「3月10日、今日は何の日?」と
問われても 咄嗟に出てくる答えは 人さまざまであると思う。
戦前戦中生まれの昭和人間とて 「3月10日」で 先ず思い浮かぶのは
子供の頃から脳裏に焼き付いている「東京大空襲の日」となってしまう。
第二次世界大戦末期 1945年(昭和20年)3月10日午前0時8分、
アメリカ軍B29爆撃機344機による焼夷弾(1700トン)爆撃が有り
死者約10万人、焼失家屋約27万棟、東京が焼け野原になった日である。
当時まだ幼く 東京大空襲の記憶は全くないが 東京巣鴨生まれ。
父親の生まれ故郷、北陸の山村に疎開、定住した一家で育った人間なのである。
最近では 「東日本大震災が有った3月11日の前日」として 思い浮かぶこともある。
私的には 長男の誕生日が「3月10日」なので やはり特別な日になる。
今では LINEで 「Happy Birthday」伝えるだけだが
幼かった頃 手作りケーキで誕生祝いしていたことも有って、記憶されている。
「今日は 何の日?」
ネットで調べると いろいろ有り 面白い。
おおかたが 語呂合わせであるが 抜粋して見ると
「サボテンの日」・・・「3(さぼ)、10(てん)」
「ミントの日」・・・「3(みん)、10(と)」、
「佐渡の日」・・・「3(さ)、10(ど)」
「砂糖の日」・・・「3(さ)、10(とう)」
「水戸の日」・・・「3(み)、10(と)」
「横浜三塔の日」・・・「3(さん)、10(とう)」 横浜の歴史的建造物 神奈川県庁、横浜税関、横浜開港記念館
記念日やらなにやらにも わけの分らないような類も大いに有りだが
日本人の言葉遊びと思えば 笑って受け入れられそうでもある。