前明石市長で弁護士の泉房穂氏(60)が20日、X(旧ツイッター)を更新。大阪府の吉村洋文知事(48)が提唱する「0歳児選挙権」に反対の立場を示した。

泉氏は、日本維新の会共同代表を務める吉村氏が、「0歳児に選挙権」を次期衆院選の公約にする意向を示したことなどを報じた記事を貼り付け、「『ゼロ歳児の選挙権』には反対だ」と明言。

「『成人するまでは親が選挙権を代理行使する』というが、“子ども”は“親”の持ち物じゃなく、“子ども”は”子ども“だ。反映させるべきは、親の声ではなく、子ども自身の声だ」と指摘し、「基本的な哲学が間違っている。愚かな選挙対策で、私は反対だ」と批判した。

この投稿に対し、一般Xユーザーから「では、義務教育後ではいかがですか?早くから政治に参加することは意義があると考えます」との質問が寄せられ、泉氏は「15歳からの選挙権はありうると思っています」と返答。

「今の日本の法律でも、15歳になれば、親とは関係なく、自分の意思だけで遺言を作成できることになっています。ポイントは、親の意思ではなく、子ども本人の意思を大切にすることだと思っています」と説明した。