加齢と共に 身体のあっちこっちに不具合を生じてきているが 数年前からは 五感不満足?にも 陥っている。
どんなに頑張っても これからどんどん良くなっていくものでは無いことであり、だましだまし暮していくしか仕方のないことと 観念している。
先ず 「聴覚」
数年前から テレビの音が聞こえづらくなっている。特にドラマの台詞等は 聞き取れないことが多く 結局面白くなくて ドラマはほとんど見なくなっている。また つい音量を上げてしまうため しょっちゅう妻とのいさかいの元ともなっている。
対話の相手の言葉が聞き取れず 聞き返しをすることも多くなっている。
難聴の程度が ますます進んでいることは確かで、2年前にも難聴検査を受け 補聴器の使用をすすめられていた。
しかし なかなか重い腰が上がらず なんとか だましだまし暮してきたが・・・・。
そろそろ限界かなあ・・・、
昨日 思い切って 近くの補聴器を取り扱う眼鏡店に出向いた。
改めて 難聴の検査を受けたが、やはり かなり低いレベルだった。
なにしろ 補聴器未体験者、
不安も有り、購入前に 同店の「貸し出しシステム」を利用することに決めてきた。
レンタル補聴器で 使い方に慣れながら、調整してゆき 納得した時点で購入するというシステムである。
来週には その補聴器が届くことになっている。
「嗅覚」
10年程前のある日、突然のように 「嗅覚」を失った。
以後 香水の香りも カレーや焼き鳥の香りも トイレの匂いも いっさい感じられなくなっている。
もちろん 嗅覚障害として 数ヶ所の病院等で検査、治療を受けたが 原因不明、嗅覚神経が途切れた?ものなのか
再生不可と診断された。
「視覚」
若い頃は むしろ視力は良い方だったが 確か50代前半頃から老眼が始まり 次第に老眼鏡を掛けなければ 何も出来なくなっている。
基本的な視力も かなり低下しているはずで デジカメの液晶画面を見ても ピントが合っているのかいないのか曖昧で、いい加減にシャッターを押す羽目になっている。木の枝葉で鳴いている野鳥を 探したり 目で追う等も 難しくなっている。
車の運転は 逆に 今でも 眼鏡無しでパスなのだが。
「味覚」
いまのところ 自分の中では 一人前に有ると思っているが 歯がボロボロ、部分入れ歯や差し歯で食べている分、全部自分の歯で食べる「味覚」と比べれば 「おいしさ」のレベルはかなり低いのかも知れない。
「触覚」
いまのところは 熱い、冷たい、痛い等の感覚は まともだが 小さなボタンをはめるとか 小さな結び目を解く等の際 難渋すること有り。
触覚の問題より 認知症の症状なのかもしれないが。
ぼやいていても仕方無いこと、
衰えを感じながらも なんとか暮していければ 「それで いいのだ!」と 思っている。