地方独立行政法人・大津市民病院(大津市本宮)が六月から、院内での分娩(ぶんべん)の扱いを休止することを決めた。産婦人科医の退職が続いたことが原因で、受診している妊婦には近隣の医療機関を紹介するという。体制が整い次第、分娩を再開する予定。
同院によると、産婦人科で扱った昨年度の分娩件数は二百十八件。同科では医師六人が勤務していたが、三月末に一人が退職。さらに五月末に二人が退職し、常勤医が半減することになった。大学医局に医師の派遣を要請したが、全国的な産婦人科医の不足などが影響し、後任が見つかっていないという。
受診者のうち、六月以降に出産を予定している妊婦六十六人には、他の病院を紹介する。分娩以外の婦人科の診療は続けるという。
(森田真奈子)
同院によると、産婦人科で扱った昨年度の分娩件数は二百十八件。同科では医師六人が勤務していたが、三月末に一人が退職。さらに五月末に二人が退職し、常勤医が半減することになった。大学医局に医師の派遣を要請したが、全国的な産婦人科医の不足などが影響し、後任が見つかっていないという。
受診者のうち、六月以降に出産を予定している妊婦六十六人には、他の病院を紹介する。分娩以外の婦人科の診療は続けるという。
(森田真奈子)
日本の少子化の改革されない現実を垣間見る産婦人科のニュースです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます