教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

医療ひっ迫の大阪市が高齢者施設に「救急車より相談窓口へ」と促した文書入手「電話つながらない」と困惑 

2022年02月20日 14時19分28秒 | ニュース

 

 

医療ひっ迫の大阪市が高齢者施設に「救急車より相談窓口へ」と促した文書入手「電話つながらない」と困惑 

医療ひっ迫の大阪市が高齢者施設に「救急車より相談窓口へ」と促した文書入手「電話つながらない」と困惑 

救急車で運ばれる新型コロナウイルス感染症の患者

(AERA dot.)

 2月20日で期限を迎えるまん延防止等重点措置の期限が3月6日まで延長されることが決まった大阪府。府内の自宅療養者は6万8500人、入院・療養等調整中の陽性者は6万2600人以上(18日現在)にも上る。

 救急車の出動要請が急増する中、大阪市消防局と大阪市福祉局が高齢者福祉施設に対し、「(119番通報より)保健所などの相談窓口に連絡を」と促すメールを2月4日に一斉送信していたことがわかった。AERAdot.が入手した文書には次のように記されていた。

<新型コロナウイルス感染症陽性者の症状悪化に伴う問い合わせ等については、保健所が受付け、必要に応じて入院・宿泊調整等を行うこととなっております。高齢者施設からの救急要請の中には、施設の医師、看護師等による観察や酸素投与等必要な処置が施されている状況であっても、保健所を介さずに、直接119番通報されている事案が見受けられます。(救急隊が対応した場合であっても、保健所に連絡し、入院の要否、搬送先の選定等の指示を仰ぐことになります)>

 このように指摘した上で、<相談窓口に連絡して頂きますよう何卒宜しくお願いいたします>と保健福祉センターや自宅療養者専用ダイヤルの電話番号を記載していた。

 大阪市内の高齢者施設で介護の仕事をしているスタッフはこの文書を知り、愕然としたという。

「確か2月7日に事務方からメールの件は知らされました。このようなメールが届いたら、大阪市内の高齢者施設は119番通報をためらいますね。うちの施設に入所している高齢者の平均年齢は70歳代後半になります。新型コロナウイルス感染がなくとも、体調の急変で119番通報をすることはよくあった。今はさらにコロナ感染もあり、病院ですぐ手当てしてもらわないと命にかかわるケースもある。コロナ患者が多く、大変だから高齢者施設は119番通報を控えてほしいと解釈できるこのメールは、ちょっと信じがたい」

 このスタッフによれば、大阪市保健所に連絡してはいるものの、つながらない状況が続いているという。

「20〜30回かけてもつながらないことが大半です。たまにつながると『番号間違いしていないか』と驚くくらいの頻度でしかつながりません」(前出のスタッフ)

 メールを配信した大阪市福祉局に取材をすると、こう回答した。

「消防局から高齢者施設に一斉メールのシステムで送信してほしいと依頼があり送った。中身は関知していない」

 119番通報が激増し、搬送先の病院が見つからないケースが2月に入り、増えているという事情もあるようだ。

 吉村洋文大阪府知事は「入院している人の8割は70代以上の高齢者で、高齢者を守るための対策に力を入れたい」と高齢者の外出自粛などを訴えている。

 一時期は緊急事態宣言も検討された大阪府だが、「新規感染者数はピークアウト、頭打ち」(吉村知事)と見送られたが、医療ひっ迫は続いている。

 吉村知事が新型コロナウイルス対策本部会議を18日に開催したところ、専門家の間で「オーバーベッド」(病床数より患者が多い)というフレーズが繰り返された。出席者の一人から「17日には1日54人もの死亡が確認された。緊急事態宣言を要請するレベル」という意見も出された。

 18日には1万1505人の新型コロナウイルス感染が確認され、60〜90代の男女39人が死亡、うち基礎疾患のない60代男性1人が自宅で亡くなった。医療現場は混乱を極めており、医療ひっ迫は続いている。

「ある高齢者が新型コロナウイルスに感染し、地元の病院に連絡したところ、入院できることになった。だが、しばらくして大阪府のフォローアップセンターと調整できていないという理由で病院からペンディンツの連絡があった。結局、高齢者は入院できないまま、自宅で亡くなったと聞いた」(元市議)

 大阪市住之江区にある日本最大級の国際展示場「インテック大阪」に吉村知事が84億円をかけて開設した、大阪コロナ大規模医療・療養センターは、中等症患者用の200床を確保し、15日から運用が開始されたが、実際はガラガラの状態だ。

「中等症向け200床を用意しましたが、現在は稼働しているのは約30床です。感染状況に応じて数は調整しますが、準備が整っていない。200床はあくまで最大です」(大阪府健康医療部)

 無症状・軽症患者用は1月31日から運用しているが、こちらの利用者は1日あたり、10人前後という。センターを訪れたことがある、大阪市保健所関係者が内情をこう明かす。

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最高裁の過ち<本澤二郎の「日本の風景」(4360)

2022年02月20日 14時15分22秒 | 国際・政治

最高裁の過ち<本澤二郎の「日本の風景」(4360)

最高裁の過ち<本澤二郎の「日本の風景」(4360)

<誤まれる国策と日本医師会に尻尾を振る高給取りの判事の面々>

 コロナ禍で東京都医師会長の金儲け報道が注目を浴びたばかりだが、今度はわいせつ医師への二審有罪判決を、三審の最高裁が破棄して、審理をやり直せと高裁に差し戻した意外な判決を、ゴマンといる医療事故の遺族が反発している。

 日本の最高裁は、現在、極右・安倍晋三の時代に「保守こちこちの人物」という判断のもとで、最高裁判事に就任し、最高給を懐に入れて、日本で最も優雅な15人で構成されている。

 政府与党になびく日本医師会と国策に順じて、憲法の平和主義や人権規定を軽視する最高裁判決は、遠慮なく言わせてもらうと、最高裁判事の過ちであると厳しく批判したい。医療事故遺族の偽りのない信条である。昨日は、心優しい被害者夫人が、蠟梅を用いたブローチと襟巻を送ってくれたついでに、感謝の電話をしたところ、彼女は同判決を一撃のもとに斬り捨てた。

 

 「打て、打てワクチン3回打て」と叫んでいる政府自治体医師会の言い分に、どれほどの説得力があろうか?電話をくれた医療事故被害者の夫人は無論、ワクチンを拒絶していた。

 

<二審のわいせつ医の有罪判決を破棄、審理やり直せは間違い!>

 裁判の詳細など知る由もないが、一般論として女性の訴えがどういうことなのか、この点に留意すれば、判事として軽率な判断は避けねばならない。それは当事者にとって、すごい一言で表現できるだろう。普通は、女性は泣き寝入りする。日本では、こうしたことが発覚した場合、被害者も白い目で見られる半封建性の風土が待ち構えている。

 

 それを覚悟の上での法廷闘争は、いかにわいせつ行為が耐えがたい屈辱的なものだったことか!一般論として、医師の素行は、こと女性に関していうと、極めて悪い。ひところ、ベンツを乗り回し、別荘をもって女囲いが代名詞という評価が、医師に付きまとった。豊富なカネと関係している。紳士の固まりのような判事は、其の点、大丈夫だろうか。

 

 日本の医師・病院・厚労省官僚も、悲しいかな「医の倫理」が確立していない。彼らは、法廷闘争でも、証拠を独占かつ隠して、嘘の証言も駆使して負けることを知らない。そこに悪徳弁護士が弁護するものだから、判事も悪徳医師の味方をして判決を出しがちだ。

 

 したがって、二審の有罪判決は重い。それを蹴飛ばした最高裁判事に対しては、精神鑑定が必要かもしれない?本気でそう思う。 

 

<地に落ちた医師の倫理を軽視、被害者の屈辱的叫びに応えず>

 人間の命は、この地球上で一番重い。その命と向き合っている医師は、それこそ最も高貴な職業である。人殺しの武器弾薬づくりで高給を食む職業とは、比較にならない、まさに崇高な人たちである。

 

 しかし、条件がある。医の倫理の人である、この一点を貫く医師が、普通の医師なのである。現実は怪しい。曇り空で星を見つけるに等しいほど少ない。間違いなく善良な医師はいるが、見つけることは困難である。

 

 他方、被害者の人権について、保守的な判事はそれを軽視、もしくは放棄しがちだ。国策に従う輩が多い。ヒラメ判事という言葉は、人権派弁護士から聞いたものだ。何のことか分からなかった。そのうちにヒラメ記者が登場した。人権意識の低い日本でこそ、人権派弁護士という言葉が氾濫している事態こそ、いまの法曹界の実態をあぶりだしている。

 

 15人の最高裁判事の中に、人々の尊敬を集める人物はいない。はっきりしている。そこで今回の判決が飛び出したものだ。

 

<我が次男は二度の医療事故で人生を奪われ、医師も東芝病院も反省謝罪なし>

 世は21世紀である。宗教家のような運命論などあろうはずもないが、それにしても他人や親兄弟に迷惑もかけなかった努力家の次男に襲い掛かった二つの医療事故で、彼は二つとない人生を奪われてしまった。

 医療事故をした医師のただ一人として、謝罪の言葉をくれない。父親の非力を嘆いても致し方ない。二度目のそれは、誤嚥性肺炎で緊急入院した、その数時間後に、痰がのどに詰まって窒息死。カルテを見て驚いた。東芝経営の東芝病院は、患者を個室に入れて、100分も放置していた。ありえない深刻すぎる看護事故死である。

 個室に警報装置・モニターさえなかった。息子のもだえ苦しむ姿を思い浮かべると、遺族はとても耐えられない。呼吸を止められたのだ。緊急病院での事故死である。業務上重過失であるが、東京地検は「解剖していないので死因確定不可」と不起訴にした。検事の松本朗を抑え込んだ人物も知りたい。疑うなら、原発と武器メーカーの国策会社・東芝か電通が、安倍に要請したのかもしれない?検事総長が動いたか?

 

 遺族は、検事のひどい仕打ちを忘れることができない。

 

<妻は311東芝製原発の核爆発で肺がん死の可能性否定出来ず>

 最近教えられて、311の4日後の315に、フクシマから飛来した大量の放射能について、大いに気にするようになった。東電原発3号機は、東芝製の原子炉だ。燃料はウランではなく、核兵器の材料になるプルトニウムを加工したMOXを使用していた。したがって、東電が言うような水素爆発ではない。核爆発である。その威力を、今もネットで見ることが出来るだろう。間違いなくヒロシマやナガサキと同じピカドンである。

 2011年3月15日午前10時から11時の間、戸外に出ていた都民のなかに体力の弱い人たちは、確実に放射能被ばく者となっている。妻が吸い込んだと仮定すると、確かに彼女は翌年から咳が止まらない。風邪の治療を受けていたが、精密検査をしたら、既に肺腺癌三期で打つ手もなく2013年11月23日、次男の2010年4月7日の死の3年半年後に、311からだと2年半後に亡くなった。初めて目撃した非業の死だった。

 ことによると、原発・武器メーカー東芝は、我が家から二人の命を奪った可能性を否定出来ない。

 

 反省も謝罪もしない医師と病院の日本は、医療事故多発国である。「明日は我が身」にならなければ、幸せな日本人といえるだろう。医師に肩入れする最高裁の今回の判決は、悪徳医師に加担している可能性に、被害者の憤りを共有したい。

2022年2月20日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(時事)東京都足立区の病院で2016年、手術直後の女性患者の胸をなめたとして、準強制わいせつ罪に問われた医師の関根進被告(46)の判決が18日、最高裁第2小法廷であった。三浦守裁判長は逆転有罪とした東京高裁判決を破棄、被害を裏付けるとされるDNA量の検査について「信頼性を解明すべきだ」として、審理を同高裁に差し戻した。

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コメント(1件)

 コメント 1

1.唐澤辰巳

 件の事件は報道で知っていますが一方的な見解で判断することは如何なものでしょうか?最近は不可抗力で触れたことが猥褻行為として大きく報道されるきらいがあります。
 ワクチンも接種するか否かは本人の判断ですが接種を拒絶することが正義という考えは些か偏向しています。多くの専門家の意見を参考に決める必要があります。私は他者に感染させないために近日三回目の接種を受けます。

 
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ファイザー2回後にモデルナ接種の人は7割が発熱3回ともファイザーより高確率…順大研究チーム

2022年02月20日 11時31分43秒 | デジタル・インターネット

ファイザー2回後にモデルナ接種の人は7割が発熱3回ともファイザーより高確率…順大研究チーム

 
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新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、米ファイザー製を2回打った後に米モデルナ製を交互接種した人は約7割が発熱し、3回ともファイザー製の人より高率だったとの調査結果を、順天堂大などの研究チームがまとめた。一方で、感染を防ぐ抗体の増加量は、交互接種の方が上回った。18日に開かれた厚生労働省の専門家部会で報告した。

新型コロナウイルスワクチンの交互接種で使用される米モデルナ製ワクチン。2回目までの半分の量の0・25ミリ・リットルを接種する

調査は、ファイザー製を2回接種した医療従事者ら3063人が対象。3回目にモデルナ製を打った人のうち37・5度以上発熱した人は68%で、3回ともファイザー製の40%より高かった。いずれも発熱は接種翌日が最も多く、大半が3日後までに解消した。また、年齢が高いほど割合が低くなる傾向があった。

 そのほか、3回目がモデルナ製の場合は 倦怠(けんたい) 感78%、頭痛70%だったのに対し、3回ともファイザー製の場合はそれぞれ69%、55%とやや低い傾向だった。

一方、抗体量は、3回目がモデルナ製の場合は接種前の68倍に増加し、3回ともファイザー製(54倍)の伸びを上回った。チームの伊藤澄信・順天堂大客員教授は「3回目がモデルナ製の方が効果が少し高いと推察される」と話した。

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倉持仁医師 ステルスオミクロン「これは長引く」指揮官次第では「永遠に繰り返す」

2022年02月20日 10時56分54秒 | デジタル・インターネット

倉持仁医師 ステルスオミクロン「これは長引く」指揮官次第では「永遠に繰り返す」

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