曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。 真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。
背筋も凍る日本刑事司法の深層
2019年12月27日 13時13分05秒 | 政治 より、転載させて頂きました。
真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。
背筋も凍る日本刑事司法の深層
2019年12月27日 13時13分05秒 | 政治より、転載させて頂きました。
「植草一秀の『知られざる真実』」
2019/12/26
背筋も凍る日本刑事司法の深層
第2514号
ウェブで読む:https://foomii.com/00050/2019122619345562087
────────────────────────────────────
安倍内閣が強行に推進しているIR(統合型リゾート)事業をめぐる汚職事件
で、逮捕された衆議院議員の秋元司氏が受領した現金300万円は2017年
10月に実施された衆院総選挙に向けての「陣中見舞い」名目だったと報じら
れている。
内閣府副大臣でIR担当だった衆議院議員の秋元司氏は、IRへの参入を目指
していた中国企業「500ドットコム」側から、現金300万円などの賄賂を
受け取った疑いで逮捕された。
報道によると、秋元氏は2019年9月の衆議院解散当日に衆議院議員会館の
秋元氏事務所で「500ドットコム」の顧問・紺野昌彦氏と仲里勝憲氏からか
ら選挙の「陣中見舞い」として現金300万円を受け取ったという。
その際、現金は老舗和菓子店のようかんと一緒に紙袋に入っていたという。
安倍政治の腐敗ぶりが改めて明らかになった。
安倍政治の金権体質、政治私物化の堕落ぶりに対する主権者国民の怒りは察す
るに余りある。
余りあると言えば甘利という議員がいたことが思い起こされる。
甘利明という名前の議員がいた。
大臣の地位に引き上げられ、公約違反のTPP推進の旗を振っていたことも
あった。
この人物が閣僚辞任に追い込まれ、病気と称して入院し、人前から姿を隠して
いたことがある。
そのまま政界を引退したのかと誰もが思ったが、最近になって安倍首相がこの
人物を自民党税制調査会長の要職に就任させたと伝えられた。
さすがは政治私物化の総帥安倍晋三氏だけのことはある。
ほとぼりが冷めれば何食わぬ顔で傲岸無恥な行動を押し通す。
この甘利明という人物は、「口利きの見返りで1200万円受領」と伝えられ
た。
千葉県の建設業者「薩摩興業」元総務担当の一色武氏が、独立行政法人都市再
生機構(UR)が行っている道路建設の補償を巡り、甘利事務所に口利きを依
頼した。
3年にわたって甘利大臣や地元の大和事務所所長で公設第一秘書の清島健一氏
や政策秘書の鈴木陵允氏に資金提供や接待を続けたという。
その総額は証拠が残るものだけで1200万円に上ると伝えられた。
甘利氏や元秘書2人は2013~14年にかけて、一色氏から現金600万円
を受領したことも明らかにされた。
一色氏は2013年11月14日に大臣室で甘利明大臣に面会した。
その際、桐の箱に入ったとらやの羊羹と一緒に封筒に入れた現金50万円を
「これはお礼です」と渡したという。
甘利明氏は2016年1月28日、記者会見を行って2013年11月に大臣
室で、2014年2月に神奈川県の地元大和事務所で、千葉県内の建設業者の
関係者からそれぞれ50万円を受領していたことを認めた。
その上で大臣を辞任することを明らかにした。
この問題について2016年3月に弁護士グループが、甘利氏と元公設秘書を
あっせん利得処罰法違反の疑いで東京地検に刑事告発した。
薩摩興業が有利な契約を結べるよう甘利氏側がURに違法な口利きをした疑い
があるとしての刑事告発だった。
ところが、東京地検特捜部は2016年5月31日、甘利氏と元秘書2人を嫌
疑不十分で不起訴処分とした。
安倍内閣が不当に長期存続している理由として、1.安倍内閣がマスメディア
を不当支配していること、2.安倍内閣が刑事司法を不当支配していること、
3.主権者国民がゆるいこと、の三つを挙げているが、もっとも深刻なのが刑
事司法の問題だ。
刑事司法が完全に腐敗し切ってしまっている。
刑事司法の腐敗の原因は、
1.警察、検察に不当に巨大な裁量権が付与されていること
2.日本の刑事司法において基本的人権が無視されていること
3.裁判所裁判官が人事権を通じて政治権力に支配されてしまっていること
にある。
今回の事件に登場する羊羹のメーカーがどこであるかは報じられていないが、
「老舗和菓子店のようかん」で真っ先に浮かぶのは「とらやのようかん」だろ
う。
わいろの定番がとらやのようかんとなると、このお菓子を手土産にすると受け
取る者が勘違いをすることが生じる可能性も浮上する。
逮捕されて年末年始を東京拘置所で過ごすのと、無罪放免にされて病気の名目
で入院、雲隠れして、ほとぼりが冷めたら要職に復帰させてもらうとのでは天
と地の開きがある。
安倍内閣下の犯罪事案は枚挙にいとまがない。
国有財産の不当廉売、虚偽公文書の作成など、重大な刑事犯罪であるが、検察
が不当に無罪放免にすることが押し通されているために、日本全体が完全に無
法地帯と化している。
「ようかんでわいろ」の問題をいま一度さかのぼって検証する必要がある。
かつて金権政治が大きく取り沙汰されたことがあった。
ロッキード事件やリクルート事件も重大な金権腐敗問題だった。
最近は、この種の刑事事件摘発が影をひそめていたが、問題が存在しなくなっ
たわけではない。
政治権力が刑事司法を不当支配して刑事事件をもみ消しているだけに過ぎな
い。
刑事事件を摘発する検察自身が巨大犯罪に手を染めているのだからお話になら
ない。
2010年に検察は小沢一郎氏を強制起訴した。
2010年1月に小沢氏の元秘書で現職の衆議院議員石川知裕氏が逮捕され
た。
今回の秋元氏逮捕は10年ぶりの現職国会議員逮捕と報じられているが、問題
の質がまるで違う。
10年前の石川氏逮捕は文字通りの不当逮捕だった。
不動産取得の事実を事実通りに収支報告書に記載して提出したことが「虚偽記
載」とされた事案なのだ。
2004年10月に代金決済し、2005年1月に移転登記が完了した不動産
取得を2005年の収支報告書に記載して提出した行為のどこが犯罪行為なの
か。
後援会が主催して参加者から会費を徴収した「桜を見る会」前夜祭の収支を報
告しなかったことの方がはるかに悪質な事案ではないのか。
この2010年1月15日の石川氏逮捕に関連して小沢一郎氏に対する嫌疑を
メディアが取り上げたが、検察は小沢一郎氏を不起訴にした。
しかし、その小沢一郎氏が強制起訴された。
1月15日に逮捕された石川知裕氏は勾留されて取り調べを受けている際に、
東京地検特捜部の吉田正喜副部長から驚くべき話を聞かされた。
それは、概略次のものだった。
小沢一郎氏に対する捜査が行われているが、小沢一郎氏は不起訴になる。
しかし、この事案について、検察審査会に審査が申し立てられる。
その結果として検察審査会が二度の起訴相当議決を行い、小沢一郎氏は強制起
訴される。
このストーリーを吉田副部長は2010年2月1日の時点で語っている。
検察が小沢氏の不起訴を決定したのは2月4日。
しかし、不起訴を決定したところで、検察審査会に審査が申し立てられるかど
うかなどはまったく不明だ。
さらに、検察審査会に審査が申し立てられても、検察審査会の決定で強制起訴
が行われることは極めて稀だ。
強制起訴を実現するには、検察審査会が二度の起訴相当議決をしなければなら
ない。
それを2月1日の時点で「予言」している。
小沢氏は2月4日に不起訴とされた。
すると直ちに「市民団体」を名乗る勢力が2月12日に検察審査会に審査を申
し立てた。
検察審査会は4月27日と9月14日に二度の起訴相当議決を行ったとされ
る。
その結果、小沢氏は2011年1月31日に強制起訴された。
しかし、検察審査会が実際に開催されたのかどうかも定かでない。
検察審査会のメンバーの平均年齢が、メンバーが入れ替わる前後でまったく変
化しなかったことなど、濃厚な疑惑が存在する。
そして、検察審査会が起訴相当議決を行う決定的根拠となったとされる捜査報
告書が完全にねつ造されたものであったことが明らかになった。
石川氏による録音内容と検察調書の内容がまったく違っていたのだ。
これこそ、天地をひっくり返す検察の史上最大最悪の巨大犯罪である。
ところが、最高検がこの巨大犯罪を握り潰した。
2月1日の東京地検吉田副部長の発言の奇異さが際立つが、その背後に存在し
た事実が決定的に重要だ。
米国の国務次官補カート・キャンベルが来日して2月2日に小沢一郎氏と国会
内で会談した。
翌日、カート・キャンベルは韓国ソウルで大統領外交安保首席補佐官のキム・
ソンファンと会談している。
その会談内容の要約が公電として在韓米大使館から本国へ送られた。
これをウィキリークスが暴露した。内容は以下のものだ。
「両者(キャンベル、金)は、民主党と自民は『全く異なる』という認識で一
致。キャンベル氏は、岡田克也外相と菅直人財務相と直接、話し合うことの重
要性を指摘した。」
米国が日本の外交交渉窓口を鳩山-小沢ラインから菅-岡田ラインに切り替え
る方針を伝えたものである。
この延長線上で2010年6月、鳩山-小沢ラインが潰されて、新たに菅-岡
田ラインが日本政治を担う体制が構築された。
2月3日公電がそのまま現実化している。
キャンベル訪日があり、これと平仄を合わせるように小沢氏を強制起訴する謀
略がCIAと東京地検特捜部の連携で実行されたと推察される。。
目の前のニュースに惑わされてはならない。
私たちが標的とするべき巨悪にはまったく摘発の手が及んでいないことに着目
する必要がある。
「植草一秀の『知られざる真実』」
2019/12/26
背筋も凍る日本刑事司法の深層
第2514号
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安倍内閣が強行に推進しているIR(統合型リゾート)事業をめぐる汚職事件
で、逮捕された衆議院議員の秋元司氏が受領した現金300万円は2017年
10月に実施された衆院総選挙に向けての「陣中見舞い」名目だったと報じら
れている。
内閣府副大臣でIR担当だった衆議院議員の秋元司氏は、IRへの参入を目指
していた中国企業「500ドットコム」側から、現金300万円などの賄賂を
受け取った疑いで逮捕された。
報道によると、秋元氏は2019年9月の衆議院解散当日に衆議院議員会館の
秋元氏事務所で「500ドットコム」の顧問・紺野昌彦氏と仲里勝憲氏からか
ら選挙の「陣中見舞い」として現金300万円を受け取ったという。
その際、現金は老舗和菓子店のようかんと一緒に紙袋に入っていたという。
安倍政治の腐敗ぶりが改めて明らかになった。
安倍政治の金権体質、政治私物化の堕落ぶりに対する主権者国民の怒りは察す
るに余りある。
余りあると言えば甘利という議員がいたことが思い起こされる。
甘利明という名前の議員がいた。
大臣の地位に引き上げられ、公約違反のTPP推進の旗を振っていたことも
あった。
この人物が閣僚辞任に追い込まれ、病気と称して入院し、人前から姿を隠して
いたことがある。
そのまま政界を引退したのかと誰もが思ったが、最近になって安倍首相がこの
人物を自民党税制調査会長の要職に就任させたと伝えられた。
さすがは政治私物化の総帥安倍晋三氏だけのことはある。
ほとぼりが冷めれば何食わぬ顔で傲岸無恥な行動を押し通す。
この甘利明という人物は、「口利きの見返りで1200万円受領」と伝えられ
た。
千葉県の建設業者「薩摩興業」元総務担当の一色武氏が、独立行政法人都市再
生機構(UR)が行っている道路建設の補償を巡り、甘利事務所に口利きを依
頼した。
3年にわたって甘利大臣や地元の大和事務所所長で公設第一秘書の清島健一氏
や政策秘書の鈴木陵允氏に資金提供や接待を続けたという。
その総額は証拠が残るものだけで1200万円に上ると伝えられた。
甘利氏や元秘書2人は2013~14年にかけて、一色氏から現金600万円
を受領したことも明らかにされた。
一色氏は2013年11月14日に大臣室で甘利明大臣に面会した。
その際、桐の箱に入ったとらやの羊羹と一緒に封筒に入れた現金50万円を
「これはお礼です」と渡したという。
甘利明氏は2016年1月28日、記者会見を行って2013年11月に大臣
室で、2014年2月に神奈川県の地元大和事務所で、千葉県内の建設業者の
関係者からそれぞれ50万円を受領していたことを認めた。
その上で大臣を辞任することを明らかにした。
この問題について2016年3月に弁護士グループが、甘利氏と元公設秘書を
あっせん利得処罰法違反の疑いで東京地検に刑事告発した。
薩摩興業が有利な契約を結べるよう甘利氏側がURに違法な口利きをした疑い
があるとしての刑事告発だった。
ところが、東京地検特捜部は2016年5月31日、甘利氏と元秘書2人を嫌
疑不十分で不起訴処分とした。
安倍内閣が不当に長期存続している理由として、1.安倍内閣がマスメディア
を不当支配していること、2.安倍内閣が刑事司法を不当支配していること、
3.主権者国民がゆるいこと、の三つを挙げているが、もっとも深刻なのが刑
事司法の問題だ。
刑事司法が完全に腐敗し切ってしまっている。
刑事司法の腐敗の原因は、
1.警察、検察に不当に巨大な裁量権が付与されていること
2.日本の刑事司法において基本的人権が無視されていること
3.裁判所裁判官が人事権を通じて政治権力に支配されてしまっていること
にある。
今回の事件に登場する羊羹のメーカーがどこであるかは報じられていないが、
「老舗和菓子店のようかん」で真っ先に浮かぶのは「とらやのようかん」だろ
う。
わいろの定番がとらやのようかんとなると、このお菓子を手土産にすると受け
取る者が勘違いをすることが生じる可能性も浮上する。
逮捕されて年末年始を東京拘置所で過ごすのと、無罪放免にされて病気の名目
で入院、雲隠れして、ほとぼりが冷めたら要職に復帰させてもらうとのでは天
と地の開きがある。
安倍内閣下の犯罪事案は枚挙にいとまがない。
国有財産の不当廉売、虚偽公文書の作成など、重大な刑事犯罪であるが、検察
が不当に無罪放免にすることが押し通されているために、日本全体が完全に無
法地帯と化している。
「ようかんでわいろ」の問題をいま一度さかのぼって検証する必要がある。
かつて金権政治が大きく取り沙汰されたことがあった。
ロッキード事件やリクルート事件も重大な金権腐敗問題だった。
最近は、この種の刑事事件摘発が影をひそめていたが、問題が存在しなくなっ
たわけではない。
政治権力が刑事司法を不当支配して刑事事件をもみ消しているだけに過ぎな
い。
刑事事件を摘発する検察自身が巨大犯罪に手を染めているのだからお話になら
ない。
2010年に検察は小沢一郎氏を強制起訴した。
2010年1月に小沢氏の元秘書で現職の衆議院議員石川知裕氏が逮捕され
た。
今回の秋元氏逮捕は10年ぶりの現職国会議員逮捕と報じられているが、問題
の質がまるで違う。
10年前の石川氏逮捕は文字通りの不当逮捕だった。
不動産取得の事実を事実通りに収支報告書に記載して提出したことが「虚偽記
載」とされた事案なのだ。
2004年10月に代金決済し、2005年1月に移転登記が完了した不動産
取得を2005年の収支報告書に記載して提出した行為のどこが犯罪行為なの
か。
後援会が主催して参加者から会費を徴収した「桜を見る会」前夜祭の収支を報
告しなかったことの方がはるかに悪質な事案ではないのか。
この2010年1月15日の石川氏逮捕に関連して小沢一郎氏に対する嫌疑を
メディアが取り上げたが、検察は小沢一郎氏を不起訴にした。
しかし、その小沢一郎氏が強制起訴された。
1月15日に逮捕された石川知裕氏は勾留されて取り調べを受けている際に、
東京地検特捜部の吉田正喜副部長から驚くべき話を聞かされた。
それは、概略次のものだった。
小沢一郎氏に対する捜査が行われているが、小沢一郎氏は不起訴になる。
しかし、この事案について、検察審査会に審査が申し立てられる。
その結果として検察審査会が二度の起訴相当議決を行い、小沢一郎氏は強制起
訴される。
このストーリーを吉田副部長は2010年2月1日の時点で語っている。
検察が小沢氏の不起訴を決定したのは2月4日。
しかし、不起訴を決定したところで、検察審査会に審査が申し立てられるかど
うかなどはまったく不明だ。
さらに、検察審査会に審査が申し立てられても、検察審査会の決定で強制起訴
が行われることは極めて稀だ。
強制起訴を実現するには、検察審査会が二度の起訴相当議決をしなければなら
ない。
それを2月1日の時点で「予言」している。
小沢氏は2月4日に不起訴とされた。
すると直ちに「市民団体」を名乗る勢力が2月12日に検察審査会に審査を申
し立てた。
検察審査会は4月27日と9月14日に二度の起訴相当議決を行ったとされ
る。
その結果、小沢氏は2011年1月31日に強制起訴された。
しかし、検察審査会が実際に開催されたのかどうかも定かでない。
検察審査会のメンバーの平均年齢が、メンバーが入れ替わる前後でまったく変
化しなかったことなど、濃厚な疑惑が存在する。
そして、検察審査会が起訴相当議決を行う決定的根拠となったとされる捜査報
告書が完全にねつ造されたものであったことが明らかになった。
石川氏による録音内容と検察調書の内容がまったく違っていたのだ。
これこそ、天地をひっくり返す検察の史上最大最悪の巨大犯罪である。
ところが、最高検がこの巨大犯罪を握り潰した。
2月1日の東京地検吉田副部長の発言の奇異さが際立つが、その背後に存在し
た事実が決定的に重要だ。
米国の国務次官補カート・キャンベルが来日して2月2日に小沢一郎氏と国会
内で会談した。
翌日、カート・キャンベルは韓国ソウルで大統領外交安保首席補佐官のキム・
ソンファンと会談している。
その会談内容の要約が公電として在韓米大使館から本国へ送られた。
これをウィキリークスが暴露した。内容は以下のものだ。
「両者(キャンベル、金)は、民主党と自民は『全く異なる』という認識で一
致。キャンベル氏は、岡田克也外相と菅直人財務相と直接、話し合うことの重
要性を指摘した。」
米国が日本の外交交渉窓口を鳩山-小沢ラインから菅-岡田ラインに切り替え
る方針を伝えたものである。
この延長線上で2010年6月、鳩山-小沢ラインが潰されて、新たに菅-岡
田ラインが日本政治を担う体制が構築された。
2月3日公電がそのまま現実化している。
キャンベル訪日があり、これと平仄を合わせるように小沢氏を強制起訴する謀
略がCIAと東京地検特捜部の連携で実行されたと推察される。。
目の前のニュースに惑わされてはならない。
私たちが標的とするべき巨悪にはまったく摘発の手が及んでいないことに着目
する必要がある。