たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「中学生日記より」その42(再)

2021年08月30日 20時05分31秒 | M男のあの日あの頃(the good old days)

「中学生日記より」

「gooブログ」に引っ越してくる前、「OCNブログ人」時代に 一度書き込んだことの有る「中学生日記より」を 改めてリメイクしてみようと思っているところだ。「中学生日記」とは 中学生だった頃のM男が ほんの一時期付けていた日記帳のことで 数年前に実家を解体する際に発見した、ボロボロのゴミ同然の日記帳のことだ。土産物の小綺麗な空き箱や包装紙、冠婚葬祭ののし袋に至るまで 廃棄処分するという感覚が全く無かった父母が、子供達の教科書やノート、通信簿、図画工作作品等も押し入れの奥に詰め込んでいたもので、その中に有った。まさに「タイムカプセル」を開けるが如くの感じで、ページを捲ってみると、すっかり喪失してしまっていた記憶が、断片的に炙り出されてくる。まさか 60数年後に、ブログで第三者の目に晒される等とは 当時のM男は想像もしていなかったはずで 下手な文章、下手な文字、誤字脱字多しの日記である。(以上 過去記事コピペ文)


その42 「9月24日~10月2日は稲刈り休み」

昭和30年(1955年)9月23日、金曜日、天気 晴、

1限目、職業、すばこ(巣箱)の設計、
2限目、数学、
3限目、理科、
4限目、国語、かきとり(書き取り)テスト、(70点)、

1、昼から川原の稲刈り、
2、祖父のとった(拾ってきた)くり(栗)つなぎ、
3、明日から2日まで稲刈休み、

1限目の「職業」の時間には、野鳥の巣箱作りの設計をしたようだ。巣箱を作った記憶等、殆ど残っていないが、ありきたりの板切れを寄せ集め、蚤、鋸で出入り口の丸い穴をあけたり、錆びた釘、金槌で、奮闘している姿が想像出来る。
4限目の「国語」の時間、漢字の書き取りテストだったのだろうか。70点取れたと 自慢気?に書き込んである。
翌日9月24日から10月2日までは 「稲刈り休み」と書いてある。
M男の通っていた、北陸の山村の小さな中学校では、当時、田植えや稲刈りの最盛期には、約1週間、「田植え休み」、「稲刈り休み」が有った。生徒のほとんどが農家の子供であったこと、農作業は全て人手に頼る時代、中学生ともなれば 一人前の戦力だったこともあり、学校側もそんな地域性を考慮していたのだと思う。その日は金曜日だったが 稲刈り休みモード、授業は午前中だけだったようだ。

1、M男は、午後、前日に引き続き、母親と二人で、川原の(河川敷の)の田んぼの稲刈りをしたようだ。父親が 隣リ町の印刷店(文房具店)に勤めていた兼業農家だったM男の家。父親がいない昼間は、母親が主体の農作業をM男も手伝っていたのだ。コンバイン等の農業機械等普及していなかった時代、稲株1株づつ、稲刈り鎌で刈っては束にし、まるけて担ぎ出し、それをリヤカーで ハサバ(稲架場)まで運び、ハサガケ(稲架掛け)する、しんどい仕事だった。ひ弱だったM男は、全身筋肉痛で 富山の置き薬の湿布(貼り薬)、常用者だったことを思い出した。

(ネットから拝借イラスト)

2、M男の祖父は、当時、何故だがM男には分らなかったが、どんな農繁期でも、一切農作業には手を貸さず、飄々と川に釣りに出掛けたり、木材工場から廃材を貰ってきては木工したり、山に入り、山菜採りをしたり、自由気ままに生きていた。近所隣りからは、変人?扱いされていたように思うが、本人は一向に改めることなく、それを生涯貫き通した人だった。多分、その日は、裏山を歩き回り、山栗をごっそり拾ってきたのだと思う。
山栗は、大鍋で茹でて、まだ温かく柔らかい内に、綿糸を通して数珠繋ぎにし、軒下等にぶら下げて乾燥させ、カチカチの「干し栗」にしていた。「干し栗」は、冬季等の子供のおやつにしていたものだが、その日は、夕食後は、家族全員、夜なべ仕事で、栗を数珠繋ぎにする作業をしたようだ。それにしてもあの石みたいに硬い「干し栗」を、よくもカリポリ食べていたものだと今にしては思う。M男は 子供の頃、「栗」と言えば 小粒な「山栗」しか見たこともなく、大粒な栗の存在すら知らなかった。後年になって、甘栗、栗羊羹等で知り、目から鱗・・になったものだった。


シュウメイギク(秋明菊)

2021年08月30日 09時19分47秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

当地、今朝も、早朝の内は雨雲が低く垂れ込めていたが、
次第に晴れ上がり、日中の最高気温 34℃~35℃の
猛暑、酷暑の1日になりそうだ。
涼しい内にと、5時台に、ちょこっと近くを歩いてきたがやっぱり汗ばんだ。
草花に疎い爺さん
   君の名は?花に尋ねつ朝散歩
スマホの歩数計で 約6,500歩。

ルドベキア             ムラサキツユクサ

                  スペアミント

ヒメビジョザクラ          コムラサキ

ケイトウ         カランコエ

シュウメイギク(秋明菊)


シュウメイギク(秋明菊)

キンポウゲ科、イチリンソウ属、多年草、
    別名 キブネギク(貴船菊)
原産地 中国
草丈 50cm~1m
花色 白色、ピンク色、淡紫色、
   一重咲き、八重咲き
開花期 8月~11月頃
    萼片が散った後に球状の花芯が残り熟れると割れて
    真っ白な綿毛が現れる。綿毛の中には胡麻粒にような種が入っており
    風に乗って散布する。
花言葉 「薄れゆく愛情」「褪せていく愛」「淡い思い」「忍耐」「多感なとき」


(振り返り記事)
2011年9月22日 「シュウメイギク(秋明菊)」を初めて知った日」
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(振り返り記事)
2015年12月30日 「シュウメイギク(秋明菊)」の綿毛
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2018年9月9日 ピンク色のシュウメイギク

2019年9月20日 八重咲きのシュウメイギク(白色)