たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「テキーラ(Tequila)」(再)

2021年11月14日 20時50分04秒 | 懐かしいあの曲

4年前、2017年12月28日に、書き込んでいた記事「テキーラ」に、たびたびアクセスが有ることに気が付き、我ながら懐かしくなり、コピペ、リメイク(再編集)してみた。


「テキーラ(Tequila)」は、アメリカのロックンロール・バンド、ザ・チャンプス(The Champs)が、1958年(昭和33年)にリリースしたラテン風ロックナンバー
昭和40年代、まだ独身の頃、地方の中都市等でも、労音等が主催で、ラテン系のビッグバンドの地方公演等も良く有り、薄給にも関わらず、結構、観に行っていた方で、ラテン・ミュージックが好きになったのも、その頃からだと思っている。ラテンにも、数多の名曲有りだが、そんな中で、ノリの良い「テキーラ」という曲も、妙に脳裏に焼き付いたものだった。
後年になって知ったことだが、吹奏楽曲としても広く演奏され、世代を越えてお馴染みの曲なのだそうだ。 

ザ・チャンプス(The Champs)演奏の「テキーラ(Tequila)」 (YouTubeから共有)

柏高校吹奏楽部演奏の「テキーラ(Tequila)」 (YouTubeから共有)

 


シャコバサボテンが咲き始め・・、

2021年11月14日 14時41分02秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

「シャコバサボテン、咲き始めてるよー!」
妻から、声が掛かり、
「花の写真を撮るだけ係」の爺さんの出番。
鉢植えのシャコバサボテン、
小さな鉢10個程に、小分けにしてしまった関係で、
今年は、例年のような勢いは、まだ無いが、
健気なものだ。
11月も中旬、ちゃんと咲き始めている。
シャコバサボテンが咲くと、毎年、
なんとなく、師走が近づいている風に感じられる。


爺さんの備忘録的花図鑑「シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)」
👇
2020年11月20日


 


住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ

2021年11月14日 09時45分59秒 | 懐かしい小倉百人一首

足腰大丈夫な内に、出来る限り不要雑物整理をしようと決心してから久しいが、正直あまり捗っていない。書棚や天袋、押入れ等に詰め込まれていた古い書籍や辞書、百科事典等の類も、ここ数年間で大胆に整理処分してきたつもりだが、中には、「これ、面白そう?」等と目に止まり、残してしまったものも結構有る。その中のひとつに、多分、長男か次男かが、学生時代に使っていたものに違いない、小町谷照彦著 文英堂の「小倉百人一首」(解説本・参考書)が有る。パラパラとページを捲ってみたところ、なかなか詳しく、分かりやすく、決して、「今更 向学心?」なーんてものではなく、子供の頃、正月になると必ず家族でやっていた「百人一首かるた取り」を思い出して懐かしくなってしまったからである。
「小倉百人一首」は、奈良時代から鎌倉時代初期までの百人の歌人の歌を、藤原定家の美意識により選び抜かれた秀歌であるが、時代が変わっても、日本人の心情が呼び起こされるような気がしてくる。
ブログネタに?、頭の体操に?、いいかも知れない等と思い込んでしまい、昨年、一昨年、「春」「夏」「秋」「冬」、季節を詠んだ歌を取り上げて、ブログに書き留めたが、今回は、最も数の多い、「恋」を詠んだ歌を取り上げて、順不同、書き留めてみようと思っているところだ。

(ネットから拝借画像)


百人一首で「恋」を詠んだ歌 その3

住の江の 岸による波 よるさへや
夢の通ひ路 人目よくらむ

出典 古今集(巻十二)

歌番号 

18

作者

藤原敏行朝臣

歌意

住吉の海岸に打ち寄せる波のように
夜、あの人に逢いに通って行く夢を見ようとしても
(人目の無い夜なのに)
その夢の中の恋の通い道で、
私は、どうして人目を避けているのだろうか。
(夢でも、逢えない)

恋慕の情は寄せ来る波のように、押さえても押さえ切れずに高まってくる。
人目を避けて忍び逢わなくてはならない恋の切なさを詠んだ歌。

注釈

「住の江の岸による波」・・大阪市住吉区住吉の浦、ここに打ち寄せる波。
次の「よる」の序詞、止めても止まらない勢いを表現している。
「よるさへや」・・「よる」は「夜」、「さへ」は、「までも」の意の副助詞。
「夢の通ひ路」・・夢の中の恋の通い道。
強い思いが有れば、夢の中でも逢えると考えられていたが・・、
「人目よくらむ」・・「人目」は、他人の視線。「よく」は、「避ける」の意。
「らむ」は、原因を推量する助動詞。「だろうか」。


藤原敏行朝臣(ふじわらとしゆきあそん)
三十六歌仙の一人。和歌、書道に優れ、宇多天皇時代に活躍した。生没年未詳だが、27歳~28歳で没したという説も有る。藤原敏行朝臣には、「住の江の・・・・」の他に、「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にも 驚かれぬる」の、有名な歌が有る。

 


参照・引用
小町谷照彦著「小倉百人一首」(文英堂)


 

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