「見ないんだったら 消しちゃいますよ」
先日 テレビ奉行?の妻から 警告?されてしまいました。
テレビをほとんど見なくなってから もう10数年?になるような気がしますが 時々 新聞紙上のテレビ番組表等で 興味関心を誘われるような番組を見つけると とりあえず 妻に録画して置くように頼むことが有るんです。
わが家には テレビは1台しか無く 番組の選択権から 録画予約等は 専ら妻の領分。
朝のニュースや天気予報を チラ見したり、特別気になるスポーツ中継番組等 見ることは有りますが ドラマとか、バラエティー番組等には、特別見たいという番組も無くて、じっくり見ることが ほとんど無くなっているんです。
今年の正月、NHKの正月特別番組・正月時代劇に 「家康 江戸を建てる」(前編)(後編)が 有りました。
時代小説好きな爺さん、面白いかも?等と思い 録画を頼んでおいたのですが すっかり忘れていたという次第。
難聴が進み 特にドラマ等は 台詞が聞こえ難くなっていて、敬遠していたというところが有ります。
これまで ずっと迷っていた補聴器、とうとう先日 使用を決意し、とりあえずレンタル補聴器試用開始しました。
「うるさい!」と言われない程度の音量で テレビも見ることが出来ます。
NHKオンデマンドでも 有料で見ることは出来そうなんですが せっかく録画して有るのに消されてしまっては大変、
前編、後編 かなりの長時間番組でしたが 先日やっと見終えました。
「正月特別番組」を 今頃観ている 暢気な爺さんなんです。
前編「水を制す」
天正18年(1590年)、小田原攻めで圧勝して豊臣秀吉は 徳川家康に 関東への国替を強制的に命じた。
当時の江戸は 海水が流れ込む低地の荒野で 人が住めるようにするには どうすれば良いかを考えるところから始まる。
人が生きるためには 清水確保が急務、家康は先ず 現在の井の頭から江戸まで水を通す大仕事に取り組む。
そして 家康は 「この江戸を 日本一の城下にしてみせる」と 宣言する。
後編「金貨の町」
当時 経済の中心は 豊臣家の拠点大阪で、大阪に 物、人が集まり発展を遂げていたが 江戸を大阪以上の経済都市にするため 日本全国に流通し、安心して使える貨幣を 江戸で製造しなければならないと決意いた家康、大判作りを牛耳っていた京の名家後藤家の一職人に託し、成功する。
家康が ゼロから建設した江戸が 今の東京に繋がっていることを思うと 歴史の重みを感じてしまいます。
直木賞作家 門井慶喜氏の歴史小説 「家康 江戸を建てる」を 元にしたドラマでした。
原作は まだ読んだことが無く おいおい読んでみたいと思っているところです。