まん防判断が国民に巨大被害をもたらしている事に気が付かない単なる「愚鈍な馬鹿」なのか、のいずれかと言わざるを得ません。

ちなみに、後者だとしても、それだけの大被害について思いが至らないのは、政治家としての真面目さ、真剣さが欠如しているからと解釈せざるを得ないとも言えると思います。

……。

とはいえ、「喜々として」語ったその政治家だけが、政治家として愚鈍で不真面目なのではないのだろうと考えます。おそらく、彼の身の回りに、真面目にまん防のこと、つまり感染症対策の事を考えている政治家は、ただの一人も居ないのでしょう。

だから、彼はただただ、身の回りの政治家達と同じ感覚に基づいて、僕に話しかけてきたに過ぎないのでしょう。

だとすれば、今の政治家の実に大部分が、英国のジョンソン首相の様な政治家の資格を持っているとは到底言えない様な方々だと言う事になるでしょう。

誠に残念なことですが……そうでなければ、こんな下らない「まん防」による時短がここまでダラダラ続けられることなど、あり得ないのだろうと思います。そしてその結果として、例えば、この世界地図から明らかにされているように、このコロナ禍の中ですら、余所の国は全て成長している中で、日本一国だけが衰退している、という誠に恥ずかしく情けない現実が実現してしまっているのだろうと……思います。

日本だけがクッキリ、唯一デフレ。
……何と言う、赤っ恥……
政府が無能だとこうなる、という話の典型です??

“Japan is the only nation with negative inflation”
(※ https://t.co/QonhjJz8e1に掲載された、第三四半期の対前年度比のデータです) pic.twitter.com/MKSrwbWviB

— 藤井聡 (@SF_SatoshiFujii) November 30, 2021

 

● https://twitter.com/sf_satoshifujii/status/1465486498484998147

つまり、この苦しい経済状況は、日本の政治の恐るべき腐敗の必然的な帰結なのです。そしてその腐敗の最も典型的事実が、「アンケートに基づく、感染症対策」という事実であり、かつ、「その事実を公衆の面前で何の臆面も無く喜々として語る」という腐りきった政治家の振る舞いなのです。

……誠に残念な話ですが、この状況を打開せずして、我々に明るい未来は訪れ得ないのです。だからこそ、この腐敗の現実をしっかりと認識いたしましょう……。

(メルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 〜日常風景から語る政治・経済・社会・文化論〜』2022年2月5日号より一部抜粋・敬称略。この続きはご登録の上、お楽しみください)

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2022年2月配信分 「まん防」という政府による「凶悪」犯罪 〜効果は無いが巨大被害を出す「まん防」を政府は「アンケート」に基づいて決めている〜(2/5)

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「まん防」という政府による「凶悪」犯罪 〜効果は無いが巨大被害を出す「まん防」を政府は「アンケート」に基づいて決めている〜

「まん防」は出てしまいましたが、「緊急事態宣言」の発出については、政府も小池知事も慎重なようです。

何と言っても、小池知事が「病床使用率が20%を超えたらまん防を出します」と宣言した時点で、その病床使用率は15%に達しており、かつ、毎日数%ずつその数値が上がっている状況でした。

つまり小池知事は、一応「こうなったら出す」という基準を決めて、その基準が満たされたからまん防を出すという体裁を取り繕ってはいましたが、まん防を出すことを決定してから、後付で基準を「でっち上げ」て口にしたに過ぎないのです。

ところが今回は、「重症病床使用率か、酸素投与が必要な患者の割合が3割〜4割となり、かつ、7日間平均の新規感染者が2万4,000人に達した段階で、緊急事態宣言を要請」という基準を口にしたのです。

で、現時点での重症病床使用率は5.5%に過ぎませんから、3〜4割に到達しない可能性は十分あります。また、7日間の新規感染者数は、現時点で約1万6,000人ですから、こちらも到達しない可能性も十分考えられます。だから、両基準が同時にクリアされる可能性は極めて低い状況にあります。

つまり今回は、小池知事は、緊急事態宣言を「出さないつもり」でいることが、この発言からも読み取れるわけです。

知事のこうした発言は、政府とも情報を交換しながら進めているものですから、これは、岸田内閣が緊急事態宣言を「出さないつもり」でいることを示してもいます。事実、岸田総理は、緊急事態宣言の発出について後ろ向きの発言をしています。

ただし、岸田総理は、まん防の「延長」については「前向き」の意向を持っているようで、2月3日の時点で、「まん防」について「2〜3週間の延長を検討する」と発言しています。

当方はこれまで何度も主張してきたように、まん防をやろうが、時短をしようが自粛をさせようが、感染抑止に何の効果も無いことが、繰り返し統計学的に明らかにされてきています。その件については、2月7日の東京地方裁判所での、東京都のグローバルダイニングが東京都を「不当な時短命令」について訴えた裁判において、参考人の一学者として統計学的に説明する予定にしているくらい……確信しています(その裁判の様子についてはまた改めて解説したいと思います)。

そして、そうした「まん防は、感染抑止に効果無し」という知見をまとめた論文等については、裁判所を通して東京都に提示してすらいますし、その中で政府資料を徹底批判もしていますから、東京都も、そしてその背後に居る政府も「知らない筈がない」状況にあるのです。

したがって、政府に理性があるのなら、まん防の延長なんてもう、する筈がない……ところなのですが、上述のように岸田さんはその2〜3週間の延長する予定だと発言しているのです。

この人達は一体どういうつもりでまん防だしたり、延長したりしているのだろう……と訝しく思っていたところ、ある永田町関係者(某政党幹部)から、大変興味深い……というか、おぞましく恐ろしい話しを耳にしました。

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その方を某機会のゲストにお呼びして、あれこれお話しを伺っていた時の事なのですが、その方が次の様な事を、「公衆の面前」で堂々と、かつニコニコしながら楽しそうに話ししていたのです。

「アンケート調査をとると、まん防については、国民のだいたい6割くらいが評価為ているようなんです。だけど、緊急事態宣言については反対してる人が多いようなんです。だから、『まん防』だしてるっていうのは、丁度良いってことなんですね」

当方、この話しを聞きながら、開いた口が塞がらなくなってしまいました。

こんな滅茶苦茶な話はありません。

本来、まん防出すか出さないか、緊急事態宣言出すか出さないか、っていうのは、国民の顔色を伺って決めることじゃなくて、どうすれば、国民の利益になるかだけが基準な筈です。

で、先程も申し上げた通り、緊急事態宣言やまん防や自粛、時短、禁酒の類いは、感染を抑止する上で、何の役にも立ってこなかった、ということが明白にデータとして示されているのです。

その一方で、時短や自粛は、経済に対して極めて甚大な被害をもたらすことは明白なのです。実際、今の我が国のGDPは年率で20兆円以上もコロナ前から冷え込んでいるのです。

この冷え込みはもちろん、国民の行動を規制したことの必然的な帰結なのです。

そうである以上、「まん防を出す」っていう政治判断は、「感染抑止効果は何もないけれど、国民に数兆円規模という深刻な経済被害をもたらす」という恐るべき政治判断なのです。

メリットがなく、単にデメリットが無い者を我々は「毒」と呼びますから、この「まん防を出す」という政治判断は、「国民に毒を飲ませる」という単なる破壊行為にしか過ぎないのです。しかも、その被害たるや数兆円、数十兆円の経済被害に繋がり得るものなのですから、「凶悪犯罪」と言いうるものです。

じゃぁなぜ、そんな凶悪犯罪を政府がやっているのかと言えば、上記の関係者発言から明らかに示されるのは、「自らの支持率をあげたいから」という誠に「さもしく姑息」な理由があるに過ぎないのです。

確かに国民の過半数がまん防をやってほしいといっている時にまん防をやれば、何となく支持されることになるでしょう。緊急事態宣言を出して欲しくない、と言う状況がアンケートで分かったなら、その結果に基づいて緊急事態宣言を出さないと言えば、同じく何となく、支持されるということにもなるでしょう。

しかし、そんなものは決して政治と呼ぶべきものではありません。

例えば、イギリスのジョンソン首相は、国内に様々な反対の声があったにも拘わらず、そして、このオミクロン株の新規感染者数が20万人も存在していたにも拘わらず、この株の死亡率、重症化率は大変に低いという客観的科学的事実に基づき、あらゆる行動規制を撤廃し、マスクするする必要すらない、と毅然と宣言したのです。

これこそ、政治と呼ぶべきもの。

国民に支持されようが反対されようが、国民の真の幸福に貢献できることがあるのなら、その対策を毅然として行うことこそが、「政治」のあるべき姿なのです。

つまり、小池氏は言うに及ばず、岸田氏も、そして「アンケートに基づくとまん防は支持されるけど緊急事態は支持されないから、まん防だけ出すことにしてるんだよ」と公衆の面前で喜々として説明してしまう方も、結局は本来のあるべき政治に対して本格的関心を持ちあわあせてはいないとしか言いようがないのです。

何と言っても、国民に「猛毒」と言いうるまん防を出しても何の良心の呵責をも持たず、ただただ、自分達の支持率の事だけを考えている様な人物に、国民の幸福に対して本格的関心を持っているとは到底言えないのではないかと思います。

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……もちろん、国民から凄まじい反発を受けてしまえば、国民を救うための政治が二度と出来なくなるから、「仕方なく」まん防を出しているのです……という「残念」な心持ちがあるのなら、まん防とアンケートとの関係を語るにあたって、何らかの「悲哀」がにじみ出るに違いありません。

しかし、驚くべき事にその人物は上述のように、「喜々として、ニコニコしながら」、アンケートに基づくまん防判断を語ったのです。

こんな振る舞いができるのは、政治家の資格を持たぬ者であるか、もしもそうで無いなら、まん防判断が国民に巨大被害をもたらしている事に気が付かない単なる「愚鈍な馬鹿」なのか、のいずれかと言わざるを得ません。

ちなみに、後者だとしても、それだけの大被害について思いが至らないのは、政治家としての真面目さ、真剣さが欠如しているからと解釈せざるを得ないとも言えると思います。

……。

とはいえ、「喜々として」語ったその政治家だけが、政治家として愚鈍で不真面目なのではないのだろうと考えます。おそらく、彼の身の回りに、真面目にまん防のこと、つまり感染症対策の事を考えている政治家は、ただの一人も居ないのでしょう。

だから、彼はただただ、身の回りの政治家達と同じ感覚に基づいて、僕に話しかけてきたに過ぎないのでしょう。

だとすれば、今の政治家の実に大部分が、英国のジョンソン首相の様な政治家の資格を持っているとは到底言えない様な方々だと言う事になるでしょう。

誠に残念なことですが……そうでなければ、こんな下らない「まん防」による時短がここまでダラダラ続けられることなど、あり得ないのだろうと思います。そしてその結果として、例えば、この世界地図から明らかにされているように、このコロナ禍の中ですら、余所の国は全て成長している中で、日本一国だけが衰退している、という誠に恥ずかしく情けない現実が実現してしまっているのだろうと……思います。

日本だけがクッキリ、唯一デフレ。
……何と言う、赤っ恥……
政府が無能だとこうなる、という話の典型です??

“Japan is the only nation with negative inflation”
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つまり、この苦しい経済状況は、日本の政治の恐るべき腐敗の必然的な帰結なのです。そしてその腐敗の最も典型的事実が、「アンケートに基づく、感染症対策」という事実であり、かつ、「その事実を公衆の面前で何の臆面も無く喜々として語る」という腐りきった政治家の振る舞いなのです。

……誠に残念な話ですが、この状況を打開せずして、我々に明るい未来は訪れ得ないのです。だからこそ、この腐敗の現実をしっかりと認識いたしましょう……。

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飲酒・喫煙する人は「抗体量少ない」…ワクチン接種者を調査、女性は男性の1・35倍確認

2022年02月10日 14時02分43秒 | ニュース

飲酒・喫煙する人は「抗体量少ない」…ワクチン接種者を調査、女性は男性の1・35倍確認

飲酒・喫煙する人は「抗体量少ない」…ワクチン接種者を調査、女性は男性の1・35倍確認

新型コロナウイルス 【読売新聞社】

(読売新聞)

 東北大東北メディカル・メガバンク機構(仙台市)は9日、新型コロナワクチン接種者の調査で、飲酒、喫煙をする人の方が抗体量が少なくなる傾向があると発表した。

 同機構は昨年7〜11月、27〜94歳の地域住民ら3008人(平均65・0歳)に健康調査を実施。ワクチン未接種の人から2回目接種後4か月以上の人までの抗体量を比較した。

 このうち、2回目接種の翌月〜3か月の時期、1日2合以上を飲酒する人は飲まない人の0・8倍に、1日20本未満の喫煙者は非喫煙者の0・74倍に抗体量が減ることが分かった。同じ期間で性別や年齢とも関連性がみられ、男性に比べて女性は1・35倍の抗体量が確認された。また、1歳増えると0・98倍、5歳増えると0・90倍の抗体量となった。

 同機構は引き続き、3回目接種の効果やその後の変化、どのような生活習慣の人が感染しやすいかなどを調査するという。

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ビル・ゲイツから感謝状が届くほど「ワクチンで命守る」を前面に出す公明党、岸田首相をワクチンで急かして猛アピールしながら、「相互推薦」については相変わらず牽制。本当に3回目接種は必要なのか。

2022年02月10日 12時09分58秒 | 国際・政治

 

ビル・ゲイツから感謝状が届くほど「ワクチンで命守る」を前面に出す公明党、岸田首相をワクチンで急かして猛アピールしながら、「相互推薦」については相変わらず牽制。本当に3回目接種は必要なのか。

 
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
ビル・ゲイツから感謝状が届くほど「ワクチンで命守る」を前面に出す公明党、岸田首相をワクチンで急かして猛アピールしながら、「相互推薦」については相変わらず牽制。本当に3回目接種は必要なのか。

◆〔特別情報1〕
 公明党の石井啓一幹事長は8日、官邸で岸田文雄首相と面会し、ワクチン接種の加速化などを求める要望書を提出した。岸田首相は、「2月のできるだけ早い時期に達成できるよう全力で取り組みたい」と応じた。石井幹事長は、これに先立つ1月12日にも、「新型コロナウイルスに関する緊急提言」を提出、昨年6月にはビル・ゲイツよりワクチン推進への感謝状が届くほど「ワクチンで命守る公明党」を前面に、機会をみつけては岸田首相をせっつきながら、続いて首相と会食をした山口那津男代表が「相互推薦」について牽制した。
 ところで、東京都は9日、新たに1万8287人の感染を発表。先週水曜日の2万1576人を3289人下回った。約2カ月ぶりに、前の週の同じ曜日よりも新規感染者の数が減少した。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は「感染拡大がピークアウトした後も高止まりする可能性がある」との見解を示したということなので、この減少がピークアウトを迎えた減少なのかどうかは、予断を許さないところだが、とはいえ下手すると、ピークアウト後のワクチン大量接種になりかねないのではないか。
 ちなみにTBSの報道によると、「感染者のうちワクチンを2回接種していた人は8457人で、1回も接種をしていない人は5126人だった」ということだ。本当に3回目接種は必要なのか。
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深刻!甲状腺がんフクシマ<本澤二郎の「日本の風景」

2022年02月10日 10時32分59秒 | 国際・政治

深刻!甲状腺がんフクシマ<本澤二郎の「日本の風景」(4349)

  • 140

深刻!甲状腺がんフクシマ<本澤二郎の「日本の風景」(4349)

<原子力ムラに懐柔されている内閣・議会・霞が関・福島県・医師会など>

 311の巨大地震による東電原発崩壊によって、膨大な放射能放出と大量の放射能汚染水、そして不完全除染と、何よりも200万県民の、厳しすぎる健康被害について、政府も福島県も「問題はない」とシラを切ってきたことを、ここへきて初めて気づかされた。そのはずだ。原子力ムラから派遣された人物が福島県知事というから、もうこのことだけで、フクシマの現状の危うさを印象付けて余りあろう。

 

<首相経験者の決起でフクシマの現状露呈、国民は真っ青!>

 しかも、原子力ムラ派遣の知事を、野党も一緒に支持しているという、いわば福島県は戦前の翼賛議会が定着している。この事実を日本国民は知らない。凡人ジャーナリストも、最近、知ったばかりである。日本の議会・与野党の腐敗堕落と言論の倫理放棄は、極まっている。莫大な復興資金に群がるアリの群れなのか。

 

 5人の首相経験者が、見事に暴いてくれたことに、反骨の言論人として感謝したい。10年後という遅れ過ぎの対応だが、それでもフクシマの悲劇の一部を、国際社会(欧州委員会)に書簡を送った途端、判明したのだ。何となんと、当たり前の書簡内容に、岸田内閣から与野党議員までが、とりわけ腐敗の極みとでもいうべきか、野党を代表する立憲民主党までがケチをつけたのだ。

 さらに、放射能被害を受けている福島県知事が、追い打ちをかけた。「何もない」と。これには開いた口が閉まらない、正に驚くべき日本政治の現状である。国民の命と健康に対して、日本政府と福島県が蓋をかけていたことが、くっきりと見えてきたのだ。

 

 悪魔・原子力ムラに睥睨される、国と地方自治体に反吐が出る。人間一人の命は地球よりも重い、という政治のルールなど放り投げている日本の政治に仰天するばかりだ。棄民は本当のことなのだ。

 

<300人もの甲状腺がんの若者=6人が法廷闘争=恐怖のフクシマ>

 小泉純一郎・菅直人・村山富市・細川護熙・鳩山由紀夫の5人の決起は遅すぎたが、それでも価値ある行動である。フクシマの現実を、国際社会と日本社会に一石を投じたのである。

 

 しかも、原子力ムラからの闇資金で政治活動をしている野田佳彦をあぶりだしている。安倍晋三・菅義偉は確信犯だ。岸田文雄もその仲間であることを、今回露呈した。現役政治家でありながら、反原発を貫く菅は立派だ。この中には森喜朗の姿など、むろん見えない。福田康夫もいない。赳夫の息子なのだ。

 

 読売GとフジサンケイGの宣伝突出も際立っている。偏狭なナショナリストに塩を送る言論界にも、ひたすらあきれるばかりだ。ジャーナリズムを放棄してしまっている。価値などあろうはずがない。

 

 甘すぎる健康診断によっても、300人近い若者が甲状腺がんで泣いている。311がなければ、健康的に未来を生きられる若者が、いま悲劇的な運命のレールに無理やり乗せられて、泣いているのである。

 このうちの6人の若者が、必死の力を振り絞って立ち上がった。10数人の善良な弁護団も編成された。これはすごい。初めて原告の声を聞いた。

 「甲状腺がんの手術をしたとき、医師から放射能と関係がない、といわれて驚いた。今のフクシマでは、健康のことを口に出せない。怖いんです。この10年間は、恐怖でした。差別も受けた。300人の仲間は声を出したくても、出せないのです」と。

 

OUR PLANET TV (Youtube)が勇気ある詳細報道>

 被ばくジャーナリストに連絡して、フクシマの健康被害のことを聞いてみた。即座にYoutubeの「OUR PLANET TV」のことを知らせてくれた。

 健康被害者の会の代表は、直ちに行動を起こしていた。福島県知事に抗議の文書を作成、県庁に押しかけたが、悪徳原子力ムラの知事は逃げてしまっていた。

 法廷闘争に向けた弁護団の記者会見と、原告の辛い生々しい声を聞くことが出来る。このYoutubeは「政府と企業から献金は受けない」と。立派なYoutubeの存在にも感謝したい。

2022年2月9日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(フジ)小泉純一郎、菅直人両氏ら5人の首相経験者が先月、東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県内の多くの子供たちが甲状腺がんに苦しんでいるという書簡をEU(欧州連合)欧州委員会に送った問題で、新たな展開だ。山口壮環境相と福島県の内堀雅雄知事は今月初め、元首相5人に「誤った情報」などとして抗議文書をそれぞれ出していたが、5人は「脱原発」運動に取り組む市民団体を通じ、逆抗議と質問状を送り付けていた。

 

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オミクロン株の感染拡大はいつまで?特徴と感染防止策を感染症内科の専門医が解説1

2022年02月10日 05時18分15秒 | 健康・病気

https://youtu.be/P-r_kFgtI9o

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