たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

アッチッチ、アッチッチ、

2021年08月26日 15時49分21秒 | 畑日誌(見様見真似の野菜作り)

当地、今日の天気予報は、晴、最高気温 35℃、熱中症厳重警戒。
どうしたものか、やや躊躇したが、
いつもより 遅れているし・・・、
朝の内なら、少しは・・・、
ということで Go To 畑! と相成った。
朝から 猛暑、酷暑。
滴り落ちる汗、
数分毎に 畑の横の栗林へ逃げ込み、
大きな栗の木の下で・・・、
大休憩、小休憩、水分補給、
木陰に入れば、体感的には涼しい・・。

(1)ホウレンソウ、小松菜、植え付け場所の下準備
   草取り、掘り起こし、石灰散布、

(2)地這いキュウリ等に たっぷり水やり
   文字通り、焼け石に水、時間を掛けて・・・、

(3)今日の収穫
   何日も行ってなかったせい、大量収穫
   地這いキュウリ 大、小、18本、
   早速 妻は 畑地の地主Fさん宅へお裾分けに。
   ソロソロお終いと思っていた、ゴーヤ、ナス、ピーマンが
   先日の長雨のお陰?なのか、復調・・・。ビックリポン。

水やりしている目の前に 
アゲハチョウ(ナミアゲハ)が飛んできて止まり・・・。
ホースの水を噴霧してかけてやると、
その下で飛び回り・・・、
まるで、噴水池で戯れる子供のよう?、
水が嬉しいのかな?

畑地の周りに蔓延っているニラ(韮)が満開、
蝶、蜂、昆虫が 忙しなく飛び回っている。

ミヤマアカネ・・・かな?

動いている時間より、休憩時間の方が長ーい、だったが
高齢者が、こんな暑い日に畑仕事していて、熱中症で倒れた・・・等と
報道されないように、2時間余りで引き上げてきた。
帰宅してから、猫額庭で 白菜のポット種蒔き

玄関の壁にカマキリ
「おめいは 誰だ。怪しい奴」、
睨まれてしまった。

全身汗ダク、シャワーを浴びて、スッキリ、
午後は うつらうつら、船を漕ぎそうだ。

 

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クレオメ(西洋風蝶草)

2021年08月26日 06時01分16秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

昨日の散歩・ウオーキングの途中で見掛けて撮ってきた花の写真の中に「クレオメ」も有った。かなり以前には、我が家の庭先でも咲いていた花だったが、とっくに消えて無くなってしまった花。毎年、この時期、通りすがりのお宅の庭先や花壇等で見掛けると、カシャ!、カシャ! 撮っているが、外付けHDを探してみたら、ほとんど見当たらず。多分、ピンボケばかりで削除してしまっていたのかも知れない。改めて見ると、なんとも見栄えのする花である。


クレオメ(西洋風蝶草)

フウチョウソウ科、フウチョウソウ属、一年草、
    別名 クレオメソウ、クレオーメ
    和名「西洋風蝶草」は 花姿が蝶が飛んでいるように見えることに
    因んでいる。
原産地 南アメリカ
    日本には 明治時代初期に持ちこまれ帰化、野生化したものも有るが、
    観賞用に花壇等で栽培されている、
草丈 80cm~1m
花色 ピンク、白、赤、紫、
   花は 夕方から咲き始め、翌日の昼頃には萎れてしまう1日花、
開花期 7月~10月頃
花言葉 「秘密のひととき」「あなたの容姿に酔う」


 

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ムラサキルエリア(紫ルエリア)

2021年08月25日 09時02分25秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

草花にも疎い爺さん、ブログを始める以前は、我が家の庭に咲く花であろうが、道端、空き地、畑、川原等で蔓延っている野草であろうが、公園や植物園等で鑑賞出来る草木であろうが、まるで関心興味も無しで、見ても、花名も知らず、分からず、覚えられずで、ほとんど珍紛漢紛だった気がする。数多のブログを拝見するようになってから、その無知ぶりを痛感、初めて、花名等を知ろうという気になったものだったが、教えてもらっても、自分で調べても そのそばから忘れてしまう老脳、出来る限り、写真を撮り、ブログに書き込むことで、少しづつ、分かる草花が増えてきたように実感している。(以上、過去記事コピペ文)

先日の散歩・ウオーキングの途中で撮ってきた花の写真の中にも、やはり、「君の名は?」だった花が有ったが、スマホアプリ「Green Snap」の「調べる」に、「教えて下さい!」していたところ、花名が、「ムラサキルエリア(紫ルエリア)」であることが分かった。もちろん 初めて聞く花名。とても覚えられそうにないが、せっかく教えてもらった花名、忘れない内に、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことにする。


ムラサキルエリア(紫ルエリア)

キツネノマゴ科、ルイラソウ属、多年草、
   別名 ルエリア・チューベローサ
   同じキツネノマゴ科、ルイラソウ属の
   「ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラソウ)」とは、
   花がそっくりで判別しにくいが、葉の形、幅で見分けられる。
原産地 メキシコ等、中央アメリカ
草丈 40cm~60cm
花色 紫色
開花期 6月~8月頃
花言葉 「正直」「愛らしさ」「魅惑」


ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラソウ)

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8月25日 早朝花散歩

2021年08月25日 06時41分15秒 | 散歩・ウオーキング

気温26℃~27℃、どーんより曇って、蒸し暑く、すっきりしない早朝、
体調イマイチ、身体 おもーい、だるーい・・だったが
ちょこっとだけ 近くを歩いてきた。
草花に疎い爺さん
  君の名は?花に尋ねつ朝散歩
スマホの歩数計で 約3,800歩。

ケイトウ

 

                                  ケイトウ

バーベナ(美女桜)・・かな?

シュウカイドウ(秋海棠)                  ハコネウツギ(箱根空木)

クレオメ

 

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「遠くへ行きたい」

2021年08月24日 17時12分35秒 | 懐かしいあの曲

去る8月14日に、歌手のジェリー藤尾さんが亡くなっていたことを、つい最近になって知った。享年81歳。同じ時代を生きてきた有名人が次々と亡くなり、次第に、誰もいなくなった舞台に取り残されるような寂寥感を覚えてしまう。
ジェリー藤尾さんと聞けば、大ヒット曲「遠くへ行きたい」を 思い浮かべる方が多いと思われるが、さらに 昭和30年代後半に、NHKテレビで放送されていたバラエティー番組「夢であいましょう」を思い出される方も多いのではないかと思われる。
3年前の2018年7月24日に書き込んでいた記事、「夢であいましょう」を、コピペ、再編集してみた。


1961年(昭和36年)4月から約5年間、NHKテレビで放送されていたバラエティー番組「夢であいましょう」は、確か、毎週土曜日の深夜に放送されていた番組だったと思う。
多彩な出演者の、軽快なショートコントや歌を織り交ぜながら、ジャズ演奏やダンス、永六輔作詞、中村八大作曲の「今月の歌」、司会の中嶋弘子の挨拶の仕方、テレビ時代初期にして、なにもかも 新鮮で画期的で、若者を中心に人気を博した番組だった。
当時の一時期、学生で寮生活していたが、夜間の家庭教師のアルバイトから帰寮する時間帯、主電灯が消された暗い食堂の白黒テレビの前に、寮生がぞろぞろ集まって、ゲラゲラ笑いながら見ていたものだった。
中嶋弘子、黒柳徹子、谷幹一、渥美清、E・H・エリック、岡田真澄、坂本九、三木のり平、坂本スミ子、田辺靖雄、九重祐三子、梓みちよ、ジェリー藤尾、金井克子、ディーク・エイセス、他、当時のNHKとしては そうそうたる面々だったと思われる。
毎月1曲永六輔作詞、中村八大作曲による「今月の歌」が作られ、毎週流されたため、自然と覚えたものだったが、この番組から、次々と大ヒット曲が生まれた。「しーらないまーちを歩いてみーたーい、どーこーかとーおくへいきたーい」。「遠くへ行きたい」もその中の1曲だったが、正直、最初聞いた時は 暗く、なんとも間の抜けた曲?、しかも歌手がジェリー藤尾?、「夢であいましょう」にはそぐわない曲?、なんとなく違和感を覚えたものだった。後年になって、何度も何度も聞いている内に、次第にその味わいが分かるようになり、作詞者、作曲者の意図、感性、力量を感じたりもしたように思う。
「今月の歌」

「上を向いて歩こう」(坂本九)、
「こんにちは赤ちゃん」(梓みちよ)、
「遠くへ行きたい」(ジェリー藤尾)、
「いつもの小道で」(田辺靖雄)
「ウエディング・ドレス(九重祐三子)、
「おさななじみ」(ジューク・エイセス)
「娘よ」(益田喜頓)
「帰ろかな」(北島三郎)
等々。

「夢であいましょう」・唄 坂本スミ子 (YouTubeから共有)

あの頃 みーんな 若かった ♫


スチール・ギター演奏の「遠くへ行きたい」 (YouTubeから共有)

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爺さんの備忘録的蝶図鑑 その4「アサギマダラ(浅葱斑)」

2021年08月24日 09時22分12秒 | 爺さんの備忘録的昆虫図鑑

2年前の2019年10月10日、まだ新型コロナウイルス感染拡大等、想像もしていなかった頃のこと、台風の動向を気にしながらも、嵐の前の好天、閉じ籠っているのには勿体無い、爽やかな秋晴れに誘われ、久し振りに車で遠出したい気分になり、
どこへ行く?・・・、
しばらく山歩きもしてないし・・・・
足慣らし程度、ゆっくり歩けるところがいい・・・、
ウーム!
急遽 群馬県渋川市の赤城高原に有る「赤城自然園」と決めて、出掛けたことが有った。
「赤城自然園」については、それまでも、相互フォロワー登録している数多の方々から、四季折々のたくさんの情報をいただいており、是非訪れてみたいと思っていたスポット。 
なかなか 重い腰が上がらずだったが、思い立ったが吉日、初めて訪れたものだった。
あの日のお目当てのひとつは 「アサギマダラ(浅葱斑)」
蝶にも疎い爺さん、話には聞いていても それまで 見掛けていても気が付かなかったのか、じっくり目近で見たことも無かった「アサギマダラ」。赤城自然園では 台湾や南西諸島等に渡っていく渡り蝶「アサギマダラ」が、その時期、沢山見られるという情報に期待して出掛けた気がする。

期待した通り、園内の数箇所で、1匹で、あるいは数匹が、飛びまわっており、目の前の草花に止まっては、ポーズをとるモデルのごとくの「お・も・て・な・し」?。
コンデジで カシャ、カシャ、
少々の ピンボケでも お構い無し。
鳥撮りも 蝶撮りも 動くもの撮影、超苦手な爺さん、
蝶をお目当てに遠出するなんて、それまで一度も無かったことで、大満足だったような気がしている。

サラシナショウマとアサギマダラ、

(園内に有る「昆虫館」には 蝶やカブトムシ等の標本が展示されている)


アサギマダラ(浅葱斑)

タテハチョウ科、アサギマダラ属
   翅の模様が鮮やかな大型蝶で、長距離渡りする蝶。
特徴 オス、メスの区別はしにくい。
   アゲハチョウ科の蝶のように細かく羽ばたかず、ふわふわと飛翔する。
   人をあまり恐れず、近づいても逃げない。
分布 日本、朝鮮半島、中国、ヒマラヤ山地
移動 アサギマダラ(浅葱斑)は 長年のマーキング調査の結果、
   秋には日本本土から直線距離で1,000km~1,400km、
   南方の台湾や南西諸島等に、1日当たり200km以上の速さで
   移動する蝶であることが分かっている。
   どこにそのエネルギーが有るのやら 見当もつかない。


 

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スペアミント

2021年08月24日 06時31分15秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

当地、今朝は 雨雲が低く垂れ込めて、周辺の山並みも見えず、
今にも降り出してきそうな空模様だ。
気温は 27℃前後、湿度が高く、ムシムシ、ムンムン。
身体も おもーい、だるーい・・・だったが 
  君の名は?花に尋ねつ朝散歩
ちょこっと近くを歩いてきた。
スマホの歩数計で 約4,000歩

ゼフィランサス、タマスダレ(玉簾)

木立ちベコニア

君の名は?

モミジアオイ(紅葉葵)

スペアミント
通りすがりのお宅の前で見掛けた白い花、
毎度のこと、コンデジで、カシャ!、カシャ!して帰ってきたが、

やっぱり 「君の名は?」。
スマホアプリ「Green Snap」の「調べる」に、「教えて下さい!」したところ、
すかさず回答が有り、花名が「スペアミント」であることが分かった。
目から鱗・・ではあるが

教えてもらっても、自分で調べても そのそばから忘れてしまう爺さん、
忘れてしまわない内に ブログ・カテゴリ「爺さんの備忘録的花図鑑」に
書き留め置くことにした。


スペアミント

シソ科、ハッカ属、多年草、
   和名 ミドリハッカ(緑薄荷)オランダハッカ(和蘭陀薄荷)
   別名 グリーンミント
   ハープとして用いられる植物
   葉の先が、槍(Spear)のように尖っていることから、
   槍のような葉を持ったミント、「Spearmint」の花名がついた。
   多種有るミントの品種のひとつ。
原産地 ヨーロッパ
草丈 20cm~80cm
花色 白色、淡紫色、等
   穂状に咲く種類、茎の節に咲く種類有り、花の大きさも様々。
   葉は シワの入った卵形、常緑、半常緑、
   先が尖っていて、縁にはギザギザがある。香りが強い。
開花期 7月~9月頃
花言葉 「温厚」「温かい心」「思いやり」


 

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「宮廷 花の交遊録」・まんがゼミナール「枕草子」その17

2021年08月23日 11時32分17秒 | 読書記

足腰大丈夫な内に出来る限り、不要雑物処分・身辺片付け整理をしよう等と思い込んでからすでに久しいが、正直なかなか進んでいない。それでもここ2~3年には、押し入れや天袋、物置、書棚等に詰まっていた古い書籍類等をかなり大胆に処分してきた。ただ、中には「これ、面白そう・・」等と目が止まり、残してしまった書籍もまだまだ結構有る。その中に 漫画家赤塚不二夫著、元東京学芸大学附属高等学校教諭石井秀夫指導の古典入門まんがゼミナール「枕草子」(学研)が有る。多分、長男か次男かが、受験勉強中に使っていた「枕草子」の解説本・参考書の一つのようだが、錆びついた老脳でもなんとか読めそうな、まんがで描いたくだけた内容、その内いつか目を通してみよう等と仕舞い込んでいたものだ。ながびく新型コロナ禍、不要不急の外出自粛中、ふっと思い出して、やおら引っ張りだしてみた。当然のこと、本格的な「枕草子」解説本、参考書とは異なり、限られたサワリの部分に絞ったものであるが、学生時代に多かれ少なかれ齧っていたはずの日本の代表的な古典、清少納言の「枕草子」も、ほとんど覚えていないし、「古典」に疎く、苦手な人間には、十分楽しめそうで、御の字の書である。(以上 過去記事コピペ文)


「宮廷 花の交遊録」・まんがゼミナール「枕草子」その17

第106段 「二月つごもりごろに・・・」
学者として、歌壇の第一人者として、最高の教養人として、女官のあこがれの人だった藤原公任から、「少し春ある 心地こそすれ」という和歌の下の句がもたらされ、上の句をつけよと言ってきたが、それに対して、清少納言が、「空寒み花にまがへて散る雪に」と付けて返したことを描いている段。その評価を気にする清少納言の本音も出ている。

清少納言「もう春やゆうのに、おお寒!」
使いの者(毎度お騒がせのメッセンジャー・ボーイ!)「これ、公任の宰相の・・」
清少納言「・・・少し春ある 心地こそすれ・・・ほんまに今日の景色をよう描写してはる」
「白氏文集」から少しひねったこの歌に、上の句を付けろということやけど・・・」
同席されてはるのは、どのような殿方たちや」
使いの者「句を付けるのも、相手次第ということでおますな。ちょいとうるさい風流士がそろっておますで」
清少納言「えーえ、平凡な返歌はでけまへん・・・」
使いの者「早く、早く、短いところでやってえな・・・」
清少納言「うるさいねン。ええ、ままよ、おかあさんと・・・」
「空寒み花にまがへて散る雪に・・」
使いの者「ああ、忙しこっちゃ」
清少納言「でも、それっきり、それっきりで、批評もなしに春の盛りが来てしもた。ワテの返歌、評判良ければ聞きたいけど、けなされてんのやったら、聞きとない」
「あら、左兵衛の督。ワテの評判、どないや、どないや」
左兵衛の督「ヘイ、ヘイ、ヘイ、何考えこんどるねん。近ごろまた、評判はいいで」
「俊賢の宰相なんぞは、えらい感心しよってな、天皇に申し上げて、そなたを秘書にもらいたいと言うてたデ」
清少納言「ほんまどす?、うれしいわあ」


原文だよーん

二月(きさらぎ)つごもりごろに、風いたう吹きて空いみじう黒きに、雪少しうち散りたる程、黒戸に主殿司(とのもづか)来て、「かうて候ふ」と言へば、寄りたるに、「これ、公任(きんたふ)の宰相殿の」とてあるを、見れば、懐紙(ふところがみ)に、「少し春ある 心地こそすれ」とあるは、げに。今日のけしきにいとようあひたるも、これが本(もと)はいかでかつくべからっむと、思ひわづらひぬ。「誰々(たれたれ)か」と問へば、「それぞれ」と言ふ。みないと恥づかしきなかに、宰相の御(おほん)いらへを、いかでか事なしびに言ひ出でむと、心一つに苦しきを、御前(おまえ)に御覧ぜさせむとすれど、上のおはしまして、大殿ごもりたり。主殿司は「疾く(とく)、疾く」と言う。


(注釈)

2月の末頃に、風がひどく吹いて空がとても黒いのに、雪が少し散ら付く頃、黒戸に主殿司が来て、「ごめんください」と言うので、そばに寄ったところ、「これ、公任の宰相殿の文です」と言って差し出したので、見ると、懐紙に「少し春ある 心地こそすれ」(少し春があるような気がする)と書いてあるのは、本当に、今日の空模様にとてもぴったりであるが、この句の上の句をどのように付けたらよかろうかと、思案にくれてしまう。「そこにいるのは、どなた達ですか」と尋ねると「これこれの方です」と言う。皆とても立派な方々の中に、宰相の中将への御返事を、どうしていい加減に言い出せようかと自分の心一つに苦しい思いがするので、中宮様にお目にかけようと(相談しようと)思うが、主上があそばし、もうおやすみになっている、「早く、早く」と催促する。


藤原公任から、上の句を付けるように言ってきた句「少し春ある 心地こそすれ」には 白居易の詩、「南秦の雪」の「二月山寒うして春あること少し」が形を変えて隠されており、それを知らずに上の句を付ければ、笑われてしまうし、意識的に白居易の詩を利用すれば、嫌味になると 思いあぐねた清少納言。白居易の詩を巧みに入れて、詩には無い「花」を出して、「空寒み花にまがへて散る雪に」と付けた。打てば響くような清少納言の学識と才知に、おそらく藤原公任も驚嘆し脱帽したのでないかと想像されるエピソードである。

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処暑

2021年08月23日 09時00分38秒 | 散歩・ウオーキング

今日、8月23日は、二十四節気の一つ「処暑」
暦の上では、暑さが収まり、次第に涼しさが加わってくる時期とされているが、
当地の今日は、朝から27℃前後、雨雲が低く垂れ込め、
今にも降り出しそうな空模様。
ムシムシする暑さで、すっきり爽やかではなかったが、
ちょこっと近くを歩いてきた。
スマホの歩数計で 約4,500歩。
汗ダクになってしまい・・・。

ムラサキシキブ(紫式部)・(コムラサキ)の実

フジ(藤)の実

ハナミズキ(花水木)の実

ヤマボウシ(山法師)の実

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の実かな?、

コノテガシワ(児手柏・側柏)の実

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流れる雲の合間から見え隠れするお月さん

2021年08月22日 21時35分46秒 | 暮らしの記録

相互フォロワー登録している方のブログ拝見していて、今晩が満月であることに気付き、夕食後、夜空を仰いでみたが、なんだか雲が次々と流れていて、その合間から、チラリ、チラリ、見え隠れのお月さん。21時過ぎになって、雲が途切れたところで、カシャ!。
21時2分頃が満月ということで、ラッキー・タイミング。
8月の満月は 「スタージョン・ムーン(Stargeon Moon)」と呼ばれているのだそうだ。

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