今から2年前、2019年6月22日のこと。
たまたま、「申込不要」、「参加無料」、「国蝶・オオムラサキ見学会に行こう!」なる新聞折り込みチラシが目に止まり、生憎 当日、断続的にかなり激しい雨の日だったが、山間部の会場へ出掛けたことが有った。特別 蝶に傾注している分けでもなく、むしろ蝶を見ても名前も分らず、判別も出来ない爺さんではあるが、たまには ドライブを兼ねて出掛けるのも良かろうということで、出掛けたような気がする。コロナ禍等、想像も出来なかった頃の話だ。
会場は、東京都西多摩郡日の出町の山間部。到着した時間帯が最も雨が激しく、傘をさしても足元が濡れてしまう程だったが、そんな悪天候にも拘わらず、臨時駐車場には、予想外に来場者の車が有り、いまさら取り止めて引き返す分けにも行かなくなり、濡れるのを覚悟して会場へ入った。
鉄パイプ骨組みに金網を張っただけのような簡素な、しかも狭い会場だった。
当然 会場内も傘を差さないとならず、地面はぬかるみ、なんとも落ち着かない感じであったが
そんな雨の会場で、雨具を身に付けた若い数人の係員(説明員)が 懇切丁寧に来場者に説明をしたり、蝶をやさしく捕らえては、子供達の手に止まらせたり、一生懸命であったことに、好感を覚えたものだった。
「オオムラサキ(大紫」は
チョウ目(蝶翅目)、タテハチョウ科、オオムラサキ属、
翅を広げると10cm程になる大型のタテハ蝶。
エノキ(榎)の葉裏のオオムラサキの蛹(サナギ)、
6月下旬から7月上旬に、羽化するのだそうだ。
1957年(昭和32年)に、世界に誇る日本の代表的な格調高い蝶として、
日本昆虫学会に於いて、「国蝶」に指定された。
堂々としており、華麗で、気品の有る美しさを有すること、
北海道から本州、四国、九州、日本全国に分布している蝶で有ること、
が その理由になっているようだ。
オスとメスに はっきりした違いが有るという。
オスの翅の表面は 光沢の有る青紫色をしており 明色の斑紋は黄色い。
メスは オスより一回り大きいが 翅の青紫色は無くこげ茶色している。
また 明色の斑紋は黄色くならない。
外付けHDに保管してあった写真の何枚かを引っ張り出して、
ZUISOにしてみた。
ZUISO
「国蝶オオムラサキ(大紫)を初めてみた日」
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